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2011年12月14日水曜日

ダイアモンドの美しさ

時々ずいぶん長い間ダイアモンドを見てきたなぁ~・・とつくづく思う事があります。

それは何故にダイアモンドは人々を魅了するのかなぁ・・・と思ったり、どこにその
魅力があるのだろうと思いますが・・・・。

美しいだけならほかにも沢山の物があり、決してダイアモンドだけではないと思い
ます。自身がダイアモンドのビジネスをしながら思うのはおかしいかもしれませんが
美しいプラスそこには最も古いかもしれない美しさ(勿論人類にとってだけですが)
がそこにはあり、そこの部分に私達は価値を感じ、価値があればそこにビジネスが
生まれるのは当たり前と言えば、当り前ですが・・。

以前はダイアモンドの美しさを表すものとしてブリリアンシー、ディスパージョン、
シンティレーションという言葉がありました。これはスペクトル効果と白色光、煌き
を現した言葉ですが、現在はファイアー、ブライトネス、シンティレーションという風に
言い換えあられていますが、いずれにしても私達がダイアモンドに美しさを感じる
要素ではある訳です。

未だに答えの出ない疑問に対して冒頭の感慨にふける事が良くある訳です。

答えをあえて探すなら人間が自然界で培われた(これは環境や状況に関わらず)
美に対する基本的な感じ方の原点にダイアモンドはあるのかなと思います。

それは有機的な美しさというものは常に変化しますが無機的な美しさというのは
不変的に存在し、その頂点にあるのがダイアモンドの様な美しさであり、不変が故
に歴史上どの時点でも人間はそれを感じる訳ですから人類にとっての恒常的な美
となる訳です。

つまり、理屈ではなく人類のDNAに刷り込まれてきた美しさであり、ダイアモンド
その物は美という環境なのかもしれんせん。それゆえに歴史を引き継いだり、歴史
を伝える媒体としての役割を担ってきたのかもしれません。

ダイアモンドの美しさはやはり人間の心境や状況で変化する感じる美しさではなく
身体に刷り込まれている感覚としての美なのでしょう。空気や水と同じなのかもしれ
ません。

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