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2018年5月26日土曜日

イスラエル紀行⁉

 今回の出張は初日イスラエルの休日に当った為に本来はテルアビブで過ごすのですが10年ぶり位でエルサレムを訪れてみました。

 やはり、こちらも変化は大きく、十年前にはなかったようなショッピングモールやビルが立ちはだかっていました。

 テルアビブから小型バスで40分ほどで着いたのですが、本来は電車でも80分ほどかかる距離ですが幸いというかすごく飛ばすバスでほかの車を煽りながら超スピードで走り、あっという間の時間でした。

 ただし、このバスはエルサレムの端までしか行かないので、皆さんが画像などで知っている旧市街まで歩いてみようと歩いているといつの間にかユダヤ人居住区に入ってしまいました。様相が変わってきているのが解りましたが、単純に『エルサレムはやはり信心深いユダヤ教徒が多いなぁ』と思っていましたが、段々そうではなく居住区の真ん中を私が歩いていることに気が付きました。

 一般服を着ている人が一人もいなく、ユダヤ教徒の独特の様相の人が殆どでこどもから年寄りにいたるまで殆どが誰が見てもユダヤ教徒と分かる人々でした。

 まだまだ旧市街まで距離がありそうだったのでたまたま来たタクシーをとらえ、旧市街まで行くと観光客も多くおり、特にアフリカ系の観光客を多く見ました。勿論ケニヤを始め多くのアフリカ系ユダヤ人が多くいることは知っていましたが、アフリカ系の観光団体を見ることは世界中でも稀なことでアフリカも経済的に富裕層が増えてきたのかなという感じを得ました。

 今回は知人等に『今は騒動がパレスチナとの間で起きているので大丈夫か?』という事を良くいわれましたが、あれはガザ地区だけの問題でイスラエル国内にいてもそれほどの騒動のようには感じませんでした。

 こちらサイドの報道では一見、イスラエル軍が子供を含めた60人余りのパレスチナ人を殺したような印象でニュースが流れていますが、実際には自分たちの火炎瓶やその結果起こった暴発等でケガや死亡したケースも多くあり、実際に争いごとがあればそこに赤ん坊を連れていく訳もないし、それをイスラエル軍人が銃殺することも考えにくいのです。

 しかし、実際に軍が銃撃をしていることも事実だし、その件をイスラエルの友人問い詰めると
『自分御身内や仲間が攻撃をされれば、時には感情が過ぎてしまう防御をしてしまう事は誰にでもあるし、事前通告もしている中での事、それほど極端なことではないと思う。』
と、一寸イライラしたような言い方をしていたのが印象的でした。

 現在イスラエルではホロコーストに関しても否定的な人間も多く『何百万人も殺されているのに
何故に子羊のようにトコトコと付いていったのか、戦えばもっと少ない犠牲で済んだはず』という意見も多く、彼らの歴史から考える自己防衛というものは安易に外から批判はできないなと思うわけです。
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