新型ウィルス対策として今度の年末年始に17連休の提案ウィルス対策をしている政府ですがこの際のコメントで担当大臣である西村氏から『今回の提案に対して旅行業界からも好意的に受け止められている』との発言をし,まんざらでもないような顔をしていました。
この人は何か勘違いをしているようですね。感染防止に対しての提案をするのに旅行を推奨するような発言をするという事は意味を理解していないでの担当大臣として発言をしているとしか考えようがないですね。
本来感染防止であれば今回に関しては三が日の参拝は自粛をしてほしいという要望を出すか密集を避けるために臨時の参拝所を設置をするとかいうなら理解もしやすいので密集を避けるために休日を増やして旅行をしてくださいともとれる発言は何をかいわんやですね。参拝を分散してくださいで止めるのなら理解をしますが・・・。
過去の例を見てもゴールデンウイークの自粛で第一波が収まり、お盆の帰省を控えた為に一時感染も低迷をしましたが『GO TO キャンペーン』が始まり、拡散が広がりを見せ政府が旅行や外出を促すたびに感染が広がった事実をもっと見つめる必要があるのでしょう。
今の政府に関わらず現代の日本においてもっと本質的な事実と真実を見つめる必要があるのではと考えることが最近多くあります。経済と感染防止を共存という考え方に反対はありません。ただ、どちらに重点を置くかという事になると誰が考えても感染防止に決まっています。
先日さるデパートさんでの事ですがお呼びが掛かってお客様にダイアモンドの説明をしてほしいとの事で先に説明をしていた販売員さんからバトンを受けお客様に対したところお客様から『どうしてこちらのダイアモンドはお高いんですか?』いう質問をいきなり受けフリーズしてしまいました。
一呼吸を置き『どちらの物と比べてという事でしょうか?』という問いかけに海外のインターネットに出ている物と比べてという事でした。私はこの人は何を言っているのだろうと唖然としてしまいました。販売形態が変われば当然価格も変わるわけですが、インターネットのサービスと百貨店のサービスは当然違うし内容が全く違う事は現代人であれば当然理解をしていることです。
それよりも不愉快というかこんな説明をしようがない内容を私に振った百貨店側です。本来であれば小売価格に関しては当然小売店が管理をするものです。現代においてはメーカーは希望小売価格でしか対応はできません。つまり、小売販売関してはどれくらいコストがかかるかは小売店自身でなければ解りません。それ故に価格の疑問がお客様から起きたときには小売店である百貨店が説明をするべきことなのです。
前述の西村大臣にしても価格を尋ねたお客様にしても私に説明を振った百貨店のスタッフにしても大前提となる本質を勘違いした発言や行動は何でもかんでもデジタル化のせいにするつもりはありませんが、もう少し肌と肌を介した社会関係が必要ではないのかと感じるわけです。
ダイアモンドの説明もデジタル化も否定をするものではありませんが、身の丈に合った環境というものが有るような気がします。『過ぎたるは及ばざるがごとし』ですか・・・。
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