ページビューの合計

2017年2月6日月曜日

地金相場⁉

 最近TVで金相場の高値に関しての報道を目にしますが異論があります。

 多くのメディアはトランプ相場というタイトルを使用することが多いのですが、果たしてという事です。つまり現在の相場がトランプ大統領の動向にリンクしているのかという事ですが、多くの報道ではトランプ政権の危うさや不安定さを要因としていますが、全くないとは言いませんが疑問です。

 まず、トロイオンス(米ドル相場)で見ると決して彼が当選したかどうかという事に関しては多小の影響があったとは思いますが就任をしてからは主だった動きはありません。ましてやその影響はここ数年の動きの中であってもほとんど大きな影響があったとは思えません。あるとしたら為替相場でしょう。

 また、不安定要因であるならばこれからまだまだ相場が上がることが考えられるわけで、決して今換金の最良期であるというコメントも当てはまらないということになります。

 そもそも金相場や米ドルは不安定期や有事に強いという定説がありましたが現在では果たしてどうなのだろうと思います。いざというときの安全資産という事になるのですが現在では米ドルをそこまで頼りにする存在であると考える人はどれくらいいるのだろうと思います。

 金に関しても他の有価証券等と関連付けされ過ぎているので必ずしも安全資産とも言えなくなってきています。勿論換金ができるという意味ではまだまだその役割は果たしていると思いますが、その代替はないのかというと必ずしもそうではありません。

 もちろんいまだにその相場は政治や経済というものを前提に相場は動くのですが、その役割は以前ほど多くはありません。多くの場合安全資産というものは移動やそのバリュウのボーダーレスが前提ですが電子マネー化や仮想通貨時代に入るとその役割は大きく後退をしたと考えざるを得ません。

 もっと言うならば金相場という一大相場市場というものはいつの時代まで続くのであろうかと危惧さえします。勿論それは現物市場の終わりを告げることにもなりますので大変怖いことですが・・・。

 ただ、仮想相場や仮想通貨が幅を利かせる時代は来たとしてもその結末を考えると恐ろしくさえ感じます。そんな中でのダイヤモンドという存在が増してくるのかどうかはわかりませんが仮想通貨というものや相場とういうものは一瞬の誰かの操作や意図で(これはAIかもしれない)壊滅する恐ろしさを持っているものかもしれません。

❝ダイヤモンド・ファースト
http://diamond-exchange.jp

0 件のコメント:

コメントを投稿