国際宝飾展が終了して半月程経とうとしていますが出展社数社と話をする機会があり驚いたというよりやはりと感じた次第です。
殆どのところが出展を後悔しているという感想です。来場者の数も年々減り、会場のスペースも狭くなり、出展業者も宝石というよりアクセサリー業というようなところが増えおよそ宝飾展とは呼べないような現状は一部出展社の考え方にもあるようです。
本来欧州型の宝飾展として始まったはずなのですが、宝飾店というより展示会ありきといった主催者の考え方の在り方にも問題があるでしょう。本来あった最新作の発表や新規顧客の掘り起こし等々業界を盛り上げるものとしての立ち位置に会ったものが現在ではただの即売会になっており、さらにはそのために一般客を導入し、挙句のあてには海外の一般客のツアーまで導入し、何を考えているのだろうかとさえ思います。
主催者は展示会を維持するためにあらゆる導入方法を考えその場しのぎの手法を取り、出展社の方も卸、小売り考えず一般客であろうと小売店であろうと金を払う人がお客とばかりに販売を行っています。勿論まじめに宝飾展として参加をしているところもあるわけですが、そこはただお付き合いと旧知の人々との懇談会場所と化しています。
出展社のディスプレーにしてもここまで宝飾品の価値を下げるか?と思うような飾り方でショーケースいっっぱいに商品を詰め込んでいるところもあれば魚市場かと思うような積み込み方をしている業者もいます。販売の前に自分たちが扱っているものを理解することから始めてもらいたいものです。
本来は業界の為に若きデザイナーや職人の作品を世に出す登竜門であったり、メーカーの新しいコンセプトの発表の場所でなければならないはずですが、セキュリティーにしてもずさんで型どおりで、本当に管理運営をするつもりがあるのかとさえ思わざるを得ません。
東京、香港とアジアで大きな国際宝飾展として催されているわけですが大規模な宝飾展で毎年のように盗難があるのはこの2か所くらいでしょう。香港などはそのために写真付きIDを来場者には義務つけるようになりました。しかし、日本はその気配もありません。そのうち世界で唯一毎年盗難の起こる宝飾展という事になるのかもしれません。
バーゼルはもちろんの事、特にラスベガスのJCKShowにしてもJANYにしてもセキュリティーはもっと厳しく盗難に関しては主催者側が保険を掛けるという徹底ぶりです。そのために出展社や来場者にはかなりのハードルの高さを要求されます。ただ最近のラスベガスには甘さも出てきているように感じます。その理由は主催社が本来のJCKから日本と同じ主催社に変わった頃から始まっているのです。勿論米国法人、日本法人の違いはありますが・・。
いずれにしても本来業界発展のための宝飾展が業界の足を引っ張る催しにならないことを願うだけです。
卸値で一般客に販売をされて小売店はどう対応すれば良いのか。もしくは、業界再編ということで小売店を必要をしないのか。だとしたら普段卸す先がなくなって慌てふためいてもしょうがないですよね。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow/entry-12245740949.html
殆どのところが出展を後悔しているという感想です。来場者の数も年々減り、会場のスペースも狭くなり、出展業者も宝石というよりアクセサリー業というようなところが増えおよそ宝飾展とは呼べないような現状は一部出展社の考え方にもあるようです。
本来欧州型の宝飾展として始まったはずなのですが、宝飾店というより展示会ありきといった主催者の考え方の在り方にも問題があるでしょう。本来あった最新作の発表や新規顧客の掘り起こし等々業界を盛り上げるものとしての立ち位置に会ったものが現在ではただの即売会になっており、さらにはそのために一般客を導入し、挙句のあてには海外の一般客のツアーまで導入し、何を考えているのだろうかとさえ思います。
主催者は展示会を維持するためにあらゆる導入方法を考えその場しのぎの手法を取り、出展社の方も卸、小売り考えず一般客であろうと小売店であろうと金を払う人がお客とばかりに販売を行っています。勿論まじめに宝飾展として参加をしているところもあるわけですが、そこはただお付き合いと旧知の人々との懇談会場所と化しています。
出展社のディスプレーにしてもここまで宝飾品の価値を下げるか?と思うような飾り方でショーケースいっっぱいに商品を詰め込んでいるところもあれば魚市場かと思うような積み込み方をしている業者もいます。販売の前に自分たちが扱っているものを理解することから始めてもらいたいものです。
本来は業界の為に若きデザイナーや職人の作品を世に出す登竜門であったり、メーカーの新しいコンセプトの発表の場所でなければならないはずですが、セキュリティーにしてもずさんで型どおりで、本当に管理運営をするつもりがあるのかとさえ思わざるを得ません。
東京、香港とアジアで大きな国際宝飾展として催されているわけですが大規模な宝飾展で毎年のように盗難があるのはこの2か所くらいでしょう。香港などはそのために写真付きIDを来場者には義務つけるようになりました。しかし、日本はその気配もありません。そのうち世界で唯一毎年盗難の起こる宝飾展という事になるのかもしれません。
バーゼルはもちろんの事、特にラスベガスのJCKShowにしてもJANYにしてもセキュリティーはもっと厳しく盗難に関しては主催者側が保険を掛けるという徹底ぶりです。そのために出展社や来場者にはかなりのハードルの高さを要求されます。ただ最近のラスベガスには甘さも出てきているように感じます。その理由は主催社が本来のJCKから日本と同じ主催社に変わった頃から始まっているのです。勿論米国法人、日本法人の違いはありますが・・。
いずれにしても本来業界発展のための宝飾展が業界の足を引っ張る催しにならないことを願うだけです。
卸値で一般客に販売をされて小売店はどう対応すれば良いのか。もしくは、業界再編ということで小売店を必要をしないのか。だとしたら普段卸す先がなくなって慌てふためいてもしょうがないですよね。
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