昨今の株高は決してバブルとは言えないのは実体経済が伴っていないからですが、今後株高が進むなり高値を維持するかというと答えはイエスです。
先週は債権の長期金利に動きがあり、いったん株の下落がありましたが実質的には実体経済が伴っていないことを考えると金融緩和が維持されることが考えられるです。
つまり、株高の要因には皮肉なことに実体経済の不調があるといってもよいのでしょう。本来であれば経済指標となるはずの株式市場は実体はカジノ化しているといってもよいのです。それも極めて胴元に有利な状況でです。(ここでいう胴元とは富裕層を指します。)
このような状況は町中にも起きていて昔から不景気な時のギャンブルといわれ、不況時にはパチンコ業界が活況を呈してきたものです。しかし、これは健康的なこととは言えません。昔からギャンブラーは社会に貢献することはないのです。
それでは健全な投資とはどのようなものかというと、長期な視線と安全な振り分け、そして地道な積み立てという事です。これは著名な世界の投資家のウォーレン・バフェット氏や日本の武田和平さんが実践してきたことでもあります。そのほかに対象銘柄の将来性という基本に立っています。
私は長く資産としてのダイアモンドを提唱してきました。勿論一定の条件下の物をという事ですがそれは宝石としての五条件を備えているという事です。
ダイアモンドというものは前述の投資の条件をほとんど満たしているといってもよいでしょう。換金性は当然ですが、その換金率という事になると長期の目線で見なければなりません。さらに言えば動産という事もあり分散資産としての有利性を持ち、更には価格の上昇より少なくとも自らの積み立てに頼らずとも一定の割合での値上がりがあります。小規模の法人が持つ資産としてはもってこいと言ってもよいでしょう。
経済状況によってはその値上がり率は短期間になることもあり得ます。さらに言えば法人であれば資産としての計上をするわけですから財務の中での取り扱いとしては非常に利便性の高いものともいえる訳です。
ただし、マーケットが他の市場に比べると非常に小さいためにその投資を望んでもそのものに出会うにはそれなりのリサーチをしなければなりません。前述の著名投資家のウォーレン・バフェット氏が実は宝石店のオーナーであることはあまり知られていませんが、彼のお店は大粒のダイアモンドを販売することでも米国の富裕層の間では有名な話です。
ある種の利益の確定要素としてのダイアモンドは安定資産としての価値があるのです。
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