明けましておめでとうございます。
という言葉がふさわしくないような雰囲気でもある新年のはじまりです。勿論前を向いて進むしか人類にはできないわけです。
タイトルに『ダイアモンドの新年』という言葉を使いま したが、本来であれば元々のダイアモンドの歴史をひも解くという意味ですが、我が日本においては新年と言って良いのだろうと感じた昨年でした。
新年から意味不明なことを言っていますが、実は昨年末からいくつかの問い合わせが来ています。それはダイアモンドを資産として法人が持てるかどうかという事です。
実は昨年は絵画関係が百貨店などでは著しい売り上げを上げています。その顧客の多くは40代50代の若き経営者たちです。特に現代アートで今流行りのバンクシー等などが売れているわけです。
この多くが会社の資産としての購入という名目が付いています。現代アートの過去の歴史を見れば価値としての価格というより流行りの価格といった様相が濃いものなのですが資産という形で法人として購入をする場合が多いと聞いています。
結論から言うと勿論ダイアモンドを法人の資産として持つ事が出来ます。しかし過去の例を見ると販売する側がその認識を持った販売方法をとっては来なかったのでその認識がないだけなのです。
もっと言うと販売側がそれだけの知識無くして販売をしてきたわけです。つまり、以前はちゃんとした資産として販売をしてきたという事実もありますが、近年の日本においての販売方法はそれらの知識を持った販売員もいなかったという事にもなります。
装飾品、宝飾品、宝石といった分類があやふやになり、装飾品を如何にも宝飾品として扱ったり、付加価値を持たない宝飾品を宝石の類の様な販売方法をとったり、宝石に準ずる程度の物を宝石として販売をしたりときたない言葉でいえば『味噌もくそも一緒』といった状況でした。
本来であれば後にオークションにかかる程度の付加価値の付いた物を宝飾品、そして資産として将来的に値上がりも期待の出来る物を宝石として扱ってきたはずなのですがそれは今や衰退し、結局は今の想像の出来た状況になってしまったのです。
しかし、顧客の方からのお声掛けが『資産としてのダイアモンド』ということになると話は逆流ではありますが、良い方向に向くという事になります。それが私の言う『ダイアモンドの新年』という事になります。
つまり、資産という条件を考え提供をするという事を考えると、販売形態や市場手数料というものを考えなければいけません。現代アートの平均価格が2千万円から3千万円という事を考えるとダイアモンドでいえば10ctsのコマーシャルクオリティーという事になります。
(2)へ続く
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