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2017年10月28日土曜日

柴基金チャリティーコンサート⁉

 昨日、俳優柴俊夫さんが主宰する『子供のための柴基金』によるチャリティーコンサートが行われ640名の方が参加をされ私自身も微量ながら協力をさせていただきました。

 加藤登紀子さん、松崎しげるさんなどによる軽妙なトークと歌は圧巻でした。もう11回約十年に及ぶ年数を迎え何か会場も成獣をしてきたような気がします。

 チャリティーというといささか敬遠をする方たちも多いのですが、この基金のコンセプトは楽しみながらそのうえでその一部を恵まれない子供たちの為にというのが基本にあります。

 一生懸命にチャリティーを考える人がいて私自身もその気持ちが若干あってもなかなか実践できないというときに30年以上もチャリティーを行ってきた柴俊夫さんの若干のお手伝いなら自分ペースでできるのかなという事でお手伝いをさせていただいています。

 多くの人はそれなりにチャリティーの気持ちはあると思うのですが実際に自分の生活や環境を考えるとなかなか活動の輪の中には入りにくいということも有りますが、それでも自分の時間を削ってでもチャリティー活動をライフスタイルにしている人には頭が下がります。

 もちろんそれぞれの考え方ですから、そんな時間が有ったらほかのことに時間を費やしたいという人もいるでしょう。また、中途半端にお手伝いをするとかえって害があるという考え方の人もいるでしょう。所詮それは自分の自己満足だという人もいるでしょう。

 どのような形でも受け取る側和それで助かる部分もあるのです。マザーテレサが豪華なワインを飲み贅沢な食事をして集める寄付金に対して批判をされたときに『どんな気持ちで寄附をしようと受け取る側がそれをどう使うかなので問題はない。』といったことがありますがまさにその通りでお金という現代社会において血液とでもいうべきものが如何に流れるかであり、その血液の戸の内臓で作られようと問題ではないのです。

 今後ともできる限りの尽力を尽くしたいと思い楽しんだ一夜でした。
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2017年10月24日火曜日

宇宙のすごさ⁉

 先日、1億3000光年前の中性子星の合体の動力波を観測したというニュースが流れましたが、太陽とほぼ同じ大きさの中性子星の合体という事ですが質量は勿論太陽よりはるかに重いのだろうと思います。

 なにより驚くのは1億3000光年前という事です。つまり光の速さで1億3000年かかる距離から発せられた動力波が今地球の到着です。中性子の動力波は勿論大なり小なり地球の存在そのものやそのありように変化を与えたりするわけですから、今まで解明できなかったことが解明されるわけです。

 今まで神の仕業とされていたことや奇跡とされていたことが実はちゃんとしたロジックがあることを解明していく訳です。ここは人間のすごさだと思っていいのでしょう。解明しても解明してもその先があるという事ですが、それでも人間はそこに疑問を持ち解明していくというすごさががあるわけですが、これもその動力波の影響なのかもしれません。

 この動力波がなければコペルニクスもアインシュタインもその他の沢山の学者が生まれることはなかったのだろうと思うと感慨深いものがあります。

 勿論その中にはダイヤモンドの存在もあるわけですが、ダイヤモンドの存在も地球の誕生のはるか前に存在したことは以前にも書きましたが、それは60億年前のダイヤモンドが地球に運ばれてきたのもですが発見されたからです。それは同じ炭素を起源とするダイヤモンドと人間がなにかの動力波の影響によりまったく対照的な物に別れたのかと考えるとロマンがあります。

 人間がなぜにダイヤモンドという物質に魅了され、繋がるのかを誰かが解明をしてもらえないだろうかさえ思います。今は無理かもしれないけれどいずれそれも解明される時が来るのでしょう。誰れかが考え付き誰かが思いつくことは必ず解明されるというのが常ですから。

 勿論今回の中性子星合体は銀河系の隅っこの出来事です。つまり宇宙はさらにその先があり果てがない膨張状態にあるわけですから人間の進化はとどまるところを知らないのか、その人間の進化さえも宇宙膨張の1過程に過ぎないのかを思い図ると気が狂いそうです。

 大概のことは気にならないと感じるような思いになるニュースであり、楽しい時間です。
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2017年10月23日月曜日

国を変えたひと言⁉

 今回の衆院選は大方の予想通りに自民党の圧勝に終わりました。要因はどこにあるのだろうか?

 このブログでも書きました、そして多くの人が感じた小池さんの一言『排除』の一言だろうか。だとしたらこの一言は憲法問題や安保法制、内閣、政権すべてにおいて変わる可能性があったものを壊してしまったことになります。

 つまり、今後の国そのものの在り方を変えたことになります。又、人の心の微妙さを今回ほど感じた事はありません。過去排除をされた側にいた小池さんには多くの叱咤激励の票が集まっていたのに今度は排除する側に回った小池さんには鉄拳というほどではないにしろ小池さんに食らわせたのは過去小池さんを押していた層でしょう。

 つまり、熱狂的な自民党や公明党の支持層利権や心理的な満足感などをよりどころにする組織層であるわけですが、小池さんを押していた層はそんな組織に与することのない層でもあります。よく浮遊票とか無関心層のように言われる人々は実は無関心でも何でもなく、その都度の情勢に敏感な層なのだと改めて感じました。

 この人々の心情が投票には顕著に表れるのでしょう。つまり、小池さんは支持をされていたわけではなく背中を押されていただけなのです。『チャンスをあげるからやってみなさい。』それを小池さんは勘違いをしてやってみる前に動き過ぎたのです。都知事として実績を上げた後ならば話は変わっていたかもしれません。都知事としての小池さんの支持層が出来上がってからの事ですから。

 今回はその層が立憲民主党に動き、彼らの背中を押していたのでしょう。それ故に、立憲民主党に関しても万全な支持だと勘違いをしたらすぐに離れてしまうでしょう。自民党に関しては長年で
出来上がったしがらみという支持層ですから離れることはありません。

 安倍内閣が支持されていようと支持されていまいと自民党の支持層は自民党を支持するのです。それ故に有権者の多くは投票を放棄しているか支持政党をもたない現実的な判断をする層なのです。つまり、彼らは自らの力を信じ政権には多くの期待もしがらみもない層なのです。

 今回も得票数そのものでいえば与党よりも野党が多く獲得しているでしょう。つまり、総国民からすると決して今回の圧勝した自公与党を半数以上は支持をしていないという事になるのです。

 国民投票という形になったならば決して自公は支持をされているとは言えないでしょう。再来年にも行われるかもしれない憲法改正のための『国民投票』は内容次第で否決されるよりもその工程次第で否決されることになるのでしょう。つまり、強引な採決をすればそれらの浮遊層はそれを認めることはないのです。

 そのような意味でも今回の小池さんの『排除』発言は国を変える一言になったのかもしれません。
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2017年10月21日土曜日

ダイヤモンドと選挙と潮目⁉

 衆議院選挙も終盤を迎え、それぞれの情勢がはっきりとしてきたような気がします。台風が来るという事で投票率の低さが懸念をされていますが、もしそうゆう事だと自公の圧勝という事になるのでしょう。

 最近では希望の党の陰りも見せ始め立憲民主党の勢いが増していますが、これはイコール安倍政権への批判に本腰を入れている有権者の気持ちなのでしょう。過去の民進党のリベラルといわれる人々の集まりですがその人たちの責任の一端であるも旧民主党政権の失敗を忘れてはいない人も多いのだろうと思います。

 しかし、何より不安なことは安倍政権の無茶ぶり的な選挙活動です。『北朝鮮問題』を前面に出しいかにも北朝鮮がすぐにでも核ミサイルを撃ち込みそうな選挙活動をしていますが、実際にそれを煽っているのはトランプを覗けば安倍さんくらいなもので他の国の殆どはそこまでとは思っていないでしょう。未だ外交問題でしかありません。

 以前にも書きましたが北朝鮮と日本の間には深刻な問題として『拉致問題』がありますが、果たしてそれは武力の圧力で解決できる問題でしょうか。あくまでも外交努力と机の上での圧力の問題だと思っています。何かほかに意図があるとしか思えません。

 現状の北朝鮮は自国防衛に躍起になり『拉致問題』に関していえばほとんど蚊帳の外です。防衛力強化と核容認がなぜに『拉致問題』の解決に繋がるとなるのか頭をかしげたくなります。

 消費税問題に関しても上げる上げないではなく、使い道をを広げることを論点としています。勿論教育の無償化を実現させようというテーマだけであればほとんどの有権者が賛成をするでしょう。しかし、その件に関していえば一度も国会で討論をされていません。討論をしたうえで選挙で争うという事であれば理解が出来ますが、これは自民党の戦力のうまさでしょう。その点野党の追及の甘さが気に入りません。

 いずれにしても明日が投票日です。以前このブログでも書きましたが小池さんの『排除』発言が潮目になると思いましたが、まさにその後の希望の党の凋落ぶりは非常に残念です。言い方が違っただけでぎゃくの結果にもなったように思います。言いたくはありませんが、女性の性が出たのでしょうか。男性であれば使いにくい表現でした。

 潮目と言えばこれも以前から述べていますが昨年と今年はダイヤモンドにとっての潮目にもなったような年とも言えます。明らかなダイヤモンドの特徴でもある希少性のハードルが上がったような時期でした。

 メレーのような超小粒に関しては価格は堅調でしたが0.2,0.3ctをはじめ本来最も需要があるサイズが価格が低調であり、更には1ctサイズに関していえば価格が下落をするというあまり過去に例のない状況になっています。

 それに引き換え大粒ダイヤモンド(5ctアップ)に関していえば右肩上がりさらにファンシカラー、超大粒に関していえば相場がないにしても持っている人々がオファーする金額は常識を欠いたものであり、強気の姿勢はバブルの再現といってもよいでしょう。

 その要因はここ数年のオークションにあると思っています。更には香港オークションでのたった一度の高額落札にあります。世界中で話題になりました。

 いずれにしても潮目にはそれなりの要因はあります。社会としてもダイヤモンド市場としても興味深い時代になったものです。『目に見える事実と目に見えない真実』を見極めることが出来るや否やこれが今後を占うでしょう。
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2017年10月18日水曜日

ちょっとした変化⁉

 最近のメディア等でも取り上げられていますが、百貨店や専門店の宝飾品の売り上げが微増ながら伸びているという変化。最近ではあまり聞こえてこなかった数字ですが当方でも今年の変化には気づいていましたが当店の事だけかなとも思っていました。

 以前にも書きましたが都内のとある時計宝石店がここ数年二けたの伸びを続けていますがその要因は主に高級時計が主体でした。しかし、ここで聞こえてくるものは宝石の伸びです。

 ダイヤモンドをはじめ非処理のルビーやサファイヤ等の売れ行きが中心ですが、その物はそんなに多くはありませんのでやはり百貨店の外商か専門店の売り上げという事になるのでしょう。

 日ごろは催事等の苦戦を報告することが多いのですがそれはそれなりに理由があってのことで当然と言えるような結果を残しているわけですが、催事等での高額品というとやはりデザイン等の価格の解りにくいものということになります。

 やはり、本筋の中でビジネスは催事等では難しいものが有ります。ここにきての本筋の宝石の堅調さは微妙ではありますが、もしかしたら本来の宝石のビジネスが復活するかもしれませんというインスパイアーされるものが有ります。

 ダイヤモンドをはじめ大粒のものが世界では品薄の状況です。自身のビジネスでもあるダイヤモンドの方はというとお客様がいても物がないという事が続いています。ことしも50ctをはじめ20ct、10ctとビジネスをさせていただきましたが、その実績をもってのダイヤモンドの手配をしてみても集まる情報は数えるほどです。

 待ち順番が3番手になるとほとんどの確率で手元には回ってきません。先日も100ctのオファーがありましたが私自身は2番手だったために回ってくることはありませんでした。最初のディラーの手により売買が行われてしまいました。

 これらの話は何も海外での話であったりするだけではありません。高額帯を扱うところにはそれなりの層が集まり、本物を扱うところにはやはり本物のお客様が集まります。

 これらの変化が今後どうなるのかは私自身にもわかりませんがダイヤモンドビジネスの変化は以前からブログでも取り上げてきましたが、宝石のビジネスそのものに関しても変化が起きる予感がします。勿論絶対量が少ないことが前提にありますからはじき出される人々も多くいるでしょう。

 宝石を取り扱うには資格ではなく信頼です。
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2017年10月17日火曜日

宝石を販売する事⁉

 宝石を販売するという事はある意味販売員の人間性を売るという事でもありますが、信頼なのか不信なのかはその結果という事にもなるのでしょう。ただし、その結果というのはすぐ出る結果ではないわけです。

 販売というものは基本的に消費者の目線であり、消費者側の立場でなければならないわけですが結果を求めるあまりに自分本位になる場合も多々あります。しかし、その自分本位が消費者側の不利益を生むことであればそれは容認すべきではないし、信頼も失うことになるのでしょう。

 宝石というものは消費者に怪しげな目で見られるようになってからは久しいと思いますが、以前であればその販売をしている人の人間性でその価値を高めてきていましたが近年では残念ながらその価値という意味でもむしろ損なうような販売方法が横行しています。

 何故にこのような事を書くかというと販売方法が未熟なために自らの状況を怪しくしていることに気が付いていないという事であり、その販売を行っている会社そのものの危機なわけであるだけでなくその販売員たちの生活自体も不安定になることへの懸念からなのです。

 勿論、殆どがまじめな販売をしている販売員なわけですが、一部の自分本位な販売をする人の為に会社を危機に陥れている状況は大変悲しいものが有ります。

 宝石というものはそれに携わる人が価値を決めます。美しいものであるがために怪しげになったり、価値のあるものになったりと宝石にはある意味力があります。その力を自分の力と勘違いをする輩もままいることがあります。

 宝石の売り方というものはその人間そのものでもあり、その結果その人の評価が良くもも悪くもなります。ただ一番残念なのはの事にも気が付いていないという未熟さです。

勿論、お客様によっては販売員を選ぶ事が出来ないということも有りますが、お店を選ぶことはできます。その結果そのお店には現れなくなるという事になるのでしょう。勿論その販売員には事実を伝えることもなくという事です。

 宝石というものは不思議なもので絶対的信頼をもたらしてくれると同時に取り返しのつかない疑義をお客様に植え付けてしまう事も難しいことではないのです。

 その場の現実とは実は現実ではなく現在の行動がもたらす将来が現実なのです。所属している会社を守るのは社長の仕事ではなく構成している人々の力量です。その人々が会社の将来を造ります。もし、おかしなことになるとしたらその責任は重いのです。勿論その責任の大半は現場の責任者にあります。

 数字というものはその場の結果を示しているがそれが清廉かどうかを示しているわけではないことも忘れてはならないと思います。

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ダイヤモンドコレクター⁉

 以前にも一度書きましたが、ダイヤモンドのコレクターの方たちが増えています。

 多くのコレクターの人々はお話をしていくうちに小さなころから川辺や海辺で珍しい石やきれいな石を集めていた方が多く、大人になり多くの半貴石や色石に興味を持ち、ダイヤモンドにいたっているケースが多く見られます。

 勿論高価なものが多いダイヤモンドですから早々に手が出ませんが、ファンシーカラーを中心とした収集は大きさではなく小粒の珍しいカラーのダイヤモンドを集めるといったものでです。

 平均して0.1ct前後のものを集めている方が多いのですが意外と集めることは難しく、普通の宝石店では集まりませんので当店のような専門店になる訳です。

 一般的には10万円程度のものが多いように思えますが1ct当たりにすると100万円と結構な価格にはなる訳です。しかし、小さなものであればピンクであったり、グリーンであったり本来は巡り合うであれば手に入れることのできないものに出会う事が出来るわけです。

 小さな素材はそのまま市場に出回ることはないのですが色々な用途のために当店のような専門店はそれなりの在庫を持っています。当方も最初は素材もみたいなものが市場で反応があるとは思ってもいませんでしたから店頭にも並ぶことはなかったのですがひょんなきっかけから結構興味のある方たちがいらっしゃることが分かった次第です。

 勿論小さいとはいえカラーダイヤモンドですから在庫のリスクもあるわけです。他に使用することも可能な形態であれば問題はないのですが、様々なカラーのダイヤモンド取り揃えるにはそれなりのリスクもあります。

 ただ、多くの人々は何らかの形ではダイヤモンドへの興味を持っていますので、ダイヤモンドをお話をすることによりどうせ趣味を持つならとか、老後の収集目標としてカラーダイヤモンドのコレクションをしてみようかなという方もそこそこには増えてきています。

 当方のお店もリニューアルオープンを控えており、新店舗ではさらにカラーダイヤモンドを取りそろえようと考えています。

 一個一個はそれほど高くはなくてもある程度のカラーダイヤモンドを集めてコレクションが出来上がることでそれなりの付加価値は生まれてくるだろうと過去の経験から考えています。

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2017年10月6日金曜日

ダイヤモンドは哲学⁉

 ダイヤモンドをどう考えるかという事は以前からこのブログの中でも書いてきましたが、ダイヤモンドというものはそれぞれの人の考え方や物の見方といった経験からくるものだけではなく人類が受け継いできたDNAその物の中からも来る存在なのだろうと思います。

 物事をどう見るかという事よりも大きな意味では人類はどのような存在なのかという事をある意味デフォルメしているものでもあるものがダイヤモンドなのだと思っています。

 つまり、自然の単なる鉱石がいかにして価値を見出されてきたのかを考えるとそこには人間の進化とともに形成をされてきた嫉妬であったり打算であったりと人間の性の象徴的な負の部分であり、一方では美しさであったり清廉さ、剛健さといった人が持つべき正の部分も持ち合わせているわけです。

 つまり、人はどうあるべきかではなくて、どうゆうものであるという根源的な物の象徴のようなものでもあるのでしょう。そういった意味ではダイヤモンドそのものが哲学そのもののような気がするのです。

 勿論哲学そのものは物質的な物ではありませんが、自然とは、人間とは、物とはといった哲学的見地とは非常に近いものを感じます。

 よく『ダイヤモンドはあなた色に染まります。』といった言葉がありますが、まさに見る人持つ人によってその魅力や価値は変わるものですが、それもあらゆるものの象徴であるよ部分を持つダイヤモンドの特性でしょう。

 現代においてはそれぞれの扱う人々にとっての都合でダイヤモンドは表現をされていますが、貨幣であり、鑑賞物であり、象徴であり、はたまた継承物でありといったものであることも間違いがないのです。

 ただそれらを扱っている人々の都合があまりにも反映されてしまうと現代のような歪曲をしたダイヤモンドの印象を持たれてしまうのでしょう。特に日本では・・・。

 それが残念です。
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2017年10月5日木曜日

潮目⁉

 世間の風潮には潮目というものが有ります。それはダイヤモンドの世界であれ政治の世界であれご近所付き合い、友人関係すべてといってよいほどに潮目というものが有ります。

 現在では小池旋風がそうでしょう。

 明らかに潮目が変わり始めています。

 都民ファースト会からの議員の離脱や民進党からの合流問題における希望の党からの公認辞退と明らかに目に見え始めたものが出始めている。小池さんにしては珍しい失点が相次いでいます。

 小池さん失言問題もありますが何よりも周囲の構成員の問題が表面化しています。都民ファーストの会の一見独裁的な非民主主義とも見える運営方法なども大きな要因でしょう。過去に小池さんの秘書などを歴任した幹部の勘違いも垣間見えます。それぞれが自分も小池氏だと思っている節がありますが実際には無名な役員連中なわけです。つまり、勘違い仲間の集まりなのです。

 小池さんは孤高の弱者として戦ったからこそ聴衆の力を得る事が出来たのです。あまりにも早い潮目の変化です。恒常的になることもなく終わる予感がします。まだまだ公認辞退が続くでしょうし、このままひよこ達が戦場に出ても価値名乗りを上げることなく打ちのめされるような気がします。というよりそうなるでしょう。

 今まで当たり前と思っていた社会なり、世界が変わる瞬間を海の用語であるいわゆる潮目、これを読むことは漁師であれば大漁の予測が出来、又命さえも助かる事が出来るのでしょう。

 ダイヤモンドの世界はまさに今が潮目だと私自身は見ています。今までもいくつものその潮目を見てきました。4Cの導入時、そして通販、更にはシンジケートのの崩壊とその都度販売形態や販売方式が変わってきました。更には主であったブライダルの衰退であり、中国の躍進と様々な時代と潮目がありました。

 そして今大手5大鉱山会社に加え小規模鉱山の台頭、更には大粒原石の出現や、オークションでの高額落札と過去にも同じようなことがあった日本のバブル期とは明らかに違った兆候が出ています。

 それは明らかにダイヤモンドをジャンルの分類しなければならない時代を迎えているという事です。ジュエリーの素材と考えるダイヤモンドであれば人造ダイヤモンドをはじめ合成石にとってかわられる時代であり、小さくてもダイヤモンドという時代ではなくなってきているという事です。

 今の潮目をどう読むのかはそれぞれであることは勿論ですが、今が潮目であることはご同意をいただけるのだろうと思っています。
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2017年10月4日水曜日

ダイヤモンドの世界観⁉

 多くの人々はダイヤモンドイコールジュエリーであったり、贅沢品という概念を持っていますが、実際にはどうかというとダイヤモンドという自然鉱石への執着であったり、ヒーリングなどの一般の方が考えないようなコレクターという方が多くいらっしゃいます。

 ただし、最も大きな特徴として投資だったり、財産の保全または継承財産としての意味合いを多く感じている方もいらっしゃいます。その一部の例として『娘にいずれ残すものをと考えている』とか『孫におじいちゃんおばあちゃんの事を忘れないでほしい』といずれ孫子にと考える人も多くいます。

 実際には現代においてジュエリーとしてそんなに大きなものを所望される方は少なくなってきましたが、それに反して大きなダイヤモンドが多く売れている現在、現象としては前述した要因が多くあるのではないかと考えていますし、当方のお客様もどちらかというとジュエリーとは考えないお客様が多くなっています。

 ダイヤモンドが世界で最初の公の金融商品であることは以前にも書きましたが研磨技術が上がり結果的に宝飾品に使用されるようになったということで(ダイヤモンドの原始的な研磨は以前から存在)宝飾品として脚光を浴び、ジェリーイコールダイヤモンド的な流れが出てきましたが、実際にダイヤモンドが一般化されたのもブライダル市場においての事でこれも実際には実用品としてのダイヤモンドの役割だったわけです。

 現在においてはファッションジュエリー等にも小さなダイヤモンドが使われたりしていますが、これもジュエリーを輝かせるための素材としての要素が多く、代替品が出てくればすぐにその座を譲り渡すこととなるのです。ただし、これは宝石としてのダイヤモンドの役割ではなくあくまでも素材としての役割です。

 宝石としてのダイヤモンドの役割はやはり、実質的な物であり、そのダイヤモンドをジュエリーに配し、ハイジュエリーとして初めて宝石としてのダイヤモンドの役割を果たすわけです。

 ダイヤモンドをジュエリー以外の見方をすることによりその世界観も変わり、現実の社会が見えてくることになるのでしょう。これからの金融がどう変わるのかも・・・・。
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2017年10月3日火曜日

ダイヤモンドの価格⁉

 ダイヤモンドの価格は基本的に原石で大方のバリューが決まってきます。まずは大きさ、その上でどのレベルの大きさと品質が研磨された後に出来上がるかで第二段階の価格が決まるかという事になります。

 つまり、原石のコストと研磨代とを足したものにより研磨されたダイヤモンドの価格が決定をされます。その決定をされた価格に対しての説明書がグレーディングリポート(日本でいう鑑定書)になる訳です。

 基本的にはラウンドブリリアントを基準に考えますので、ラウンドブリリアントが効率よく研磨されるような原石は必然的に高くなる訳です。それが正八面体という基本的な結晶体です。

 勿論自然のものですから必ずしも正八面体としての結晶体が取れるわけではありません。そのためにその原石に合わせたファンシーシェイプが研磨されるわけですが、原石が元々がラウンド程高価ではありませんからラウンドに比べると安価になります。

 しかし、ダイヤモンドの価値の基本は大きさですから例えラウンドでなくても大きさとしての価値が優先されることは間違いがありません。

 そのほかに正八面体でも品質によってはプリンセス・カット(角形)にした方が歩留まりがよくなりラウンドにカットした時よりもバリューが上がると想定が出来ればあえて他のカットにすることがあります。

 つまり、品質を維持し、ラウンドブリリアントにすれば0.8ctにできる内容であってもプリンセスカットにすれば品質は落ちても1ct以上が確保できそのバリューがラウンドを超えるようであればプリンセスカットンするわけです。

 大きさがダイヤモンドのバリューの基本ですから大きく研磨できる内容を模索するのですが実質的にはラウンドを前提として評価をしますのでもし同品質で同重量を比較するならばラウンドが100万円だったとしたらプリンセスカットは30%~40%価格的には安くなるのです。

 勿論ファンシーシェイプに関しても同じことが言えます。多少形が悪くても重量的に大きさを維持が出来るのであればその選択をポリッシャーはするわけです。勿論品質もすべて加味したうえでですが・・。

 これらの基本にはダイヤモンドの価格の決まり方にあります。同品質であっても0.5ctと1.00ctの1ctあたりの価格が変わるという事があります。つまり、大きさは希少性となりますから重量の代替わりになればなるほど1ct当たりの価格は高くなるのです。

 例えば、同品質で0.5ctの1ct当たりの価格が仮に100,000円だとすると代金で50,000円という事になりますが1.00ctに関しては1ct当たりの価格は200,000円で代金にすると200,000円という事になります。つまり、重さは2倍ですが、価格は4倍という事になる訳です。

 これらを踏まえてダイヤモンドの価格は決まっているのです。
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