前回には法人の資産としてのダイアモンドの購入という事を書きましたが、現在中堅のオーナー企業の多くが現代アートを会社の資産として購入するケースが多いという事に触れました。現代アートに興味があるのか、はたまた投資としての興味なのかというと両方を兼ね備えた上での自らへのご褒美兼ある意味見栄というものもあるように感じます。
その事が悪いという事ではなく、それらの物も含めダイアモンド、宝石などもその類なわけです。しかし、ダイアモンド等に関してはそれらの対象にはなっていなかったというのは前回も書きましたが販売側の姿勢という事になるのでしょう。
前回書いた2千万から3千万円のところというのはカラーでいえばKLM以上でSIクラス以上という事になりますさらに言えばハイカラー・ハイクラリティーは除くという事になります。
これらの条件で10cts以上でラウンドという事になると世界のマーケットにおいて100ピースは流通在庫としてはないでしょう。つまり、この辺のところはハイクラス程高価ではなく更に言えば宝石としての美観は十分に保っている所という事です。つまり、日本において20ピースほどでも購入されると価格自体が上昇をするという事になります。
何故にハイクラスではないのかというとハイクラスは価格の上下が激しく、実質的原石価格との価格差乖離があり過ぎます。しかし、コマーシャルクラスであれば元々のプレミア価値がそれほどありませんから価格の上下動が少ないわけです。更には購入するにあたって手ごろであるという事になります。
これらのところをどのような資産運用をするかという事は多分購入をされる方の方が詳しいと思います。
このような事が実質的に始まることは正に『ダイアモンドの新年』と言えるのではないかと考えます。
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