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2012年4月25日水曜日

牛肉とダイヤモンド!?

 牛肉にはランク分けというものがあり、ABCのランクをさらに5、4,3,2,1といった等級に分かれているそうですが、人其々のの好みとは別なのかなという気もします。

 ある日、アメリカ人の友人と和牛のステーキを食べ日行った時にその彼が

『食べてから言うのも変だけど、マシュマロを食べているみたいだったね』
と食後に述べておりました。

 彼が口にしていたのはAの5等級という最高級品だったのですが、柔らかすぎて肉を食べている感じがしなかったということでした。

 確かに私自身も霜降りはあまり好きではなく、しっかりした赤身の方が好きかも知れません。特にアメリカではローストビーフやプライムリブといった赤身の部位が好まれるという事もありますので彼の感想もそのとおりかもしれません。

 満足感とういうものはどれくらいの量をどういったものを食べたからという事ではなく、食べてみて気に入った物が自分にとって好みの物という事になるのかなという気もします。

 確かに先に最高級と聞いていてそれを食べたという事で満足をする方もいるかもしれませんが実際には其々の好みがって食べてみて良かったという事で、後でない様を聞いてみたらどういう内容の物だったといことで良いのではと思います。

 よく芸能人の格付けで目隠し状態で良し悪しを判定する番組がありますが、あれを見ていても思いますよね。実際に好みとブランドは関係がないということが・・・。

 実はダイヤモンドのグレードが正にその物で、4Cという物も結果論なのです。価格の違いを説明しているだけ記号という訳で(牛肉の等級分けと一緒)その人によって美しいか好みかは別問題だという事です。

 食べてみて、飲んでみて、付けてみて自分に合う物を探し結果的に確認をしたらこのグレードだったという事で、DカラーだからとかVVSだからエクセレントだからという事ではなく自分に合ったものをまず探してみて試すことから始める事が良いのです。

 牛肉だけではなく、ワインや果物なども最近は等級分けされていますがB級品でもおいしいものは沢山あり、その違いは生産者の手間ヒマの等級であり、消費者の志向とは必ずしも一致してはいないということです。

 ダイアモンドに関しては特に事前の物ですから人間の力はそれほどまでには反映されてはいませんので、まず自身の好みで選び後でグレードで説明をしたもらう事が大事です。もしそこの販売員がグレードの事やその意味を把握していれば、ちゃんと説明をしてくれると思います。

 勿論グレードやブランドで選ぶのもその人それぞれの志向性ですから、それはそれだと思います。ただ、内容で選ぶ事を私は勧めたいですね。

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