昨今のフィンテックを見るとわかるように現実の経済指数は殆どが実体経済とかけ離れています。つまり過去の運用データーはもはやそれこそ過去のものであり、先読みもできないような内容です。
現実のフィンテックというものはデイ・トレーダーが横行しているように数分単位の 売買や大手ファンドなどのマネー・ゲームの様相を呈しています。
これら新社会主義的な資産運用方法は短期的に膨大な資産を形成できる可能性もありますが、一方不安定な要素もあります。そして、何よりこれらの運用は社会を豊かにすることはありません。格差社会という面をより一層鮮明にするわけです。
旧資本主義の世界では人や社会のインフラに投資をすることが主であり、それが社会を豊かにすることにもなっており、それらの手間暇が経済の源でもあったわけです。現代のIT世界ではその手間暇が要らないわけです。つまり根本的な実体経済を動かすことはないのです。
一方,ダイアモンドの資産運用というものはその中間にあり、一般庶民の物でもなく新社会主義を本分としている人々の物でもありません。過去においては富裕層が個人として保有するものが殆どでありましたが、現代は多くの場合大粒のダイアモンドに関しては法人として保有し、運用をするという形態に変わりつつあり、長期を見越した法人の資産運用及び保全の一つとしての認識です。
問題はよく言われることですが、手放すときにとても安価になるとか、ただ同然だったというよな不信感を持っている人々も多く、それは過去の販売方法にあり本来のダイアモンドの販売方法とは違っているという事もありますが、流通面も多くあります。
大粒の資産用のダイアモンドを購入する方法としてダイアモンドのディーラーを通して購入する方法やネット、更には宝飾店、百貨店とといった方法がありますが、その購入方法により購入価格が変わります。それぞれのメリットデメリットがありますが、価格的なメリットだけを言うなら、ディラーかネットでしょう。但し、ディラーは高額品であり、ネットは先に決済をすることが必須となります。勿論、百貨店や宝飾店で購入するメリットもありますが資産性を考えると価格的にはリターンが遅くなるという事になるでしょう。
今後の需要としての伸び率はますます増えるであろうと想像をしますが、それに値するダイアモンドを考えるとそれほどの量は出てはこないだろうとも考えます。
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