一昨日より香港に入りジェム&パールショーを覗いてきました。やはり人造ダイアモンドの出展社が目立ち、十社以上の店頭を覗きファンシーカラーあり、ファンシーシェイプあり、一般的なラウンドの大小ありと様々な人造ダイアモンドが展示されておりました。
気が付く点としてはファンシーカラーダイアモンドに関して淡いものは別にしても色が濃くなっていくとやはり経験上の目の中の記憶にあるものとは違いを感じます。つまり、自然界には存在しないだろうと思われる色が存在します。もちろん経験を多く持っていることが条件になるとは思いますがベテランのダイアモンドビジネスマンにしてもやはり同じような感想を持っておりました。
もっと驚いたことは当然といえば当然なのですが既に価格の低下が始まっているということです。このことはすでにアメリカのマーケットでは始まっちることはレポートされていましたが現在の量産と取扱業者が増えれば当然の成り行きということになるのでしょう。
現在最大の生産国である中国の業者の姿はほとんどなく多くは研磨業の最大国であるインドの業者が圧倒的に多く、驚いことに人造ダイアモンドの原石からの販売をすでに行っておりました。
このような例は過去にも多くありましたが研磨における利益の享受がなくなると材料である原石の処分にかかるということは天然のダイアモンドにおいても過去にあったことです。その理由としては豊富な財力もなくこのようなビジネスに参加をすることにより財政的に苦しくなり材料をそのまま売りに出るというものです。
天然に関しては一定の販売指針があり、更には人造と違いどんどん生産されるものではありませんから値崩れということに至りませんが、人造に関しては後からどんどん生産され更なる値崩れの恐れがありますからその前に売ってしまおうということになるのでしょう。
このような現象から見ても本来研磨してからの販売に利益の享受があるわけですから愚かな行動とみるしかないのですが、そこに見えてくるのは過剰生産による値崩れの予想が彼らの行動に走らせているのでしょう。
いずれにしても米国においても一昨年をピークに価格の下落傾向がみられるようですから、日本での市場性がそこまで大きくなることは考えられないでしょう。
勿論一つのマーケットとして価値観というもなありますので本物ということにこだわらない人々も多くいるわけですから一定の範囲では広がるのでしょう。ただし宝石の世界とは似て異なるものであることは間違いがありません。
過去にもキュービックジルコニアがある一定の評価を受けどんどん生産が行われることにより価格も下がり挙句の果てに販売シェアがほとんどなくなり単なるアクセサリーの材料化として例もあります。いずれ人造ダイアモンドも同じ道を歩むような気がするのは私だけでしょうか?
https://ameblo.jp/diamonrow
気が付く点としてはファンシーカラーダイアモンドに関して淡いものは別にしても色が濃くなっていくとやはり経験上の目の中の記憶にあるものとは違いを感じます。つまり、自然界には存在しないだろうと思われる色が存在します。もちろん経験を多く持っていることが条件になるとは思いますがベテランのダイアモンドビジネスマンにしてもやはり同じような感想を持っておりました。
もっと驚いたことは当然といえば当然なのですが既に価格の低下が始まっているということです。このことはすでにアメリカのマーケットでは始まっちることはレポートされていましたが現在の量産と取扱業者が増えれば当然の成り行きということになるのでしょう。
現在最大の生産国である中国の業者の姿はほとんどなく多くは研磨業の最大国であるインドの業者が圧倒的に多く、驚いことに人造ダイアモンドの原石からの販売をすでに行っておりました。
このような例は過去にも多くありましたが研磨における利益の享受がなくなると材料である原石の処分にかかるということは天然のダイアモンドにおいても過去にあったことです。その理由としては豊富な財力もなくこのようなビジネスに参加をすることにより財政的に苦しくなり材料をそのまま売りに出るというものです。
天然に関しては一定の販売指針があり、更には人造と違いどんどん生産されるものではありませんから値崩れということに至りませんが、人造に関しては後からどんどん生産され更なる値崩れの恐れがありますからその前に売ってしまおうということになるのでしょう。
このような現象から見ても本来研磨してからの販売に利益の享受があるわけですから愚かな行動とみるしかないのですが、そこに見えてくるのは過剰生産による値崩れの予想が彼らの行動に走らせているのでしょう。
いずれにしても米国においても一昨年をピークに価格の下落傾向がみられるようですから、日本での市場性がそこまで大きくなることは考えられないでしょう。
勿論一つのマーケットとして価値観というもなありますので本物ということにこだわらない人々も多くいるわけですから一定の範囲では広がるのでしょう。ただし宝石の世界とは似て異なるものであることは間違いがありません。
過去にもキュービックジルコニアがある一定の評価を受けどんどん生産が行われることにより価格も下がり挙句の果てに販売シェアがほとんどなくなり単なるアクセサリーの材料化として例もあります。いずれ人造ダイアモンドも同じ道を歩むような気がするのは私だけでしょうか?
https://ameblo.jp/diamonrow
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