最近、資産として のダイアモンド問い合わせを受ける機会が多くなっています。その背景には金融市場の現在の状況が大きく影響をしているように感じています。それは地金市場にも見られるように株式市場とリンクしている部分が見られるわけです。
つまり、多くの資産家はお金の行き先といかに効率よくそのお金を動かすかを考えているわけで決して錬金術のレベルで考えているわけではなく、単純に言うとゲーム感覚でリスク回避を如何にするかという考え方のようにも見えます。
投入している株式に対する資金を如何に動かすかという経過の中で利益確定資産として地金に資金を運び、また株式市場が盛況が見込まれるなら再度地金から離れ株式市場に資金を運ぶわけです。
ここ数カ月はその動きが顕著で新型コロナ禍において株式市場が迷走しそうな様子であった8月には金は史上最高値を付け、株式市場は一時下落傾向にあたのですが、ワクチンの状況が見えてくると一挙に株高地金安傾向に動き始めました。最近では株高とともにプラチナが高騰し始めていることを注視しておかなければなりません。
以上の様な資金の動きの中にダイアモンドが入り始めているわけですが、それはやはり利益確定の一部として価値が下がらないダイアモンドに一部をシフトしておこうという動きなのでしょう。金地金も先物があるように価格が一定ではありません。
しかし、ダイアモンドは絶対数が少ないのですべての資産家に対応が出来るわけではありません。つまり、お金があるからといって効率の良いダイアモンドを手に入れる事が出来るわけではありません。そこで少しでも手に入りやすいダイアモンドを手に入れておこうという心理もあるのでしょう。
法人が手の内にある資産家は特に企業の金融資産として保持しておこうとか、悪く言えば会社のお金でダイアモンドを買っておこうという考え方なのでしょう。現在の現代アートのブームもその類なのです。そうしておけば経理上のメリットもそれなりにあるわけです。
結果としてダイアモンド価格は上昇傾向になり、資産として有効なものとなりうるわけです。(これらには最低条件のサイズと品sつはありますが)
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