前回ダイアモンドの誕生の話を書きましたが一寸難しいくなりすぎたか
もしれませんがその物語は地球誕生や変化の状況を伝えてくれます。
4Cという宝飾用ダイアモンドの評価方法がある事は多くの方達が御存
じだと思いますがダイアモンドの価値という意味ではイコールではないと
思っています。
多くのダイモンドは地中150キロから250キロで生成されたと思われてい
ますが実は結晶過程はもっと深部になります。
以前、内胞物に関してガーネットやぺリドットが入っている事があるとい
う事に触れましたが個々が重要で300キロくらいまでの深部ではガーネッ
ト、そしてそれ以上の深さであればペリドットというように内包されるインク
ルージョンによってどこの深さで結晶を始めたかが解ります。
つまり、インクルージョンによって地球、もっと言えば原始地球のメッセ
ージを運んでくれているのです。
それから地表に表れて人間の目に触れ、研磨され、その魅力には人々
の思いが馳せられ、物語とメッセージを後世に伝えてきたのです。
現代の在りようや自然、災害、感性等の全てをたどっていくと、このダイ
アモンドという石が運んだメッセージが答えてくれるのかもしれない。
物心両面のメッセージを運ぶメッセンジャーはダイアモンドしかないので
はないのでしょうか。
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2011年4月19日火曜日
2011年4月18日月曜日
ダイアモンドの誕生
普段、ダイアモンドの奇跡や自然の凄さを書いているうちに、ダイアモンドが何故奇跡
で自然がすごいのかという事をつい書きそびれていたかもしれない。
東日本地震については北米プレート等の移動や潜り込みであるという事は良く知られている
がダイアモンドの誕生にはこの話が無縁ではありません。
ダイアモンドが炭素によって出来あがっている事は御存じの方も多いでしょう。しかし、
その炭素が元々どこからやってきたものか。実は、新しいダイアモンド(と言っても1億年ほど
前ですが、生物起源説というのがあります。
元々、ダイアモンドは炭素が高温、高圧によって出来あがっている事は知られていますが
その炭素はどこから来たのか。原始生物が海底に積り、それがプレートの移動により地中
深く運び込まれたのではないかと言われている。
勿論、生物誕生の前からダイアモンドは生成され存在をしていたので一部の新しいダイアモンド
に限るという事になるとは思いますが・・・。
ダイアモンドを生成する条件としては5万気圧以上で1000度から1500度の高温が必要と
されていますが、その条件が地中150キロから250キロということになりますので如何に地中深く
地表が潜り込んでいっているかという事が想像できます。
つまり、それだけ地球の表面は移動を繰り返してきたという事になります。今回の地震に
関しては、その事を考えると何時か起きる事は想像が出来るという事になります。
それはさておき、炭素が単純に高温、高圧の条件がそろえばダイアモンドになるというもの
ではありません。炭素の結晶不純物を混ぜることなく、また、結晶構造が3次元的である事
も条件に含まれます。
マグマの中で成長した結晶が超音速に近いスピードで地表近くまで送り出されることも条件
になりますが、その際に結晶したダイアモンドがマグマの中で一回溶けたり、再結晶を繰り返し
たりという事でその結晶に特徴が出来たりもします。
ダイアモンドが何故結晶の形にゆがみが少ないかというと液状環境の中で成長するので他の
岩石のすき間で成長をするような形にはなりません。
つまり、ダイアモンドというものは混じりけのない炭素の集合体が液状のマグマの中で成長し、
なおかつマントルの中で固まりながら結晶し、熟成した後に音速に近いスピードで地表に押し
上げられて完成します。この事は地球全体の元素の割合からすると非常にまれなことである。
実に炭素の割合は1%にも満たない訳でその中でダイアモンドを構成する炭素はさらに少なく
その存在自体が奇跡なのです。
ダイアモンドの誕生は奇跡を繰り返しながら人間の目に触れるのですが、触れるだけで人間に
何らかの刺激を与えない限り認めてもらう事はありません。
奇跡の繰り返しと人類との融合がなければ存在自体が意味のないものになります。
しかし、それは必然の事実として人類にとって意味のある誕生だったのです。
その何かが解明されるとなぜ人に近くにダイアモンドがあり続けるのかが判明するでしょう。
ややこしい話になってすみません。
で自然がすごいのかという事をつい書きそびれていたかもしれない。
東日本地震については北米プレート等の移動や潜り込みであるという事は良く知られている
がダイアモンドの誕生にはこの話が無縁ではありません。
ダイアモンドが炭素によって出来あがっている事は御存じの方も多いでしょう。しかし、
その炭素が元々どこからやってきたものか。実は、新しいダイアモンド(と言っても1億年ほど
前ですが、生物起源説というのがあります。
元々、ダイアモンドは炭素が高温、高圧によって出来あがっている事は知られていますが
その炭素はどこから来たのか。原始生物が海底に積り、それがプレートの移動により地中
深く運び込まれたのではないかと言われている。
勿論、生物誕生の前からダイアモンドは生成され存在をしていたので一部の新しいダイアモンド
に限るという事になるとは思いますが・・・。
ダイアモンドを生成する条件としては5万気圧以上で1000度から1500度の高温が必要と
されていますが、その条件が地中150キロから250キロということになりますので如何に地中深く
地表が潜り込んでいっているかという事が想像できます。
つまり、それだけ地球の表面は移動を繰り返してきたという事になります。今回の地震に
関しては、その事を考えると何時か起きる事は想像が出来るという事になります。
それはさておき、炭素が単純に高温、高圧の条件がそろえばダイアモンドになるというもの
ではありません。炭素の結晶不純物を混ぜることなく、また、結晶構造が3次元的である事
も条件に含まれます。
マグマの中で成長した結晶が超音速に近いスピードで地表近くまで送り出されることも条件
になりますが、その際に結晶したダイアモンドがマグマの中で一回溶けたり、再結晶を繰り返し
たりという事でその結晶に特徴が出来たりもします。
ダイアモンドが何故結晶の形にゆがみが少ないかというと液状環境の中で成長するので他の
岩石のすき間で成長をするような形にはなりません。
つまり、ダイアモンドというものは混じりけのない炭素の集合体が液状のマグマの中で成長し、
なおかつマントルの中で固まりながら結晶し、熟成した後に音速に近いスピードで地表に押し
上げられて完成します。この事は地球全体の元素の割合からすると非常にまれなことである。
実に炭素の割合は1%にも満たない訳でその中でダイアモンドを構成する炭素はさらに少なく
その存在自体が奇跡なのです。
ダイアモンドの誕生は奇跡を繰り返しながら人間の目に触れるのですが、触れるだけで人間に
何らかの刺激を与えない限り認めてもらう事はありません。
奇跡の繰り返しと人類との融合がなければ存在自体が意味のないものになります。
しかし、それは必然の事実として人類にとって意味のある誕生だったのです。
その何かが解明されるとなぜ人に近くにダイアモンドがあり続けるのかが判明するでしょう。
ややこしい話になってすみません。
2011年4月15日金曜日
ダイアモンドを探す
被災地の現状が伝わるとそこには沢山の物語がある事を実感させられます。
今朝TVを見ていると釜石市の避難所で過ごされている御夫婦がインタビューされておりました。
避難所の生活もさることながら今一番気になっている事をリポーターから尋ねられると、
「十年前の退職した時に感謝の気持ちを込めてプレゼントしたダイアモンドの指輪が
れ流されてしまった事」だということでした。
今は毎日現場に行ってその指輪を探す事を日課としているということでしたが正直
あの被災地で見つける事は容易ではないでしょう。ただダイアモンドは異常に光ります。
「一筋の光明」という言葉がありますがまさにダイアモンドを指すような言葉でどんなに
小さな光でも反射してくれます。他の物を探すよりは遠くまで反射をするという事も含めて
見つけるチャンスはあります。ダイアモンドはそのようにして人間に発見されてきたの
ですから。
しかし、大変なことだとは思いますがぜひ見つかってほしいと願っております。
今回のエピソードを聞いて、人の思いをダイアモンドにのせて伝える事やその方達の
思いがそこにある事を思うとダイアモンドを扱う人間として何とかしてやりたいなあと
思う気持ちで一杯です。
救いはダイアモンドは劣化をしませんので時間がかかっても大丈夫だという事です。
後は人の善意を信ずるだけですね。
本来のダイアモンドの役目を果たしていた指輪ですから必ず見つかると思います。
また。探すことその事が貴いとも思います。
是非何かのお役にたちたいと思ってやみません。
今朝TVを見ていると釜石市の避難所で過ごされている御夫婦がインタビューされておりました。
避難所の生活もさることながら今一番気になっている事をリポーターから尋ねられると、
「十年前の退職した時に感謝の気持ちを込めてプレゼントしたダイアモンドの指輪が
れ流されてしまった事」だということでした。
今は毎日現場に行ってその指輪を探す事を日課としているということでしたが正直
あの被災地で見つける事は容易ではないでしょう。ただダイアモンドは異常に光ります。
「一筋の光明」という言葉がありますがまさにダイアモンドを指すような言葉でどんなに
小さな光でも反射してくれます。他の物を探すよりは遠くまで反射をするという事も含めて
見つけるチャンスはあります。ダイアモンドはそのようにして人間に発見されてきたの
ですから。
しかし、大変なことだとは思いますがぜひ見つかってほしいと願っております。
今回のエピソードを聞いて、人の思いをダイアモンドにのせて伝える事やその方達の
思いがそこにある事を思うとダイアモンドを扱う人間として何とかしてやりたいなあと
思う気持ちで一杯です。
救いはダイアモンドは劣化をしませんので時間がかかっても大丈夫だという事です。
後は人の善意を信ずるだけですね。
本来のダイアモンドの役目を果たしていた指輪ですから必ず見つかると思います。
また。探すことその事が貴いとも思います。
是非何かのお役にたちたいと思ってやみません。
2011年4月11日月曜日
自然現象!?
天災を含め自然が起こす人間の想定外の事を悪い事は災害、良い事は奇蹟といったすみ分けを
しますが、含めて超常現象という事になるのでしょう。
今回、珍しいダイアモンドを数多く集めて店頭に飾ってみましが一般の方達がいかにダイアモンド
を見る機会がなく、その事について御存じないかという事を改めて感じました。
皆さんがご存じのダイアモンドは白くて丸い物というのが一般的であり、良く考えてみると
世間の宝石店では丸くて白い、グレードのついた売りやすいダイアモンドを多く取りそろえて
おり、説明が難しいものは避けているという面もあります。
つまり、皆さんがご存じのないダイアモンドは人々にとってはやはり奇跡であり、たとえ知って
いても地球から取れた石が透明で色がついているという事じたいが奇跡です。
ややこしい説明になりましたが、ダイアモンドの存在が自然であり、むしろその後に発生した
人間を含めた生物や現象こそが奇跡であるという事が言いたいのです。
何時も書いていますが最初から存在しているダイアモンドが当たり前であり、我々人類が
超常現象であり、ダイアモンドの存在こそが自然現象であると思います。
主と副が本来の立場であれば逆であり、見慣れないダイアモンドも本来はあってしかるべき
物として認識をして頂けたならば何故ダイアモンドが財産なのかが御理解いただけると思い
ます。
是非、自然現象を御覧になりに来てみてください。
しますが、含めて超常現象という事になるのでしょう。
今回、珍しいダイアモンドを数多く集めて店頭に飾ってみましが一般の方達がいかにダイアモンド
を見る機会がなく、その事について御存じないかという事を改めて感じました。
皆さんがご存じのダイアモンドは白くて丸い物というのが一般的であり、良く考えてみると
世間の宝石店では丸くて白い、グレードのついた売りやすいダイアモンドを多く取りそろえて
おり、説明が難しいものは避けているという面もあります。
つまり、皆さんがご存じのないダイアモンドは人々にとってはやはり奇跡であり、たとえ知って
いても地球から取れた石が透明で色がついているという事じたいが奇跡です。
ややこしい説明になりましたが、ダイアモンドの存在が自然であり、むしろその後に発生した
人間を含めた生物や現象こそが奇跡であるという事が言いたいのです。
何時も書いていますが最初から存在しているダイアモンドが当たり前であり、我々人類が
超常現象であり、ダイアモンドの存在こそが自然現象であると思います。
主と副が本来の立場であれば逆であり、見慣れないダイアモンドも本来はあってしかるべき
物として認識をして頂けたならば何故ダイアモンドが財産なのかが御理解いただけると思い
ます。
是非、自然現象を御覧になりに来てみてください。
2011年4月7日木曜日
ここで再び
以前、スピリチアリティーについて書いたことがあります。
人間が前に進んだり、進化したりするときに有機、無機といった事を問わず、自然から得る
エネルギーであり、バランスを崩している心身の矯正に影響を与えるオーラであったりする
のがスピリチアリティーです。
多くの未開発国の人々はこれらを感じる力が強いのですが、我々日本人や欧米人はその
能力が劣っているといわれています。
それでも森林の中に入ったら落ち着いた気分になったり、海を見ていると気持ちの持ちようが
楽になったりと、色々感じている訳です。
多分オーラなどは発している人や物に集中した興味を持つことにより感じるものなのでしょう。
つまりは感じる人が前向きな気持ちを持っている時にそれを後押しやキッカケになるものだと
思います。
ダイアモンドは地球上で最も強いオーラを持っているものです(なぜなら、何の良くにも立たない
のに人々の周りに常にあるからです)が、多くの人々の気持ちを動かしたり、感動を与えたり
するにしても、ひとびとの気持ちに余裕がなければなりません。
以前にも書きましたが、好奇心の強い人には確実に影響を与え、頑張ろうという気持にさせて
くれるのがダイアモンドです。
一度、買うとか買わないとかではなくじっくりとダイアモンドを見てみてください。貴女の何かを
確実に刺激しますよ。女性には限りません。男性の中にも沢山そういった方がいます。
今のように少し気持ちが下向き加減の時、ダイアモンドからスピリチアリティーを是非感じて
みてください。元気になりますよ。
人間が前に進んだり、進化したりするときに有機、無機といった事を問わず、自然から得る
エネルギーであり、バランスを崩している心身の矯正に影響を与えるオーラであったりする
のがスピリチアリティーです。
多くの未開発国の人々はこれらを感じる力が強いのですが、我々日本人や欧米人はその
能力が劣っているといわれています。
それでも森林の中に入ったら落ち着いた気分になったり、海を見ていると気持ちの持ちようが
楽になったりと、色々感じている訳です。
多分オーラなどは発している人や物に集中した興味を持つことにより感じるものなのでしょう。
つまりは感じる人が前向きな気持ちを持っている時にそれを後押しやキッカケになるものだと
思います。
ダイアモンドは地球上で最も強いオーラを持っているものです(なぜなら、何の良くにも立たない
のに人々の周りに常にあるからです)が、多くの人々の気持ちを動かしたり、感動を与えたり
するにしても、ひとびとの気持ちに余裕がなければなりません。
以前にも書きましたが、好奇心の強い人には確実に影響を与え、頑張ろうという気持にさせて
くれるのがダイアモンドです。
一度、買うとか買わないとかではなくじっくりとダイアモンドを見てみてください。貴女の何かを
確実に刺激しますよ。女性には限りません。男性の中にも沢山そういった方がいます。
今のように少し気持ちが下向き加減の時、ダイアモンドからスピリチアリティーを是非感じて
みてください。元気になりますよ。
2011年4月6日水曜日
義援
災害というものは実害も恐ろしいけど、精神的二次三次被害も恐ろしい。
花見やイベントも全てとは言わないが中止の多い中、被災者の中からあまり自粛をしない
でほしいという声もネット上では上がっている。
被災者の復興がこれからという時に被災した企業の商品が売れない結果、復興の足を
引っ張っているといものです。
お花見が良いかどうかは別として、東北地方の酒造メーカー全国の自粛ムードの中、
復興準備が出来ても注文がないということです。
自粛ムードに対して如何なものかという意見もそろそろ出てきていますが、『チーム日本』
としては先発選手が怪我をして退場したところでバックアップをする選手も一緒になって
怪我をしているつもりでいたら試合は勝てない。
東北地方の産業の復興を引っ張るのは健康な地域の責務であり、それが本来の義援
ではないのだろうか。勿論、はしゃぎ事は大いに結構とは言わないが経済効果が上がるで
あろうイベントや消費まで自粛することは義援金を本当の意味で役に立てることはできない
のではないでしょうか。
一時の感情や思いやりは時として被災者の足を引っ張ります。本来は全てとは言わないが
継続させることがいち早く復興に繋がり、継続させる事により被災を忘れないという事に
なるのだと思う。
石川遼君が今年の獲得賞金とバーディー毎に寄付金を義援したいと言っていますが、
これは素晴らしいと思う。つまり、継続させる意識と被災者とともにいる気持ちを持って
いたいという素晴らしい提案だと思う。獲得賞金の問題ではないのです。
我々も少しでも多くの賞金を稼ぎ少しでも多くのバーディーを取る気持ちで商売を行い
たいものです。賞金をとる事やバーディーを取る事を自粛していては被災もすぐ忘れて
しまいます。新燃岳の噴火はまだ終わってはいませんが経済が回らなくなるとその事も
忘れがちになります。
皆で遼君と同じ気持ちで賞金を稼ぎバーディーを取る事を考えましょう。それぞれの
分野で・・・。
気持ちまで被災してはいけないと思います。直接の被災者にはしばいの時間が必要です
がそれ以外の人たちはそのバックアップの為に頑張りましょう。それが本来の義援になる
と思います。
サアぁ『上を向いて歩こう』ではありませんか。
花見やイベントも全てとは言わないが中止の多い中、被災者の中からあまり自粛をしない
でほしいという声もネット上では上がっている。
被災者の復興がこれからという時に被災した企業の商品が売れない結果、復興の足を
引っ張っているといものです。
お花見が良いかどうかは別として、東北地方の酒造メーカー全国の自粛ムードの中、
復興準備が出来ても注文がないということです。
自粛ムードに対して如何なものかという意見もそろそろ出てきていますが、『チーム日本』
としては先発選手が怪我をして退場したところでバックアップをする選手も一緒になって
怪我をしているつもりでいたら試合は勝てない。
東北地方の産業の復興を引っ張るのは健康な地域の責務であり、それが本来の義援
ではないのだろうか。勿論、はしゃぎ事は大いに結構とは言わないが経済効果が上がるで
あろうイベントや消費まで自粛することは義援金を本当の意味で役に立てることはできない
のではないでしょうか。
一時の感情や思いやりは時として被災者の足を引っ張ります。本来は全てとは言わないが
継続させることがいち早く復興に繋がり、継続させる事により被災を忘れないという事に
なるのだと思う。
石川遼君が今年の獲得賞金とバーディー毎に寄付金を義援したいと言っていますが、
これは素晴らしいと思う。つまり、継続させる意識と被災者とともにいる気持ちを持って
いたいという素晴らしい提案だと思う。獲得賞金の問題ではないのです。
我々も少しでも多くの賞金を稼ぎ少しでも多くのバーディーを取る気持ちで商売を行い
たいものです。賞金をとる事やバーディーを取る事を自粛していては被災もすぐ忘れて
しまいます。新燃岳の噴火はまだ終わってはいませんが経済が回らなくなるとその事も
忘れがちになります。
皆で遼君と同じ気持ちで賞金を稼ぎバーディーを取る事を考えましょう。それぞれの
分野で・・・。
気持ちまで被災してはいけないと思います。直接の被災者にはしばいの時間が必要です
がそれ以外の人たちはそのバックアップの為に頑張りましょう。それが本来の義援になる
と思います。
サアぁ『上を向いて歩こう』ではありませんか。
2011年4月4日月曜日
ダイアモンド取引
前回もダイモンドの財産性について書いてみましたが日本では残念ながら一般の方に
見える形ではダイアモンドを売買できる場所がありません。
30年ほど前に仲間たちと東京ダイアモンド取引所なる物を設立案を立案したことがあり、
その頃は物品税なる物が存在し、グレードのシステムも今ほどは整ってはいませんでした。
しかし、同時期に米国のネバダ州で数名のダイアモンドディーラーが当時のパソコン通信
を使って、その取引を行い僅か2年で数百億の取引きを可能にしましたが、やはり仕組み上
の問題もあり、その後1980年を境に閉じることになりました。
現在は当時と環境が違います。市場もシステムもインフラさえもこの取引の環境に向いて
いる。いや、最適だとも言えるかもしれません。
ただし、過去の成功例と失敗例を知り、現在の状況に照らし合わせる事は必要だと思いますが、
多分、取引規模に照らし合わせても投資金額は少なくてすむでしょう。
これらのシステムをつくる事は次世代のダイアモンドビジネスには必要不可欠な事だと
思っていますが、その環境を誰が手につけるかは時間の問題であると思っています。
ダイアモンドの売り買いが自由にできる時代は近いと思っていますが、既に近い形では
行っているところもあります。今回のような災害に見舞われると「国境なき財産」「持ち運び
のできる財産」の必要性を実感します。
興味のある方はご一報ください。
見える形ではダイアモンドを売買できる場所がありません。
30年ほど前に仲間たちと東京ダイアモンド取引所なる物を設立案を立案したことがあり、
その頃は物品税なる物が存在し、グレードのシステムも今ほどは整ってはいませんでした。
しかし、同時期に米国のネバダ州で数名のダイアモンドディーラーが当時のパソコン通信
を使って、その取引を行い僅か2年で数百億の取引きを可能にしましたが、やはり仕組み上
の問題もあり、その後1980年を境に閉じることになりました。
現在は当時と環境が違います。市場もシステムもインフラさえもこの取引の環境に向いて
いる。いや、最適だとも言えるかもしれません。
ただし、過去の成功例と失敗例を知り、現在の状況に照らし合わせる事は必要だと思いますが、
多分、取引規模に照らし合わせても投資金額は少なくてすむでしょう。
これらのシステムをつくる事は次世代のダイアモンドビジネスには必要不可欠な事だと
思っていますが、その環境を誰が手につけるかは時間の問題であると思っています。
ダイアモンドの売り買いが自由にできる時代は近いと思っていますが、既に近い形では
行っているところもあります。今回のような災害に見舞われると「国境なき財産」「持ち運び
のできる財産」の必要性を実感します。
興味のある方はご一報ください。
2011年4月1日金曜日
国境なき財産!?
今回の災害の画面を見て、津波の恐ろしさや地震の凄さを改めて感じた方も多いと思う。
何人かの方に尋ねられたのは
「財産の全てが流される様子を見て、瞬間的に持って逃げれるものはそんなにないと
思ったけれど、ダイアモンドはどうなんですか?」
勿論、この質問が多い意味も解ります。家などの財産が一瞬で消えてなくなる訳ですから、
不安にもなると思います。それに今回は何故か立てたばかりとか引っ越した翌日という人々
も何人かいました。
私がこの業界に入った頃1970年代に二つの大きな衝撃がありました。それまでは宝石は
単なる、装飾品の贅沢なものという感覚でした。
その一つはヒスイのリフォームです。その多くは
「満州から引き上げる時に持って逃げるれる物がなかったので必死でこのヒスイを持って
逃げたものよ」
といった満州から引き揚げてきた御老人達からのお話でした。
つまり、終戦直後ソ連軍の南下や中国軍の反撃により、日本へ命からがら逃げて来た時に
持って逃げることが出来る財産は限られていたし、逃げるのに目立つ物は持って逃げれる事
が出来なかった時にヒスイを懐に忍ばせ日本に帰ってきたという事で、その際ヒスイを
売って日本での生活の資源にしたという事です。
「これは、その時の残ったものなんだけど思い出がいっぱい詰まっているので作り変えて
持っていたいのよね」
これらの話題は決して稀なことではありませんでした。
もう一つは1970年代半ばから米国に渡っていて時の事ですが、渡米当初しばらく語学
学校に通っていた時の事です。
同じクラスにひと際年齢の高い老人がおられて、その老人がある日
「KAZは日本でダイアモンドの仕事をしていたんだってね。」
「はい、そうですけど…。」
この頃、ベトナム戦争も終わり、多くの南ベトナム難民が海外に流失しておりました。
「私は、ベトナムではそこそこのビジネスをしていたんだけれど、国から逃げる時に
持っていたダイアモンドを全部隠して船に乗り込みアメリカに渡って来たんだよ。」
「ヘエ~。そんなんですか。」
「アメリカに渡ってそれらのダイアモンドを換金して小さなお店を買い息子達と商売をして
いるんだ」
その頃日本でビジネスをしていた私にはダイアモンドを換金という感覚は知識程度でしか
持ち合わせてはいなかったので一寸驚いた事を覚えています。
以前はフランス領であった南ベトナムの人々にはとくにその感覚が強かったようです。
現在、日本では地金(金、プラチナ等)の値上がりに伴い、それらの換金とともにダイアモンド
の売買も多く行われるようになってきました。
ダイアモンドの換金度はまだまだ少ないのかもしれませんが昨年換金されたダイアモンドは
数百億円にものぼります。
色石に関しては地域性や時代性もあるかもしれませんが、ダイアモンドに関しては
世界中がほぼ統一価格を持っています。勿論米ドルが前提ですが・・。
現在の日本は円高も伴い世界でも量と質が伴いなおかつ価格が安いといった状況に
あります。投資になる場合もあるでしょうし、財産の保全にもなるかもしれません。
災害にあった時にその力を存分に発揮してくれる国境なき財産である、ダイアモンドは
想定外の最悪が起きた時には強い味方になってくれるという事も頭の片隅に入れておいて
ください。
何人かの方に尋ねられたのは
「財産の全てが流される様子を見て、瞬間的に持って逃げれるものはそんなにないと
思ったけれど、ダイアモンドはどうなんですか?」
勿論、この質問が多い意味も解ります。家などの財産が一瞬で消えてなくなる訳ですから、
不安にもなると思います。それに今回は何故か立てたばかりとか引っ越した翌日という人々
も何人かいました。
私がこの業界に入った頃1970年代に二つの大きな衝撃がありました。それまでは宝石は
単なる、装飾品の贅沢なものという感覚でした。
その一つはヒスイのリフォームです。その多くは
「満州から引き上げる時に持って逃げるれる物がなかったので必死でこのヒスイを持って
逃げたものよ」
といった満州から引き揚げてきた御老人達からのお話でした。
つまり、終戦直後ソ連軍の南下や中国軍の反撃により、日本へ命からがら逃げて来た時に
持って逃げることが出来る財産は限られていたし、逃げるのに目立つ物は持って逃げれる事
が出来なかった時にヒスイを懐に忍ばせ日本に帰ってきたという事で、その際ヒスイを
売って日本での生活の資源にしたという事です。
「これは、その時の残ったものなんだけど思い出がいっぱい詰まっているので作り変えて
持っていたいのよね」
これらの話題は決して稀なことではありませんでした。
もう一つは1970年代半ばから米国に渡っていて時の事ですが、渡米当初しばらく語学
学校に通っていた時の事です。
同じクラスにひと際年齢の高い老人がおられて、その老人がある日
「KAZは日本でダイアモンドの仕事をしていたんだってね。」
「はい、そうですけど…。」
この頃、ベトナム戦争も終わり、多くの南ベトナム難民が海外に流失しておりました。
「私は、ベトナムではそこそこのビジネスをしていたんだけれど、国から逃げる時に
持っていたダイアモンドを全部隠して船に乗り込みアメリカに渡って来たんだよ。」
「ヘエ~。そんなんですか。」
「アメリカに渡ってそれらのダイアモンドを換金して小さなお店を買い息子達と商売をして
いるんだ」
その頃日本でビジネスをしていた私にはダイアモンドを換金という感覚は知識程度でしか
持ち合わせてはいなかったので一寸驚いた事を覚えています。
以前はフランス領であった南ベトナムの人々にはとくにその感覚が強かったようです。
現在、日本では地金(金、プラチナ等)の値上がりに伴い、それらの換金とともにダイアモンド
の売買も多く行われるようになってきました。
ダイアモンドの換金度はまだまだ少ないのかもしれませんが昨年換金されたダイアモンドは
数百億円にものぼります。
色石に関しては地域性や時代性もあるかもしれませんが、ダイアモンドに関しては
世界中がほぼ統一価格を持っています。勿論米ドルが前提ですが・・。
現在の日本は円高も伴い世界でも量と質が伴いなおかつ価格が安いといった状況に
あります。投資になる場合もあるでしょうし、財産の保全にもなるかもしれません。
災害にあった時にその力を存分に発揮してくれる国境なき財産である、ダイアモンドは
想定外の最悪が起きた時には強い味方になってくれるという事も頭の片隅に入れておいて
ください。
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