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2017年7月20日木曜日

ダイヤモンドは資産⁉

 私自身の本来の仕事でもありますが、資産としてのダイヤモンドの手配をさせていただくことが近年増えていますが、実際にはその手のものをコントロールすることは難しく、まずは情報が入ってくるかどうかが決め手にもなります。

 今年は運よく3PCSほどの取り扱いをさせていただきましたが、実際には年に1~2個が精一杯です。勿論その下のサイズを取り扱うとなると数量はもっと増えますが、数千万から億の単位となるとまずは取り扱うダイヤモンドに出会う事の先決です。幸いにも長くこの仕事をしていますからそれなりに情報は入ってくるのですが特に50ctsアップのラウンドとなると年間数個に限られますし、同じように虎視眈々とその情報を狙っている人間は常に100人を超えています。

 つまり、手に入れて手配をすることは決して容易なことではありません。それ故に資産としてのダイヤモンドなのです。ただ日本人にとっては持ち運ぶ現物資産というものは経験上もあまり認識をしておりませんから時々ビックりすることも有ります。

 つまり、持ち運ぶ事が出来るという事は盗む方から考えても実に便利な物でもあり、換金もそれほどは難しくありません。ただ現代はGIA(米国宝石学会)での登録化や世界中での現物確認や指紋認証的に現物の特定ができるようになってきましたので、表立っての処分は難しくはなってきています。

 しかし、日本人にとっては土地や証券といったものや良くても金塊程度のものが資産としての認識ですから意識して資産としてのダイヤモンドを持つようになってくるとますます需要が増えさらに手に入りにくくなってくるのではないかと思っています。

 もちろん結果としてダイヤモンドの値上がりが起きるわけですが、近年のオークション等を見ていると特にファンシーカラーダイヤモンドの値上がりが顕著です。

 我々の仕事はオークションに掛かった時点では既に遅すぎますから常に原石の市場にも目を見張っていなければなりません。そのためには日夜海外ともコンタクトを取らなければいけないし、更には需要としての顧客管理も必要となってきます。

 それは資産としてのダイヤモンドの管理に始まり、運搬や運用に関してもご指導をしなければいけません。動く資産というものに慣れていただくためにもいつもお話をする必要もあるのです。
http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp

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