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2017年1月31日火曜日

ダイヤモンドと花⁉

 『花』というと味気ないけれど『お花』というと何か情緒を感じます。しかし、ダイヤモンドをダイヤモンドといっても似合う名詞と似合わない名詞があるものだと感じた今朝でした。

 今朝TVを見ているとあるお花屋さん出入りする人々の様子を追っていました。お花を買う理由は様々でお客様には彼女の誕生日にという人もいれば歯医者さんで患者さんの矯正期間終了のお祝いにというところもあれば奥様が高齢出産をして感動したのでという男性から色々でした。

 その中で21歳の女性がお友達のお母様に結婚記念日という事でサプライズでお花を贈るという事でした。小さなころから母親と喧嘩をしたり家出をするとこの友人の母親のところに転がり込み相談したり悩みを聞いてもらったりしていたので今では母親とも正面から向かい合う事だ出来るようになったとのことでした。

 カメラが追い、その友人宅に訪問をし、友人の母親に花束を渡すと驚いた様子で、その彼女が理由を説明すると『だって当たり前じゃない娘みたいなもの、じゃあなくて娘なんだから』とその母親は目に涙をしており彼女を抱きしめておりました。

 その時の私の感想は『えっ、本当の母親のとその友人の気持ちは?』などとひねくれた気持ちも若干持ちましたがその喜んでいる姿に少し感動・・・。

 私自身もこの地にお店をもって11年ほどになります。そして向かいにはそれよりはるか以前からお花屋さんが存在をしています。殆ど年中無休で時々申訳なくなることがあります。

 このお花屋さんも例外なく多くのご近所さんや常連さんが出入りをし、毎日市場から入れたお花を店頭に並べ、時にはどこかへ出かけたりおじさんが一人で切り盛りをしています。このお花屋さんにも色々な人々のドラマがあるんだろうなあ・・・と思いながら今朝はお店のカギを開けました。

 そして、それらの様子を見ていてお花が伝えるメッセージは様々だなと思うと同時にお花ってすごいなと思いました。役割が少し違うといってもメッセージを伝えるものとして同じくダイヤモンドが存在をするにもかかわらず扱っている人々の考え方や哲学が少し違うように感じてもしまいました。

 日ごろからは自分自身では気を付けていることではありますが、どれくらいの宝石に従事している人間がこのことを意識しているのだろうなどとも考えさせられました。
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2017年1月26日木曜日

お久しぶり⁉

 先週金曜日、お店のほうへ一本の電話が鳴り響きました。閉店間際という事もありひっそりとした雰囲気の中
『ご無沙汰しております。〇〇様ですね。』
スタッフの興奮したような声が響き、私に電話を引き継ぎました。

『長野の〇〇様です。』

私自身も驚きを感じながら受話器を受け取りました。

 8年ほど前にお仕事で月に一度ほど上京をされていた折に当店と出会い、ジュエリーの制作をされており、数回お店のほうへいらっしゃった方でした。たまたまスタッフも覚えており、いきなり名前を言われたことには
『ものすごく久しぶりにお電話をさせて頂き、長野からといっただけで名前をいっていただいたことに驚きました。』
と驚きを隠せないようでした。

 私自身も数ヶ月前にこの方の話題をしておりましたので正直驚きました。勿論長野県という遠方からのお客様ということで印象的ではありましたが、突然のお電話ということで当方も驚いた次第です。

 当店から季節の折々にお手紙を出し続けていたということもありますが、当店を思い出し、お電話を頂いたことはお店をやっている人間にとっては幸せなことですし、それを送り続けたことが無駄ではないことを証明してくれたことを考えるとお店の原点を感じざるを得ません。勿論私ではなく担当者が送り続けたことを忘れてはいけませんが・・・。

 内容的にはご結婚をなさるということで結婚指輪を是非当店で作成をお願いしたいということですが以前のように頻繁にはこれないのでメールでのやり取りを行いたいとのことでした。おめでたいお話であり、さらに心地よい内容ということでもあり週末をほのかな気分で迎えました。

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2017年1月25日水曜日

何やら鑑定団⁉

 巷で某局の鑑定番組が鑑定した『曜変天目』という焼き物の事で賑わっていますが、そもそも鑑定番組そのものをどう見るのかという観点で見ればそれほど大騒ぎをすることでもないのかなという気もします。

 以前から見ていて鑑定人と思われる人々が価格査定をしていますが、その査定額でその人々が買い求めるのかという事を考えると、たぶん買わないだろうなと思います。

 以前この番組で鑑定された某有名ダイアモンドはその持ち主がたまたま知人の知り合いで査定額の依頼がありましたので査定をしました。

 『ダイヤモンドとしては4千万円くらいでしょう。後は付加価値としてそのダイヤモンドの歴史と身に着けた歴史上の人々への愛着としてどれくらいの価格におなるのかという事を考えると最高で1億5千万円くらいにはなる可能性がありますね。』というお話をさせていただきました。

 実はその話は私自身がこのダイヤモンドがどれくらいの価格でオークションで落札をされたかを知っておりましたので持っている方の自己満足を満たしてあげる意味もあり、リップサービスだったのですがその価格がそのまま数か月後にはこの番組で発表されたのです。

 この時の鑑定をなさった方はたぶん御徒町がどこかの宝石をなさっていた方だと思いますが大よそこのようなケースで出会ったことのないような方だったので彼が出された価格と二重にびっくりをしたことがあります。

 彼は『トータル的にみて1億5千万円ほどのものです』と答えたのです。
『エッツ‼』
私は思わず声を上げてしまいました。

私自身この番組が好きでよく見ていたので
(要するにこんな番組だったんだ)
という思いでした。

 実際には現状でこのダイヤモンドもオークションで7~8千万円、もしくは身に着けた女優のファンであれば1千万円ほど上乗せするかもしれません。しかし。今度のことも含めてこのような番組というものは本当のプロも見ているという事を前提にしないといけないのだろうと思います。

 出ている鑑定人の人々も何やら怪しい人も何人かいます。とくに番組の顔になっているN氏は以前から本当かなと思っていることが多かったのでやっぱりなという今回の感想でした。
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2017年1月24日火曜日

国際宝飾展⁉

 昨日よりIJT(東京国際宝飾展)が始まったのでちょっと顔を出してみました。出足はあまり良くないという感想を述べている出展者も多く、私自身も同様の感じを受けました。

 特に海外からの友人の出展者はおおげさに言うと焦燥感すら感じました。それはこのIJTという事ではなく欧州などの不安定は彼らのビジネスを直撃しており、本来であればこの時期にイタリアで行われるヴィチェンツア・オロを選ぶのが当たり前というか常識なのですが、現状の欧州を考えたときに大きな期待はできないとやむなくIJTに参加をしたということです。

 宝飾展全体の印象的には世界の宝飾展に比べ相変わらずディスプレイがガサツというか詰め込んだ印象の良くないものでしたがこれも日本の業者の風習なのかなとも感じました。

 その中でも今回は欧州以外にも数社ではありますが米国の出展者が目立ちました。アーガイルの米国エージェントなども日本に出展をしてきていることは何を目指してと考えるとやはりIJTに来る中国の富裕層狙いなのかなとも感じました。

 もちろん以前に比べ中国人の姿も少なく感じ、また東南アジアの人々が若干ではあるけれど増えたような印象を得ました。これらは現状を表しているのだろうとフラフラとしておりましたところ順番に多くの人々に声をかけられました。旧知の人からそれほど知らない人まで十数人の方たちに声をかけられましたが正直すべての人を正確に覚えているわけではないのです。とりあえず、会釈はしておきましたが、これがこのような場所の面倒なところでもあります。

 今回はさらにスペースも少なくなりA会場、B会場と別れてはいるのですがB会場の至っては1/3程度しか使用をしておらず一時期は増えた新興企業が勢いをなくしてきた印象があります。

 雑然と積まれた商品群を見ていると商品をただの金儲けとしか考えていない業者が随分と増えた印象があり、一部の老舗の経営者が『こんな場所で一緒に出していることが情けない』と愚痴っておりましたが、この傾向がやがて宝石の価値を失わせていくのかもしれないなどと私自身も感じざるを得ませんでした。

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2017年1月23日月曜日

宝石の名前⁉

 宝石の今の種類はプロでも覚えられないほどありますが、それは一つには以前よりも解析、分析技術が上がってきたことでより細分化したという事があるでしょう。後は実際には鉱物名ではなく商業ベースの名前でそれぞれのメーカーが勝手につけているという事もあるのでしょう。

 例えば、コランダムですが、赤はルビーでありそれ以外はサファイアですがこれはもともとが別の石として認識していたものがコランダムという同一鉱物であることが判明したわけで、それが今では商業ベースで仕分けをされているという事になります。しかい、現在はこの逆のケースが多いのです。

 つまり、以前はトパーズといわれていたものが現在ではシトリンという名の黄水晶であるわけですが、以前は色や見た目が一緒であれば同様の呼び方をしていたのが分析力が上がることにより違う鉱物であることが判明をするというケースです。

 これらの殆どは業界側の都合で知らない間に変更をされているケースが多いのです。もっと言うと業界の都合でつけていた名前が鑑定機関でも採用をしていたものをその後鑑定の分析力が上がることにより知らない名前に変更をされていたというケースです。

 現在では注目をを浴びている『パライバトルマリン』なども以前のパライバトルマリンと違うものを
同系色同系列の鉱物としてパライバトルマリンと呼んできましたが、ここへきて現在のパライバはすべてがパライバではないとして鑑別名を変えようという動きが出てきています。

 本来は皆さんが知っているようにブラジルのパライバ州で取れたものをパライバといっていたのですが現在では他の産地、アフリカのものまでも明らかに色の系統が違ってもパライバとなっていますが、これらがやはり分析の結果同一ではないという事です。

 これまでも鑑定会社や業界の都合で以前とは違う価値や判断になってきたことが多くあります。そろそろ、その辺を打ち止めにしなければ宝石の本来の価値が本当に損なわれるのっではないかと危惧しています。

 『パライバトルマリン』などは多くのお客様に言われることが多いのですが、十年もしたら物がなくなり価値が上がりますと勧められたのに今ではなくなるどころか増えているじゃあないというお言葉です。私自身はダイヤモンドが殆どですからその辺の不都合さはないのですが、業界という事を考えると如何なものかと考えざるを得ないのです。

 多くの販売員は嘘をついているのではなくものを知らないという事だけなのですが、なぜか自信をもって販売をすることが多いために至る所でのトラブルが絶えないのでしょう。結果が変わったときには素直にお客様に説明を行う勇気も必要な業界なのです。正直でなくてはいけません。

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2017年1月21日土曜日

トランプ米国大統領⁉

 今朝、新米国大統領の就任式を見ていてなんだか際物だった大統領候補の言っていることが本当は真をついているのではないかという気にもなってきました。

 つまり、彼の言わんとしていることはまずは自国民の幸せが大事であり、それからのことはそれからだというごく当たり前のことを言っているような気がしてきたのです。

 現代の日本は国際貢献や自国の安全の為にという名目で海外への援助や支援を重ねてきていますが、本当に直近の我が国の国民の役に立っているのだろうか。将来を見てという事なのだろうけれど本当の近未来は今の政治家が想像をするような将来が来るのだろうかという事を考えるとまずは今の積み重ねが大事であると思うのです。

 トランプが言っていることは実にシンプルでもあるわけで、今のアメリカ国民の生活を守るという事で、他国の事なんか知っちゃあいないという事なのだろうけど、これが将来の国際情勢にどのような変化を及ぼすのかはその間にロシアが何をやっているのかということになるのでしょう。

 ロシアが本当にトランプの弱みを握っているのだとしたら本当に恐ろしいことだけれど、暴れん坊同士が喧嘩をしないで済んでいるのならそれはそれで良しなのかもしれないです。

 日本は他国と比べても純粋な海外援助が多く、その割には日本への感謝だったり、貢献への見返りが少ないような気がします。それならそれでまずは自国民へという事を考えてみてはどうだろう。トランプ式の考え方をするのであれば海外援助を抑えてその分を年金に回しその分で確かな補償をすれば皆が安心をして年金の払うだろうし、お金も使うでしょう。

 何も年金からだけ年金の支払いをする必要はありません。年金の支払いを最優先にし、その残りを他に充てるという事でも良いし、無駄な年金、税金の使い道をまず国内向けに使えれば国民の不満や不安が払しょくされるのではないだろうかと思います。

 もちろん単純いそのトランプ方式が良いとはもちろん思いませんが、一考に値するのではないかとさえ今朝の演説を見ていて感じました。

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2017年1月13日金曜日

富を意味するもの⁉

 以前にも書きましたが『富』を意味するものは必ずしも蓄財を意味するものではなく、精神的な物、伝統等々を含めてのものです。

 昨日ご来店をいただいたお客様は年末にも少し書きましたが先月お越しになり、お話をさせていただきダイヤモンドに初めて目が向いたという事でした。

 この一か月人と会うたびにダイヤモンドの話になり、自分が持っていないにもかかわらず皆にダイヤモンドの話をしてとても幸せな日々を送っていたという事でした。それで私の法で提案をさせていただいダイヤモンドをご覧になりにいらっしゃったわけです。

 その話を聞いて私自身も幸せな気持ちにおなりました。たった一度のお会いした機会にダイヤモンドに興味を持たれ、その話だけで幸せな日々を送る事が出来たという事ですから、私自身普段はどちらかというと投資だったり、財産についての話をすることが多いので一方のダイヤモンドの本来の価値を見出していただくことがあるのならそれはそれで本懐でもあります。

 ダイヤモンドが美しさや財産であることは前提ではありますが、一方で代々の継承品として一つの家族に物語や伝統を育ませる役割を果たせる事が出来るのならこれこそが『富』であり、本来の意味合いでもあるのでしょう。

 愛情や富を享受した人々の強さは今までも見てきました。ある意味での『富』とは大きな意味での愛情と蓄財を指していることも事実です。貧困はどうしても妬みや恨みを生み出します。そのために人々は働き稼ぎ幸せを掴もうとします。

 ダイヤモンドはある意味その象徴でもあります。以前諸先輩からダイヤモンドはある意味での達成感や征服感の表しでもあるというように言われたことがあります。それはアニバーサリーだったり、ブライダルだったり、退職した時の記念だったりと何かの節目にダイヤモンドは役に立っていたように思います。

 ダイヤモンドは人々に本当の意味での『富』というものを伝える事が出来るものになっていくことが理想だと思っています。欧米ではその部分がダイヤモンドに対しての認識が違うのでしょう。
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