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2019年3月26日火曜日

利便と懸念⁉

 ここのところイスラエルでの利便性や昨今のAIやITのおける懸念を書いてきましたが、現在国連において自立型兵器の規制や開発の抑止をテーマに議論が繰り広げられていることはあまり知られていません。

 利便性でいえば生活が豊かになるという前提ですが、AIやITが進むことにより世界が共通のいわゆる道具を持つことになります。本当にそれが生活が豊かになるという事かという疑問がどうしても脳裏をかすめるのです。つまり、生活の豊かさというものは世界共通なのかどうかという事も含め、その豊かさというものが疑問なのです。

 現状世界中の夜景のすばらしさはLEDを中心にしたコンピューター制御のライトアップです。つまり。AIやITにある意味任せた人口の夜景です。確かに綺麗ですがなぜか感動が深くありません。それは同じ景色が他でも見られるような気がするからかもしれません。当然人口のものですからどこででもみられるものになる訳です。

 世界はお国柄というものを前提に文化や個性が成り立っています。それらの消滅はAIやITにより行われるのではないだろうかという懸念があるのです。いわゆるお国柄の文化や景色、個性がそこにあり人間の感動というものも深くなるのだと思うのです。

 これらの部分であればまだ許容範囲かもしれません。しかし、前回も書きましたが全自動の自動車が本当の意味での自動車。つまり、AIが搭載された車が出来上がる途上にあります。既にこれらがハッキングの脅威にさらされていることは周知の事実です。人間の開発スピードを超えたAIのハッキングソフトはいとも簡単に出来上がります。つまり、コンピュータで出来上がった車はAIの攻撃により大事故を起こすことも可能なのです。

 冒頭に書いた自立型兵器は正にAIを搭載した人間の判断を必要としない兵器です。ドローン型や戦車型等々はすでに開発段階を経て完成間近となっていますがその規制はありません。

 テロ対策として顔認証し、テロリストを特定攻撃が出来るというものですが、顔認証を書き換えられたらどうすのだろうという事も考えます。

 本当にこのままの進化という恐怖を放っておいてよいのだろうか?

 子供たちの人間教育も含めてこのままで良いとも思えません。政治家にもAIを加える時代が来る必要性があるのかもしれません。

 しかし、それも良いことだとは思えません。
https://ameblo.jp/diamonrow

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