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2017年10月4日水曜日

ダイヤモンドの世界観⁉

 多くの人々はダイヤモンドイコールジュエリーであったり、贅沢品という概念を持っていますが、実際にはどうかというとダイヤモンドという自然鉱石への執着であったり、ヒーリングなどの一般の方が考えないようなコレクターという方が多くいらっしゃいます。

 ただし、最も大きな特徴として投資だったり、財産の保全または継承財産としての意味合いを多く感じている方もいらっしゃいます。その一部の例として『娘にいずれ残すものをと考えている』とか『孫におじいちゃんおばあちゃんの事を忘れないでほしい』といずれ孫子にと考える人も多くいます。

 実際には現代においてジュエリーとしてそんなに大きなものを所望される方は少なくなってきましたが、それに反して大きなダイヤモンドが多く売れている現在、現象としては前述した要因が多くあるのではないかと考えていますし、当方のお客様もどちらかというとジュエリーとは考えないお客様が多くなっています。

 ダイヤモンドが世界で最初の公の金融商品であることは以前にも書きましたが研磨技術が上がり結果的に宝飾品に使用されるようになったということで(ダイヤモンドの原始的な研磨は以前から存在)宝飾品として脚光を浴び、ジェリーイコールダイヤモンド的な流れが出てきましたが、実際にダイヤモンドが一般化されたのもブライダル市場においての事でこれも実際には実用品としてのダイヤモンドの役割だったわけです。

 現在においてはファッションジュエリー等にも小さなダイヤモンドが使われたりしていますが、これもジュエリーを輝かせるための素材としての要素が多く、代替品が出てくればすぐにその座を譲り渡すこととなるのです。ただし、これは宝石としてのダイヤモンドの役割ではなくあくまでも素材としての役割です。

 宝石としてのダイヤモンドの役割はやはり、実質的な物であり、そのダイヤモンドをジュエリーに配し、ハイジュエリーとして初めて宝石としてのダイヤモンドの役割を果たすわけです。

 ダイヤモンドをジュエリー以外の見方をすることによりその世界観も変わり、現実の社会が見えてくることになるのでしょう。これからの金融がどう変わるのかも・・・・。
 https://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp

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