人生において正解というものが有るわけではないけれど自分が目指したものにたどり着いたとしてらそれは正解という事なのでしょう。 赤ン坊としてこの世に生を受けた時点では目指しているものが有るわけではないけれど受け継いだDNAによりそれぞれの才能が目を覚まし、 そして、その才能の中で人々は目指していくものを探し、ある人は漫然として目指すものが見つからず人生を追えるのかもしれません。 それは人生だけではなく仕事においても同じことが言えるでしょう。
目指すものが見つからずに過ごす仕事は単なる作業化し、結果が出ない というものになる訳です。ゴールでなくても良いせめて出口を見つけることがでいるかどうかが仕事の結果に大きな違いが出てくるでしょう。
宝飾業界という物は実用的な物でない分ゴールや出口が見つかりにくいという側面があります。逆に言えば業界側が出口やゴールを 示さない限りは購入者は宝飾品を買う意味合いを見出せないと言えるでしょう。
単純につけて楽しむだけであればアクセサリーで十分ですが、高額を出してまでなぜに宝飾品を購入するのか?
勿論、購入者なりの意味合いもあるでしょう。しかし、それだけでは購入意思としてはそれほど強いものとはならないでしょう。 そこに宝石の5大条件の意味合いがあるのでしょう。つまり、美観性、耐久性、希少性、携帯性、そして換金性です。これらの条件に含まれる要素が 有って初めて前述した宝飾品を購入する動機として強くなるわけです。
現在の宝飾品の売り方として特に考えなければならないのが換金性でしょう。 換金を前提として販売をするわけではないのですが、前述をした出口なりゴールという事を考えると使用機会の提案と同時に購入者が販売を 考えた時にその術が無かったり、思うような結果が出なかったりすることが現状です。その為に業界への不信感が募るのでしょう。
販売時には高額で販売をした引き取り時には殆ど価値の内容な条件が付けられたりするわけですから当然と言えば当然でしょう。私が知る限りは 数十年前であればそのような不信感を持たれることは殆どなかったといっても良いでしょう。それは多くの宝石商が他の商品を甲奴有することが 条件とは言え殆どの場合は販売時の価格で引き取ったという事もあるのでしょう。
消費税の導入に伴い販売方法が変わったとはいえ売り方の乱暴さが今の現状を生み出したとも言えます。引き取るときには二束三文にもならないような 物を販売している業者の姿勢もありますが、宝飾品が本当の意味で信頼をされるような仕組みにならなければ宝飾品のビジナスとしての先行きは暗いでしょう。
宝石の条件で今一番大事なこと身に着ける場所と効率の良い換金性とその場所であることは多くの販売員はなんとなく理解をしていると思います。
つまり、何事もゴールなり出口なりがあって一つの成り立つものであり、意味合いが持たれるものだと理解をしています。今一度社会のせいにはせずに 考えることも必要でしょう。
人生においてもビジネスにおいても意味あるプロセスにゴールなり出口があるのでしょう。