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2017年9月21日木曜日

ダイヤモンドは贅沢品か?

 文化の違いもあるのだろうけれど、欧米諸国とわが日本国のダイヤモンドに対する考え方の違いは結構著しいものが有ります。

 日本では何かと贅沢品扱いを受けるダイヤモンドですが、その原因となるものが尾崎紅葉の『金色夜叉』に書かれている『1ctのダイヤモンドに目がくらみ』という一説なのではないだろうかとおもいます。

 明治に開国を行ってから多くの外交官たちが海外へ渡り、そちらで行われる際に使用したダイヤモンドジュエリーが税金で購入をしていたにもかかわらず持ち帰りの際には無税(この法律はいまだに続いています)となり、個人所有を許されてされていたといわれております。当時の外交官多くは良家でお金持ちという前提がありますからその人たちが所有をしているものと考えがあったのでしょう。

 勿論当初から海外では家系に継承をされる宝飾品としての象徴だったわけですが日本では金持ちの象徴的な物がありました。それは昭和のバブル時代までにも続き、成功を収めて際に手に入れたいものがダイヤモンドだったわけです。それ故に人々はダイヤモンドに憧れ今でもそれは続いているのです。

 しかし、現代において政府がいくら景気の回復をアピールしてみても現実の社会では景気の良さは微塵のありません。そんな中一番の贅沢品とされるのが宝飾品であり、ダイヤモンドなのではないでしょうか。

 それでは贅沢品とは何ぞやという事ですが、基本的には実用品ではなく、分に過ぎたことであったり、実用品であっても必要限度を超えたものを指しますが、ダイヤモンドはどうでしょうか?

 以前から来ていますが家宝として継承するもの財産の保全、動産としての価値等々考えるとこの価値を幾ら位かと考えるわけです。それぞれの個人の状況によって違っては来ると思いますが、数百年そして財産の継承等々を考える五百万円でも安いと考えるか、それなら実用的に考えて1億円にしようかそれぞれが考えるところです。

 ここで考えるダイヤモンドとは宝飾品というより実用品として欧米のようにとらえるかどうかだと思います。勿論状況によっては宝飾品としても実用性はあるのですが。その部分を実用性を測るところから考えるとダイヤモンドは贅沢品なのか否かという事です。勿論その時にお金があるかどうかということも有りますが・・・。
https://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp

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