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2017年5月11日木曜日

ダイヤモンドと希少性⁉

 ダイヤモンドに関しても他の宝石に関してもよく希少性という言葉が使われますが、希少性というものなんだろうと考えた時に数字で表せるものなのか、はたまた需要に対して供給の量なのか?これら言葉の矛盾を感じる時があります。

 なぜならいくら存在が少ないからといって需要も少なければその価値はありません。また、ある程度の量があり人間が生きることに不可欠であれば価値はありますが希少性といことにはなりません。

 つまり、人間の欲望が存在をし、さらにはその欲望の対象のものが存在をしないという前提から希少性という事は考えることが望ましいのだろうと思います。

 よく宝石の展示会であまり見かけない半貴石等をいかにも希少性が高いかのような説明をしていますが、この言葉の使い方が適切ではないことが解ります。つまり誰も知らなく需要もないものは希少性とは呼べないわけですから皆が知らない半貴石等に希少という言葉を関することは適切ではないという事が出来ます。勿論その後の説明と実際に需要が芽生えた時に使う事が出来るかもしれませんが・・。

 ましてやほとんどの希少性というのは財なり、サービスなりに伴う経済的価値を表しますから、それらの役を持たない、ましてや処理をしてある色石等は希少性という言葉に適さないわけです。

 一方ダイヤモンドに関しては水ほど人間生活に必要ではありませんが高価です。これは水に比べて希少性があるという事になります。つまり、ダイヤモンドは財・サービスといった経済的価値があることを証明します。勿論、宝石は希少性を前提としていますのでダイヤモンド以外でもその希少性に準ずるものは当然あるわけです。

 ただ一般論としてダイヤモンドイコール希少性という事になるのですがすべてのダイヤモンドにそれが当てはまるのかというと現代の以上においては必ずしもそうは言えません。

 例えば小粒のダイヤモンドやある程度の大きさがあっても低品質のものは必ずしも希少性があるとは考えません。しかし、ある一定以上の大きさになると美しさを前提として必ずしも高品質ではなくても採掘量が少ないという意味財・サービスの伴う希少性を待ちます。

 ダイヤモンドに関してはもともと経済的価値からしても世界的経済学者が希少性の例として挙げてこられたものですが、今後に関してはダイヤモンドの中の希少性を見極めることが重要になることは否めないでしょう。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow

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