よくダイヤモンドの価格はあってないようなものだとか、高いか安いか解らないなどの言葉をよく耳にします。
結論から言いますと鉱山から鉱山から掘り出し、研磨をし、流通をを経てくるのですから有ってないようなものだという事はありません。つまり、石油や石炭ほどの確率で掘れるものではないので価格的にもそれらよりお高くもなります。
問題は価格が妥当かどうかという事になりますが、基準はどこにあるのかという事になります。つまり、何を基準に提示されている価格を測るのかという事になりますが、それは買い求める方々、其々の理想が基準という事になります。
ダイヤモンドは何時も述べるように記念の為、ファッションの為、そして財産保全のためといった用途がある訳ですが、多くの方は婚約指輪等の記念やファッションの為にお求めになります。
どのダイヤモンドもハード的には天然の差異以外を比べるとおおよそ同じようなものですがそこに関わるソフトによってその価格差が生まれて来ます。ブランドものを買うのか、インターネットで買うのか、はたまた銀座の有名店で求めるのかによってその違いが生まれます。
どの様な形態からダイヤモンドを求めるのかは其々の心の中にあるものだという事になります。
高いけれども安心と信用を求めるのか、自らリサーチして自分に合うものを求めるのか、とにかく価格の安い物を探すのか。それぞれですが、何を大事にしてダイヤモンドを手に入れるのかという事になるのです。
ダイヤモンドはハードとしての理想形はない事が既に米国宝石学会の長年のモニタリングにより結論が出ております。つまり同じカットでも見る人によって美観が違ったり、大きさによってもその違いがある事を証明しております。
よくカットの良いダイヤモンドという表現を販売店はしますが、それはあくまでも目安であって思いこまない方が良いのです。あくまでも自分の目によってどう見えるかは大事なのです。
つまり、理想のダイヤモンドというものは其々の中に基準があり、そこに予算や考え方によって目安を作りダイヤモンドを選ぶ事が良いと思います。
ひとつアドバイスをするのであれば沢山のダイヤモンドを、価格やグレードを気にせずに見て歩く事です。必ず自分が綺麗だと思うようなダイヤモンドに巡り合います。一軒、二軒のお店で選ぶ範囲のダイヤモンドを見つける事は出来ないし、その時間も実はダイヤモンドの価値に含まれているのです。
理想のダイヤモンドは皆さんの心の中にあるのですから自分を信じて選んで見てください。
選び方によって自身の性格も解り、もし、婚約指輪であれば相手の深層的な性格も解るはずです。
つまり、見栄っ張りなのか、情緒の欠如なのか豊かなのか、自身に自信がないのかあるのか、人を信じやすいのかどうか等が測れます。ただし、ダイヤモンドに魅了される人々の多くは感性が豊かな心細やかな人が多いと小生の私見ではありますが経験の中から感じます。
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