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2012年7月27日金曜日

ダイアモンド・セミナーⅡ

 札幌はどこまでも涼しく、何処までもやさしいと感じながらセミナーを行ってきました。

1日3回のセミナーは少しきつかったけれどもご来場いただいた方やスタッフには評判が良かったとの声に少し安心をしているところです。

 セミナーとしての内容は宝石の条件とその特徴、そしてその中でのダイヤモンドの価値、一つには情緒的価値、感性としての価値、宝飾品の素材としての価値そして経済的価値と分けて御話をさせていただきました。

 其々の回の終わりには直接お話しをしたり裸のダイヤモンドを見ていただいたりしましたが、その際に皆さんに『ダイヤモンドに対する見方が変わりました』といって頂き、これまた小生の気持ちを和らげてくれる一言でした。

 ファンシ―カラーダイヤモンドに関しては限りなく北の空の下で見ると真の色を醸し出し、何処までもやさしい色を見せてくれます。多分紫外線のせいなのでしょうが、最も美しくダイヤモンドのナチュラルカラーを見せてくれる場所だと私は思っています。

 ご希望のお客様には裸石のままの状態でご覧になって頂きジュエリーのようにデザインされたものではなくダイヤモンドのその物の魅力でお求めになって頂きましたが、皆さんシンプルなダイヤモンドそのものが生きるデザインになさっていたのが良かったと思っています。

 最初と最後の回には御食事が用意をされておりましたが、小生のリクエストでユダヤ人がよく食するラムをベースにしたものとファラフェルやクスクスといったあまり日本では目にしないようなものを用意して頂き、それに赤ワイン風味のベーグルを添えてといったものでしたが、これもすこぶる評判がよく、してやったりの記街がなかった訳ではありません。

 場所はわざわざ26階の光の入るレストランを用意して頂き、取引所の雰囲気をだし、御一組毎にテーブルを用意しその前にルーペ、ピンセット、秤などを準備して頂きました。それもゆっくりとダイヤモンドを見て頂くには良かったように思います。

 主催者側も今後もぜひ続けたいとの意向もあり、もっと良いものにしていければと思っています。

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