ページビューの合計

2021年3月4日木曜日

今後の金価格⁉

 金の価格が去年の8月をピークに下がり続けています。勿論、数年前より高価という事もあり街中では金の高騰という名目のもとに地金製品の販売が行われています。

 しかし、一連のこの金価格に対して過去にはなかった現象が起きています。

 そもそも金とは何ぞやという事から考えなければなりませんが、古くより通貨の材料としてという事もあり、長く金本位制というものが続き、金を財産という視点で見てきました。さらに言えば金製品をはじめ携帯電話や半導体にも金が使われてきたという事もあり資産という名目が成り立っていましたがITの進化により事情が少し変わってきたのです。

 実質の金の実用性という事でいえば宝飾品などの限られた物にしか使用がされず、多くの場合は資産の保全という名目で保有されることが多く、大概の人の認識もそのようなものだと思います。

 現実には現代の富裕層にとっては資産としての保有要素としては使い勝手の良いものではないのです。株やその他の投資の確定利益の行き先として考えられていた金の代わり、仮想通貨等の一時的に利益の行き場所として利便性の高いものが他に多く出てきたのです。

 現実に金の価格の下落とともにBit Coin等の暗号通貨の価格が上昇を続けてきました。つまりディスプレーの前で瞬時に利益を動かせる利便性の高い投資対象を考えると金の順列は少し後退をしたといってよいです。

 他のプラチナやパラジュウムなどは水素燃料の電池の媒体などの実用性が備わっており、それ故に実用性を鑑みた価格に推移をすることは十分に考えられます。しかし、それ以上の過去の様な価格になることはないと考えるのが自然だと思います。

 総じて今後は金の価格というものには注視をする必要があり、現状でも高い率を誇っている金は徐々に下落傾向になるのは必然といってもよいのです。勿論熟年層を中心にした金の信者は多くいますのでその傾向にもよると思いますが、時間の問題といってもよいのです。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿