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2018年11月5日月曜日

『華氏119』⁉

 現在進行中の入管移民法改正案というのが来年4月から施行の為に今国会での成立を目指しているみたいですが、これは今連日話題になっているアメリカへの南米移民キャラバンの合法版を日本で行おうとしていることで、決して浅知恵で行えるものではないと思っています。

 あの移民大国のアメリカでさえ手に負えないようなことを長く島国思考で行ってきた日本の政治家が考えられることなのだろうかと思います。現実に認めてはいないとしても世界第4位の移民大国の日本です。正式に認められていない移民というか不法滞在者も含めこれだけの外国人が日本に滞在をしているわけです。

 これらの統計を含めてほとんど把握をできていない状況で単純に就業者不足というだけで本当にこんな法律を作ってよいのだろうか?

 今回は特に単純労働を前提に考えているようですがこれは単に最低賃金の更なる低下と非正規労働者の賃金や就業先をさらに減らすことになり、格差拡大を顕著化させるだけではないだろうかと考えるとそう簡単に法律に出来るものではありません。

 我々のビジネス上これらの社会を目の前で見える仕事をしていると本当にそのことを感じます。それは長い将来の日本を見たときに決して良い方策とは言えません。

 決して移民を排除したり反対をしているわけではありません。将来を日本を考えるとそのことも必要な事でしょう。しかし、現実には今でも合法的に日本にいる外国人の問題も解決をしていません。日本在住の外国人の健康保険の受益者が日本に住んだことも来たこともない人が単純に家族が日本に住んでいるだけで日本の健康保険の対象になり、その保険料を日本国民が負担をしています。以前そのことはタレントのローラの父親が母国で行った診療の還付を日本で受けていたという事で問題になったことがあります。このケースの場合は実際に診療儲けてはいなかったからさらに問題でした。

 日本では受け入れ側の体制ばかりがクローズアップされがちですが、実際には移民側の問題点を海外で克服するとが先でであることが非常に重要です。何故ならば日本と違い殆どの国は自分ファーストです。これは宗教も含めての事ですが、『郷に入らば郷に従え』という概念がありませんから必ず対立へと向かう事になります。
 
 そして、将来的に国内で移民と国民との間でのトラブルを引き起こし、さらなる格差と悪政治家の温床になるという未来も見えてくるのです。

 今回マイケル・ムーア監督の『華氏119』という映画を見て気づいたことですが実はこの映画は今のアメリカ現実を描いているようですが将来の日本そのものを描いているように見えるのです。

 ぜひこの映画は見てもらいたいものです。
https://ameblo.jp/diamonrow

 

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