被災地の現状が伝わるとそこには沢山の物語がある事を実感させられます。
今朝TVを見ていると釜石市の避難所で過ごされている御夫婦がインタビューされておりました。
避難所の生活もさることながら今一番気になっている事をリポーターから尋ねられると、
「十年前の退職した時に感謝の気持ちを込めてプレゼントしたダイアモンドの指輪が
れ流されてしまった事」だということでした。
今は毎日現場に行ってその指輪を探す事を日課としているということでしたが正直
あの被災地で見つける事は容易ではないでしょう。ただダイアモンドは異常に光ります。
「一筋の光明」という言葉がありますがまさにダイアモンドを指すような言葉でどんなに
小さな光でも反射してくれます。他の物を探すよりは遠くまで反射をするという事も含めて
見つけるチャンスはあります。ダイアモンドはそのようにして人間に発見されてきたの
ですから。
しかし、大変なことだとは思いますがぜひ見つかってほしいと願っております。
今回のエピソードを聞いて、人の思いをダイアモンドにのせて伝える事やその方達の
思いがそこにある事を思うとダイアモンドを扱う人間として何とかしてやりたいなあと
思う気持ちで一杯です。
救いはダイアモンドは劣化をしませんので時間がかかっても大丈夫だという事です。
後は人の善意を信ずるだけですね。
本来のダイアモンドの役目を果たしていた指輪ですから必ず見つかると思います。
また。探すことその事が貴いとも思います。
是非何かのお役にたちたいと思ってやみません。
0 件のコメント:
コメントを投稿