今回のイスラエルの出張の際に 大粒ダイヤモンドの査定を依頼され行ってきました。
この査定というものは過去同様のグレードの内容のないものを過去の周辺グレードのものを資料参考にし価格の査定を行うものですが、毎度もめることがグレードの信ぴょう性です。
今回もオリジナルではGIAのFL(無疵)のグレードが出ているのですが、私自身の判断はIF(無疵に準ずる)ということでした。持ち主はGIAが間違いなくグレードを出しているという事だったのですが、私はそれを否定しているのではなく現状はという事を話し、何らかの変化が起きている可能性があるという事を説明し、再度GIAにグレードを依頼することとなりました。
結論から言うと現状GIAも私と同じ判断でIFという結果が出ました。つまりグレードというものはグレーディング時を前提としていますからその後のダイヤモンドの変化には責任を持ちません。勿論それではビジネスになりませんから、現在はGIAで2年間、国内主要鑑定会社でもソーティングのみで半年間、リポートで1~2年間というのが相場です。ただし、ダイヤモンドに変化を与えていない同条件でという事になっています。
今回はGIAにリポリッシュ部分をマーキングしてもらい再度FLの結果を貰ったほうが良いだろうという結果になりました。
以前から述べているようにグレードイコール価格ではありませんが、このレベルの大粒ダイヤモンドとなると一つの目安としてなければいけません。それは小粒のダイヤモンドでも同様ですが目安としてはやはりあった方が販売するものにとっては都合が良い場合もあります。
しかし、小粒になりダイヤモンドそのものの価値というより周辺枠やデザイン、更にはパッケージ、広告宣伝費の割合がある程度の幅を占めるようになるとグレードイコール価格ではなく価格帯の順番を説明するのみとなります。
勿論グレードだけでいえば価格の説明書としての役には立ちますが、価格の決定要因としては十分ではありません。小粒のようなコマーシャルサイズのものは大雑把に分けるだけですから勿論4Cだけで十分ですが大粒になるとその4っつの要因だけでは決まることはありません。
ましてや現在のようにTVショッピング等も含めて多種多様なグレードのものが販売されるようになるともう殆どグレードの意味を成していません。極端な話が大きさと見栄えだけで良いのであってこれが本来の形といってもよいでしょう。
いずれにしても大粒であれ小粒であれグレードが価格を決めるわけではないという事を改めて感じた今回の内容でした。ちなみに今回の大きさは」100cts未満とだけにしておきましょう。
http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp
この査定というものは過去同様のグレードの内容のないものを過去の周辺グレードのものを資料参考にし価格の査定を行うものですが、毎度もめることがグレードの信ぴょう性です。
今回もオリジナルではGIAのFL(無疵)のグレードが出ているのですが、私自身の判断はIF(無疵に準ずる)ということでした。持ち主はGIAが間違いなくグレードを出しているという事だったのですが、私はそれを否定しているのではなく現状はという事を話し、何らかの変化が起きている可能性があるという事を説明し、再度GIAにグレードを依頼することとなりました。
結論から言うと現状GIAも私と同じ判断でIFという結果が出ました。つまりグレードというものはグレーディング時を前提としていますからその後のダイヤモンドの変化には責任を持ちません。勿論それではビジネスになりませんから、現在はGIAで2年間、国内主要鑑定会社でもソーティングのみで半年間、リポートで1~2年間というのが相場です。ただし、ダイヤモンドに変化を与えていない同条件でという事になっています。
今回はGIAにリポリッシュ部分をマーキングしてもらい再度FLの結果を貰ったほうが良いだろうという結果になりました。
以前から述べているようにグレードイコール価格ではありませんが、このレベルの大粒ダイヤモンドとなると一つの目安としてなければいけません。それは小粒のダイヤモンドでも同様ですが目安としてはやはりあった方が販売するものにとっては都合が良い場合もあります。
しかし、小粒になりダイヤモンドそのものの価値というより周辺枠やデザイン、更にはパッケージ、広告宣伝費の割合がある程度の幅を占めるようになるとグレードイコール価格ではなく価格帯の順番を説明するのみとなります。
勿論グレードだけでいえば価格の説明書としての役には立ちますが、価格の決定要因としては十分ではありません。小粒のようなコマーシャルサイズのものは大雑把に分けるだけですから勿論4Cだけで十分ですが大粒になるとその4っつの要因だけでは決まることはありません。
ましてや現在のようにTVショッピング等も含めて多種多様なグレードのものが販売されるようになるともう殆どグレードの意味を成していません。極端な話が大きさと見栄えだけで良いのであってこれが本来の形といってもよいでしょう。
いずれにしても大粒であれ小粒であれグレードが価格を決めるわけではないという事を改めて感じた今回の内容でした。ちなみに今回の大きさは」100cts未満とだけにしておきましょう。
http://ameblo.jp/diamonrow
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