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2020年10月28日水曜日

今伝えたい事⁉

 新型コロナ禍の中イスラエルもやはり長きにわたりロックダウンをしてきましたが、まだ、ロックダウンは続くのですが先日大使館より連絡があり、入国許可が下りたという事でした。

 やっとイスラエルに渡れるという事でほっとしていたのですが、帰国後の14日間の隔離は必要だということでイスラエル国内では7日間限定で仕事をすることは出来るのですが、帰国後のスケジュールを全てキャンセルをしなければならないという事はよほど考えて渡航計画をしなければと思っています。

 今回はイスラエル国内の移動が多いという事とゴラン高原にも足を延ばすこととなっているので周辺のレバノン、シリヤ、ヨルダン等の国境付近もネット上で確認を行っていたところある記事が目に入りました。

 それは話には聞いていましたがレバノンの国境にいるシリヤの難民の子供たちの事で難民の子供達の誘拐が後を絶たないというものでした。

 その誘拐された子供達が発見をされるときには内臓を取り出され投げ出されているという事でした。難民たちは子供たちの臓器を売って生計を立てているという事は耳にしていたのですが、それはあくまでも取り出しても問題の無い臓器の話です。写真には身体が縫合をされている子供たちが写っていました。

 先進国では移植用の臓器を待っている子供達や患者が多くいることは認識をしていますが実態は綺麗事ではなく、一人の人間を助けるために一人の子供が犠牲になることへの疑問を感じるわけです。

 中国では臓器売買の為の子供の人身売買が行われているという事は知っている人も多いと思いますが、シリアという私自身にとっては遠い国と感じていない国なのですが、そこの難民の子供達の臓器を商売目的で誘拐し殺傷をするという極悪人達がいるという事実を知っている人は少ないのではないでしょうか。

 飢餓に苦しんだり生きる環境が難しい子供達への支援は多く聞きますが体を切り刻まれている子供達のことが報道されることはあまりありません。

 人間という残酷な生き物を俯瞰してみることはあまり機会としてありませんがこの様な記事を目にすると・・・・・。

 一方では不幸にも病気なり怪我なりで臓器移植による手術を待っている人がいて、その人を助けるために臓器手配が行われ、そこに違法に暗躍をする密売業者がおり、それを如何にも合法がごとく表に出し、完治を皆でお祝いをする先進国がそこにはあるわけです。

 難民の子供が殺されその臓器が高額で売買される真実をもっと世界に広めることは出来ないだろうか?

 普段恵まれない子供達の為のチャリティーで末席を汚している立場ではありますが、それ以前の人間としての考えなければならない事を感じた時間でした。

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