先日ゴルフ仲間であり、外交官婦人でもある知人から例の日本人ジャーナリスト解放の件の裏話を聞いて『なるほどなあ』と感じることがあり、物事には表と裏があり、表から見ている人にはそれが正面であり、裏から見ている人にはそれが正面なんだと思いましたが何事も裏と表があるがどちらから見ることが正しいのかは立場によっても異なるという事を改めて感じました。
ダイアモンド業界においてもダイアモンドの価格の一つの目安として4Cがあることは皆が知っているようですが実際にはそれが絶対的な物ではないこともプロであればだれもが知っています。
しかし、小売り現場で販売という事を考えると4Cに対してそれ以上のことは必要がないと多くの小売りの販売員は思っています。であれば実際にはそれで価格競争を行う事は倫理的にも間違っているわけですが、それはあくまでもプロ側からの意見であり、販売側からするとダイアモンドを売っているわけではなくショッピングをしてもらっているのだから余計な知識は小売りの現場には必要がないとなり、それが正論となるのです。
グレーディングをするに10倍のルーペを使用し、熟練したグレーダーが決められた環境で行うというのが条件になっていますが、この熟練したという曖昧さもありますが、元々絶対的な物では言ことが前提となっているわけです。
ただ、ここにきて資産用だとか投資用だとなると特に大粒のダイアモンドに対してはそのようなわけにもいきません。何故ならクラリティー一つとっても例えばIFであれば大よその範囲は決まりますがVVS,VS,SIとなるとクラスごとにその範囲は大きくなっていきます。
つまり、IFを1mmの幅だとするとVVSクラスには20~30mmの範囲があり、これがVSクラスになると100mmくらいの幅があります。SIにいたっては500mmくらいの範囲があり、その中で1,2とそれぞれを分けたとしても価格で考えれば同じグレードであっても何層もの価格が存在します。
同じグレードであっても内包物の位置や種類によっても価格は変わりますし、その大きさによっても勿論価格は変わります。それはダイアモンドのププロ側から見れば常識的な事と言え実質的に大きなシェアを占めているブライダル等の範囲の中ではそこまで考えなくても良いとなる訳です。
しかし、それであれば4Cを使った価格競争的なことはするべきではなくむしろブランド色などの付加価値で販売を心がけることが市場に対する誠意と言えるのではないでしょうか。現代ではもちろんそのような販売方法をとっているところも多いだろうし、そういううところしか残ってはいないと思いますが、消費者も御徒町に行けば安く買えるとは思わない方が良いでしょう。やはりそれなりの価値にしかならないのではないでしょうか。
特にブライダル等に関してはダイアモンドそのものより思い出なりその物語等を大事にした方が良いのではないでしょうか。
いずれにしてもどの立場で物事をとらえるのかによりその裏表は変わるのだと思いますが、本来の正面から物事をとらえることが大事なのだとおもいます。
https://ameblo.jp/diamonrow
ダイアモンド業界においてもダイアモンドの価格の一つの目安として4Cがあることは皆が知っているようですが実際にはそれが絶対的な物ではないこともプロであればだれもが知っています。
しかし、小売り現場で販売という事を考えると4Cに対してそれ以上のことは必要がないと多くの小売りの販売員は思っています。であれば実際にはそれで価格競争を行う事は倫理的にも間違っているわけですが、それはあくまでもプロ側からの意見であり、販売側からするとダイアモンドを売っているわけではなくショッピングをしてもらっているのだから余計な知識は小売りの現場には必要がないとなり、それが正論となるのです。
グレーディングをするに10倍のルーペを使用し、熟練したグレーダーが決められた環境で行うというのが条件になっていますが、この熟練したという曖昧さもありますが、元々絶対的な物では言ことが前提となっているわけです。
ただ、ここにきて資産用だとか投資用だとなると特に大粒のダイアモンドに対してはそのようなわけにもいきません。何故ならクラリティー一つとっても例えばIFであれば大よその範囲は決まりますがVVS,VS,SIとなるとクラスごとにその範囲は大きくなっていきます。
つまり、IFを1mmの幅だとするとVVSクラスには20~30mmの範囲があり、これがVSクラスになると100mmくらいの幅があります。SIにいたっては500mmくらいの範囲があり、その中で1,2とそれぞれを分けたとしても価格で考えれば同じグレードであっても何層もの価格が存在します。
同じグレードであっても内包物の位置や種類によっても価格は変わりますし、その大きさによっても勿論価格は変わります。それはダイアモンドのププロ側から見れば常識的な事と言え実質的に大きなシェアを占めているブライダル等の範囲の中ではそこまで考えなくても良いとなる訳です。
しかし、それであれば4Cを使った価格競争的なことはするべきではなくむしろブランド色などの付加価値で販売を心がけることが市場に対する誠意と言えるのではないでしょうか。現代ではもちろんそのような販売方法をとっているところも多いだろうし、そういううところしか残ってはいないと思いますが、消費者も御徒町に行けば安く買えるとは思わない方が良いでしょう。やはりそれなりの価値にしかならないのではないでしょうか。
特にブライダル等に関してはダイアモンドそのものより思い出なりその物語等を大事にした方が良いのではないでしょうか。
いずれにしてもどの立場で物事をとらえるのかによりその裏表は変わるのだと思いますが、本来の正面から物事をとらえることが大事なのだとおもいます。
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