昨日、ご来店をされたお客様から
『ファンシ―・イエローとベリーライトイエローはどう違うんですか?』
という質問を受けました。
質問の趣旨はファンシー・イエローは高価で、ベリーライトイエローは安価な印象があるけれどどう違うのかということでした。
このような質問をよくされる事がありますが、常々書いている事ですが改めて、説明すると基本は業界側が販売をしやすくする為に高価である事の基準に近いニュアンスを表現方法とし使用している為の誤解であります。
本来ベリーライトイエローという表現はファンシーイエローのトーン(色合い)の低い物を表現する言葉でしたが、何時の日かグレードをDカラーから始まるメジャーの色合いの低い物を表現する言葉として使用するようになりました。それはDカラーがNO1として始まるとL、M,Nカラー等になるとグレード的な表現方法としてネガティブなイメージがあると勝手に思い込んだ人々が前述のような表現方法でそれを逃れようと目論み、たまたまそれが大手といわれる企業と鑑定会社が主体となっていたので一般化した訳です。
いわゆる世界的に表現方法としては使用される事のない日本独自のグレードとして独り歩きし、経験少ない販売員たちがその表現方法を広めたという事です。
以前にも書きましたが真珠の品質を表わす『花玉』という表現は本来、浜揚げした状態で手を加えていない上級品で入札などの基準になる物を表わす言葉ですが、今ではネックレスなった物や通販等で良く見かける表現となってしまいました。それ自体すでにその評価の範疇外である訳で
車の免許を持っていない人をF-1レーサーと言っているようなものです。
また、ルビーの最上級品の色を表現する『ピジョン・ブラッド』というのも本来はミャンマーのモゴック地区の鉱山で採掘された物を前提としていましたが、現在はその近隣のものも含めております。
しかし、いずれにしても非加熱処理である事が前提ですが現在は加熱処理をしている物も一部の鑑定会社や業者は最上級品を表わす『ピジョン・ブラッド』という表現を使用しています。
これらはいずれも国際的には認知されているにしても公的な表現ではないという事を逆手にとった表現方法であり、意図的である事は間違いがありません。そのような事を続けることは将来的にマイナスになる事が多いのですが、最近では海外の業者が活躍している事もあり、国内の将来を懸念するような事はないのでしょう。勿論、国内の業者も多いのですが、どちらにしても良識の問題という事になるのでしょうね。
これを良しとするかどうかはあなた次第という事ですね。
『ファンシ―・イエローとベリーライトイエローはどう違うんですか?』
という質問を受けました。
質問の趣旨はファンシー・イエローは高価で、ベリーライトイエローは安価な印象があるけれどどう違うのかということでした。
このような質問をよくされる事がありますが、常々書いている事ですが改めて、説明すると基本は業界側が販売をしやすくする為に高価である事の基準に近いニュアンスを表現方法とし使用している為の誤解であります。
本来ベリーライトイエローという表現はファンシーイエローのトーン(色合い)の低い物を表現する言葉でしたが、何時の日かグレードをDカラーから始まるメジャーの色合いの低い物を表現する言葉として使用するようになりました。それはDカラーがNO1として始まるとL、M,Nカラー等になるとグレード的な表現方法としてネガティブなイメージがあると勝手に思い込んだ人々が前述のような表現方法でそれを逃れようと目論み、たまたまそれが大手といわれる企業と鑑定会社が主体となっていたので一般化した訳です。
いわゆる世界的に表現方法としては使用される事のない日本独自のグレードとして独り歩きし、経験少ない販売員たちがその表現方法を広めたという事です。
以前にも書きましたが真珠の品質を表わす『花玉』という表現は本来、浜揚げした状態で手を加えていない上級品で入札などの基準になる物を表わす言葉ですが、今ではネックレスなった物や通販等で良く見かける表現となってしまいました。それ自体すでにその評価の範疇外である訳で
車の免許を持っていない人をF-1レーサーと言っているようなものです。
また、ルビーの最上級品の色を表現する『ピジョン・ブラッド』というのも本来はミャンマーのモゴック地区の鉱山で採掘された物を前提としていましたが、現在はその近隣のものも含めております。
しかし、いずれにしても非加熱処理である事が前提ですが現在は加熱処理をしている物も一部の鑑定会社や業者は最上級品を表わす『ピジョン・ブラッド』という表現を使用しています。
これらはいずれも国際的には認知されているにしても公的な表現ではないという事を逆手にとった表現方法であり、意図的である事は間違いがありません。そのような事を続けることは将来的にマイナスになる事が多いのですが、最近では海外の業者が活躍している事もあり、国内の将来を懸念するような事はないのでしょう。勿論、国内の業者も多いのですが、どちらにしても良識の問題という事になるのでしょうね。
これを良しとするかどうかはあなた次第という事ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿