前回ダイアモンドの誕生の話を書きましたが一寸難しいくなりすぎたか
もしれませんがその物語は地球誕生や変化の状況を伝えてくれます。
4Cという宝飾用ダイアモンドの評価方法がある事は多くの方達が御存
じだと思いますがダイアモンドの価値という意味ではイコールではないと
思っています。
多くのダイモンドは地中150キロから250キロで生成されたと思われてい
ますが実は結晶過程はもっと深部になります。
以前、内胞物に関してガーネットやぺリドットが入っている事があるとい
う事に触れましたが個々が重要で300キロくらいまでの深部ではガーネッ
ト、そしてそれ以上の深さであればペリドットというように内包されるインク
ルージョンによってどこの深さで結晶を始めたかが解ります。
つまり、インクルージョンによって地球、もっと言えば原始地球のメッセ
ージを運んでくれているのです。
それから地表に表れて人間の目に触れ、研磨され、その魅力には人々
の思いが馳せられ、物語とメッセージを後世に伝えてきたのです。
現代の在りようや自然、災害、感性等の全てをたどっていくと、このダイ
アモンドという石が運んだメッセージが答えてくれるのかもしれない。
物心両面のメッセージを運ぶメッセンジャーはダイアモンドしかないので
はないのでしょうか。
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