ページビューの合計

2013年11月9日土曜日

ダイヤモンドへの想い!?

 ダイヤモンドへの考え方は色々ありますが、多くの場合は知識がないばかりに限定をされています。例えば多くの方はダイヤモンド・イコール・ジュエリーという事になると思いますが、かつての私にとってはビジネス上のツールということでした。

 勿論、現役のバリバリの時には原石であったり、光学機器の部品としてであったり、時には財産としての需要という前提でのビジネスツールでもあったのですが、やはり多くはジュエリーの材料としての部分でした。

 しかし、現時点のように、展示会のお手伝いをさせて頂いたり、店舗での消費者のお相手をさせて頂くようになると、一寸勝手が違ってきました。

 以前にも書きましたが、ダイヤモンドを眺めていてストレスを発散する方もいれば、想いを馳せて涙する人もいる訳です。そして何よりもプライドを与えてくれます。

 単なるジュエリーについている材料と捉えると、経済状況の良くない時には贅沢の極みで無駄な物と考える人が多くいる中で、そうではなく捉える人々にとっては贅沢品ではなく心の必需品だったり、優越感の対象であってりする訳で、贅沢品とは違った想いがあります。

 先日も小さなサイズのファンシーグリーン・ブルーイーブンなるダイヤモンドをご購入頂きましたが、白い同サイズのものから考えると、数百倍の価格になる場合がありますが、その価格の問題ではなく、この地球上でそれほど多くの人が所有できないものを手にする歓びと、やはりその魅力を手に入れる事を考えると、ジュエリーの価値に置き換えたものとは決して同じにはならないのです。

 私自身が、それらの方達に教えられたような気がします。多くのジュエリービジネスに携わっている方達はその価値と意味が解らなく、販売方法に四苦八苦している訳です。

 ダイヤモンドは決して一つの顔ではなく多くの顔を持っています。早くそれに気が付く事によりマーケットが広がり、宝石という物がそう簡単に手に入る物ではなく、希少なものだという事に気が付いてもらえるのではないでしょうか。

 そうすれば、贅沢品としてではないダイヤモンドのマーケットがそこには広がってくるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿