ページビューの合計

2018年9月25日火曜日

人造ダイアモンド⁉

 人造ダイアモンド、いわゆるCVDに関しては今までも見解を述べてきましたが、実際に取り扱おうとしているところも多くあり、また、実際に輸入ジュエリーの中のメレーの中CVDが混在をしている事例が多くなってくると、ある意味の危惧をしています。

 実際に先日とあるイタリアのダイアモンドジュエリーの有名ブランドであるD社のジュエリーの中からCVDが発見されたという事がありました。これは販売の際に鑑別書をとったところで確認をされたのですが複数石確認をされたとのことです。

 実際のこれらのジュエリーは本国ではなくアジア圏で制作されているものも多く、混入の可能性は大きくなってきているのです。多くの場合はダイアモンドのマニュファクチュアで確認を行い、更には工場で確認作業を行っているのですが、なかなかそれも困難な作業であることの裏付けでもあります。

 日本のメーカーや輸入元でも簡易的な判別機は使用をしていますが完全ではないと言えるでしょう。ある程度の大きさの物(0.3ct程度)はグレーディングリポートを作成する際に確認をとれますが、小さなメレーなどは難しいとも言えます。

 殆どのCVDは中国産ですのでどうしてもインドを含めたアジア圏では横行しやすい傾向があります。勿論米国では以前から公表の上発売を行っていますのである意味の市民権は持っているのですが、あまり成功をしてようには聞いていません。

 現在も多くのアクセサリー会社や呉服の会社では販売を検討しているようですが、本来の宝石商にってはその取扱いはタブーといってもよいでしょう。

 実際に米国のCVD取り扱いブランドの導入する予定の呉服の販売会社もあるようですがターゲットはブライダルと聞いているのです。もし、そうならば暴挙と言えるでしょう。何故ならばブライダル市場自体が縮小化している状況下での事とであり、更には一般的なサイズの0.3ctから0.5ct前後を検討しているようですが、CVDが安価であるといっても地金がPTなりK18を使うことを考えると上代でそれほどの差が出てこないという事です。

 つまり、ピンクダイアモンドであれば上代は1/100位の差になりますが白いダイアモンドであれば多く考えても1/3くらいでしょう。それも30万円が10万円という程度のものです。そうなれば現代の若者の琴線に触れるような価格差ではないと考えます。CVDのコスト自体はあまり変わりませんが天然のピンクダイアモンドであれば普通に考えると上代で100万円から150万円前後でしょうから、そうであれば意味もあると思いますが・・・・。

 いずれにしても、天然であることが宝石とダイアモンドの価値の一つであり決して装飾品としての価値だけを謳っているものではないので、それぞれが取り扱いを慎重にする必要もあるのでしょう。

https://ameblo.jp/diamonrow
 

2018年9月24日月曜日

デ・ビアスの凋落⁉

 以前にも書きましたが、彼のデ・ビアス社が人造ダイアモンドを直に販売をするという事が話題になりましたが、何の為にという事も考えておかなければなりません。

 ダイアモンド鉱山を多数所有をし、更には天然ダイアモンドの盟主として地位を気づいてきたデ・ビアスですが、自らの首を絞めかねない方針です。その要因として所有をしてきた鉱山からの産出量の激減なのか、もしくはコントロール力のなくなったダイアモンド業界への当てつけなのか、そのほかにファンドの存在なども含めて色々な要因があるとは思います。

 しかし、鉱山からの産出減であればむしろ都合がよく価格への対応を行えばよい訳で、はたまた
シェアが少なくなったという事なら、それは依然のようなプロ-モションへの可能性を考えたほうが良いわけです。

 一番の問題点はファンドの問題です。もし、売り上げ重視のファンドの要望に応えるためであったならば、明らかな間違いです。

 つまり、今までの状況を見ているとスーパーブランドの殆どがファンドの傘下に入り、売り上げ重視の販売方法をとるために以前のようなブランドのイメージというよりどこででも手に入る高額な雑貨という位置付けだけになってしまいました。

 挙句の果てに色々な形でのバーゲンを行い、バーゲンハンター達もその餌食となっているのが現状です。そんな中でダイアモンドが同じ方法をとるとしたらその場限りの売り上げを追うために値下げです。

 他の鉱山会社は半官半民だったり、大手鉱山会社の一部門であるという事もあり、顕著に勢力を伸ばしてきましたがデ・ビアスに関してはその逆です。力の衰えは隠せません。勿論、彼らとしても安易に安売りは敢行できませんが、人造ダイアモンドであればという事なのかもしれません。

 いずれにしても、あのデ・ビアスが自分の首を絞めかねないことをやるのですから、一つ間違えば首を絞める事にもなる訳です。

 もし、そうなった時に何を行うかとしたら値下げかもしれないし、身売りなのかもしれません。他の鉱山会社に対してならば良いのですが、それ以外の方法をとった時には由々しき事態が起きるかもしれません。

 いずれにしてもデ・ビアス社はもうあのデ・ビアス社ではないことを認識しておかなければならないかもしれません。
https://ameblo.jp/diamonrow
 

2018年9月21日金曜日

終活⁉

 自分自身もそれなりの年齢になっているから解らないわけではないのですが、ここ数年になって『終活』という言葉が目立つようになってきました。勿論広辞苑に載せられるようになり、それなりのブームにもなっています。

 しかし、最近のこれらのブームの底に高齢者社会というものが有るわけですが、いくつかの疑問もない訳ではありません。『終活』といっても一概に終焉がいつ来るのかはそれぞれ人により変わってく訳ですからそこに対する疑問です。

 つまり、ガン宣告なり他の重病の宣告を受け、ある意味自身の終焉時期を意識するようになってのであれば別ですが、ブームなり商売のコマーシャリズム的のものに乗ってその気になること自体に疑問が起こるのです。

 現代では60代に入ると意識をするというデーターがあるそうですが、自身の周りを見ても80代でも活躍されている方も沢山いらっしゃいますし、更には70代であれば現役ど真ん中の方も大勢いらっしゃいます。

 『終活』というものを始め、20年なり30年なりの人生がまだあるとしたら、なんとさみしい人生の終末なのかとさえ感じるのです。つまり、人生のほぼ1/3近い人生を終活に費やすることになるのです。

 勿論、死というものを前向きに捉える事やその準備を必要だとは思いますが、前述のように死期を宣告された人が行うなら理解をします。高齢(この高齢も政府の都合で呼ばれていますが)だからと言って死期が近い訳でもなく高齢になってからの方が病気になっても最後を迎える時間が長くなるという事もありります。

 さらに言えば最近高齢者の運転事故が多くなってきたということが話題になりますが、交通事故の大半は高齢者以外の世代であり、比率から言えばが高齢者はむしろ少ないとも言えます。

 政府も高齢者をもっと働かせようとしていることも事実ですし、実際政治家の大半は高齢者です。もし、そんな高齢者に国の運転させるのであれば事故の心配をもっとしなければなりません。殆ど勘違いをしている高齢大臣や政治家に国を任せることをもっと憂慮すべきです。

 自らを高齢と感じ死期を意識するのなら別ですが、メディアや政府が『終活』を煽るということは如何なものかと考えます。その裏には商売や税金対策があるように感じ訳です。

 もっと前向きに人生を送れる方法なり、考えを持つことを考えてはどうかと感じる今日この頃です。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年9月17日月曜日

ショーメ展(ガッカリ)⁉

 昨日、本日が最後という事でフランスの老舗『ショーメ』の展覧会みたいなものを丸の内の三菱1号館美術館で開催をされていましたのでちょっと覗きに行ってみました。

 正直びっくりしました。休日とはいえこれほどの来場者がいるんだと感心するような状況でした。

 いつもこの類の展覧会を見て思うのですが、来ている人々を外見で見る限りですがあまりジュエリーに日ごろから関心をお持ちの感じではない感じの人が多いという事です。

 イメージから言うと普段からジュエリーに興味を持ち、自らもそれなりに身に着けているいる人が多いのかなと思うのですが、そうではなく中にはおよそジュエリーには縁のなさそうな男性や若い人々が多いのです。

 若い人々はジュエリーの勉強中という事も考えられますが、それにしてもそのテーマにはそぐわさなさそうと言っては失礼ですが、びっくりします。

 それにもましてビックリというかガッカリしたのはその内容でした。残念という意味であえて言いますが、展示品の一貫性の無さと説明書きのあやふやさです。レプリカがあれば直近の新製品もあれば『ショーメ』とは全く関係のない肖像画が飾ってあったりと無理くりと展覧会にした感じがしました。

 ショーメと言えば若き日のナポレオンを助け、のちに皇帝になる際の載冠式の際に王冠の制作の依頼をしたところから皇帝御用達になったとされていますが、実はその辺の歴史があやふやにしか説明されていません。実はこれが正確な情報とは言えないのであやふやな感じがするのでしょう。

 実はこの物語は1780年にサントノーレ通りにあったエティエンヌ・ニトという職人の小さな宝石店の物語であり、その100年ほど後の1885年にそこにいた職人でもあったジョゼフ・ショーメの名前から『ショーメ』と名乗り始めたわけですからその一族でも何でもない訳です。

 さらにはバンドーム広場での営業はその際からであり、いくつか疑問を持つような煮え切らない歴史の背景があります。

 つまり、『ショーメ』イコールナポレオン物語で、更にはバンドーム広場で最も歴史の古い老舗ブランドと説明はなっていますが、エティエンヌ・ニトの時代の1780年から数えてという事ですから、それは一般的に言えば『ショーメ』としてではありません。創業一家が名を変えたというなら別ですがそうではありません。

 ですから130年余りの歴史と考えればそれほどの展示物もないでしょうし、京都であれば幼稚園くらいの扱いしかされな程度の歴史ということになります。

 元々のニトの店を引き継いだのか独立をしたのかで中身が変わります。展示品を含め、その歴史の説明についてもあやふやなものが多いので、なぜかガッカリをしたのでしょう。出来ればその背景を明確にしてもらいたいものです。同じ論法でいえば私のお店は200年以上の老舗という事になります。ぜひ明確にしてほしいものです。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年9月14日金曜日

間違った行為⁉

 宝飾品の展示会を覗き見て思う事が、特に最近顕著でもあると感じるのがレベル差です。

 以前はそんなに大きな差があったようには感じないのですが、明らかに同業とは感じられないような差が見えて取れます。

 つまり、ジュエリーという大きな括りの中での差を指すのですが、これはアクセサリーの類だと思えるものからハイジュエリーと言われるものまでの差ですが、更にはそこへ望むものの心構えというか考え方という事なのです。

 今回参加をした展示会においての事ですが、自分が台風の被害にあい、被災をしたことを前面に打ち出し、ビジネストークの中で頻繁に使用をしている業者がいたという事です。

 以前の宝飾業界では信じられないようなことでもしそのような負に気を出したら主催者か上司から怒鳴りまくられていたことでしょう。ある意味夢を売る商売ですからそんな中に被災者当人であることを大々的に打ち出すという行為、ましてや同情を買うような行為というものはご法度なわけです。

 時代が変わったのかジュエリーというものの位置が変わったのかわかりませんが、価値を下げる行為であることは否めません。この業者自身がジュエリーというものの意味を解らずに商売をしているのであるとは思っていますが、お客様の中にも情にもろい方たちもおられると思うのでそのことに反応をする方もおられると思うのですがそれは決してジュエリーのためにはなりません。

 以前にもこの展示会には自分が手術をしてその費用が必要なので買ってほしいという事をアピールしていた業者がおりましたが、そこまで来ると何をかいわんやという気持ちです。

 いずれにしても宝飾業界というものは夢を売り、誇りを売るビジネスです。同情を売るなら他の仕事に付けばよいので何もジュエリーの価値を下げながらそのビジネスに従事する必要は無いのです。

 考え方の問題だとか古いという声も聞こえそうですが、宝飾ビジネスに古いも新しいもありません。古来から育まれてきた価値が価値そのものなのが宝飾品です。その根幹が変わることはないと考えています。宝飾品ほど長い時代を生きてきたビジネスはありません。時代を巻き戻す態度やスタイルが新しいことなどはあり得ないのです。

 勿論、違うビジネスととらえれば別ですが・・・・。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年9月9日日曜日

最後の砦のダイアモンド⁉

 今回は西日本の台風被害を始め、本稼働胆振東部地震という災害に会い多くの観光客が巻き込まれましたが、特に中国人の困惑はひどいようでした。

 それはブラックアウトにあう事により電子マネーが使えなっかったという事です。

 日本と違い多くのアジアの国、特に中国、韓国は電子マネー化が進み、現金をあまり持って歩かない習慣が身に付き始めています。しかし、電子マネーというものは名前のとおり電気があってのことです。

 今後の大きな課題として今回のブラックアウトは良い教訓になるのでしょう。日本人は現金文化が根強く、老いも若きも現金というものに固執している部分があります。根底には災害を始めいざというときに頼れるものは現金という事があるのでしょうが、日本という島国であり、頼りないといっても安定した政府と経済がそこにあります。

 ましてや多くのアジアの国は政府なり国が安定をしていないということも有りますが、セキュリティの問題もあり、現金ではなく電子マネーに傾くというのも分かります。しかし前述のように日本よりもインフラの安定に問題がある国々が多くありますのでいずれ大きな問題が起きるような気がします。

 しかし、一方で現金がどれほど安心できるのかというとそれはそれで問題もあります。勿論、多くの日本人が現金を持ち歩いていることは海外の人間も知っていますし、今回のように国内で起きた災害であっても来日中の外国人が災害の最中に現金欲しさに事件を起こすことも十分に考えられます。

 また、日本の一千三百兆円を超える借金の問題もあります。これは殆どが国内からの借金であることは周知の事実です。つまり、法律で決まれば借金を棒引きにし、円の切り下げを行えない訳ではありません。そうなれば円はただの紙屑です。

 現代の日本でそんな馬鹿なと思う方もいるかもしれませんが、以前にもこのブログで触れたことも有りますが、実際には日本で終戦間もない昭和22年にも金融緊急処置法として円尾切り下げが現実に行われていますし、近々でも金融緊急時に保証は上限1千万円という法律が出来たことは記憶に新しいと思います。

 それ故に電子や政府保証の貨幣というものは当てにはできません。それ故にはやりだしたのが仮想通貨ですが、実際には各国の金融機関がシャシャリ出してきてこれも当てにならなくなりました。

 そこで登場するのがダイアモンドです。最近の状況をみていても顕著とまではいいませんが、大きなダイアモンドの動きに変化が出てきたことは否めません。それは電子マネーの普及が多くなってきた国ほどに顕著になってきています。これは自らの動きが国や金融機関に把握されやすい国の人々ほど敏感になっているという事でしょう。

最後の砦がダイアモンドなのかもしれません。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年9月7日金曜日

北海道胆振地震⁉

 今回の北海道の地震は自分の故郷でもある訳でもあり、更には多くのお客様がいるという事もあり憂慮しておりますが、連絡が取れた人々は意外と外で心配するよりも平然としておりました。

 勿論、犠牲者の方もおり、非常に残念な気持ちもありますが映像を見る限り、いつも感じることは山のすそ野沿いの家屋の事です。裏山があり、そこからの土砂災害の様子を見ることが如何に多いかという事を感じます。

 今回の厚真町に関してもやはり裏山を背にした地形でした。勿論ほかの災害から身を守りやすい場所でもあるのでしょうが、もし山のすそ野からもう少し離れたところに家屋があればという映像が如何に多いかという事を感じます。

 更には札幌市内でもより多い被害のあった清田区にしても以前から災害が有ったら間違いなく被害にあうといった場所であることは地元の人ならわかっていた場所です。

 これらの場所を顧みたときに共通しているのは地代の安さです。もちろんそこに住める場所があってのことが前提ではありますが、更にはこの時期にこのような事を書くことは適当ではないのかもしれませんが、経済的背景が被害に及ぼす影響が大であることを改めて感じさせます。

 今回も札幌の山の手である宮の森や円山などは停電以外の被害はほとんどなく、2日経った今日などは普通の生活をしているとのことです。

 大きな自然の枠の中で経済的に恵まれている人々の負の部分は生きていくうえですこぶる少なく、経済的に恵まれない人の人生における負の部分は極めて多いのは経験から感じていますが、今回改めて感じている次第です。

 しかし、これらのことが生きていく上での大きな道しるべになっているような気がします。常に安物を探す人々は決して最後の好結果を得る事が出来ないような気がします。それは経済的に恵まれているかどうかではなく、その物を選ぶ時の考え方という事だと思います。

 こんな時期にこんなことを書くことは不謹慎かもしれませんが感じたままで書いてみました。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年9月4日火曜日

なんとなく気持ちが悪い⁉

 昨今の報道を見ていても気持ちの悪いことが多いような気がします。森加計問題に始まり、日大問題、レスリング問題、ボクシング問題、更には今回の体操問題とよくも出てくるものです。

 そんなことを考えているとなぜか合点も行かないし、気持ちの悪いもことがあります。

 ダイアモンドの事ですが以前から指摘をしているのですがカットグレードに関してはダイアモンドの持っているそれぞれの色彩に応じてかなりの割合でプロポーションの率が変わってくると思っています。(経験からだけではなく)

 それはローカラーのところはシンメトリーがきちっとしていることを前提に必ずしもエクセレントメークが美しい訳ではないという事です。以前ローカラーのところをエクセレントメイクとj若干浅めのフェアメイクのものを並べてどちらが綺麗かを数名の人に指摘をしてもらったところやはり殆どの人がフェアメイクを綺麗としました。

 しかし、現実には現在においてはカラーレス物のもローカラーのものも同じ基準でグレードを出していますので美しいからと言って必ずしも良いグレードとはされません。この辺が気持ち悪いのです。つまり、美しさというものは人が目で見て感じるものですから数値で表せる事が出来るものではありません。しかし、それが世間の基準なのです。
 

 現在、世間の基準をメディアが作っているような気がするのが冒頭に気持ち悪さです。どの問題も幕引きのないままに次の問題に移り、庶民が悪代官いじめられているのを正義の味方であるメディアが徹底的に叩くという構図が出来上がり、実際に何かの効果が生まれているのだろうかという事です。

 殆どがパワハラを前提にした問題ですが、一番根底にあるようなパワハラ問題。現在の自民党総裁選などはそのパワハラの権化のようなことですがメディアは単なる総裁選で終始しています。

 自分に入れなければ、とか自分が支持した候補に入れなければ報復があるようなニュアンスだけならよいが誓約書まで書かせるなどとは正にパワハラです。ましてや現総理の安倍さんは現役の私がいるのに立候補をしてくるなどとは正に反逆だというようなことを言っています。こんな人が日本の総理です。

 自民党の国会議員にいたっては8割が安倍支持で固まり、国民の意見の反映どころではありません。そんな総裁選を見せられていると気持ちが悪くなってきます。日本のメディアのどこでもよいから今回の自民党のパワハラ選挙を取り上げ、問題にするところはないのだろうか?

 とにかく気持ちが悪い⁉
https://ameblo.jp/diamonrow/entry-12402528854.html#_=_

 









































































































































































































































































































































































 

2018年9月3日月曜日

宝飾業界の分散化⁉

 昨今の景気状況の中宝飾業界の分散化が始まっています。

 特にダイアモンドに関してはブライダルを中心に扱っているところはほぼブライダル業態に特化し、通販業界に特化しているものなども顕著です。更には日本ジュエリ協会の体質にもよるのでしょがアクセサリー業界との共存的な分野も目立っています。

 特に昨今話題のCVD(人造ダイアモンド)の顕著さからアクセサリー業界ではCVDの扱いについては殆ど抵抗がないようですが、多くの日本ジュエリー協会の加盟社はこのことに関しては戦々恐々ととしているようです。

 しかし、現実には先日の日本ジュエリーフェアを見てもアクセサリー業界との混在は免れることはできないような状況ですから、新たに真のジュエリー協会が設立されなければ難しい状況です。

 また、体質的に宝飾業界であっても長年の環境や世代の変化により本来の宝石業とはかなりかけ離れた状況になっていることも事実です。多くの場合若い本来の宝飾の最盛期を知らない人たちが現業界の中心になっているために運営も難しい状況でもあるのです。

 今まで一緒くたにしてきた業界はそろそろ明確な線引きが必要なのかもしれません。多くの百貨店は統合が続き、多くの運営会社は宝飾業にそれほど重点をおいてはおりません。以前の売り上げに困ったら宝石部に頼るといったを状況をやはり今の経営者望みません。

 多くの場合効率の良い物販を中心においた運営がなされていますので、外商部も多くの百貨店ではそろそろのけ者扱いになっています。そうなると多くの高額帯の宝飾はブランド店か専門店に流れていきます。

 また、高額帯と言えば多くの売り上げは高額時計に集中し、宝石はお飾り程度しか置いていない百貨店も多くあり、とてもではないけれど高額品を売る状況にもありません。しかし、宝飾品の顧客がいまだに存在する事も事実です。ただそれらの顧客に提案するだけの商品がないというだけです。

 このままだと本当に本来に日本の宝石店は宝飾業界の分散化の中からさえはじき出されるのではないかと懸念をしています。

 そして、更には投資用ダイアモンドの台頭によるダイアモンド業界の分散化も明確になってくる日も近いのでしょう。