私自身米国宝石学会(G.I.A)に対しての批評をすることが多いのですが、決して否定をしているわけではありません。時代に合わせてシステムやマニュアルに変更があることは至極普通であるわけですから、ビジネスという側面がある以上は仕方のない事でもあります。
ただ何事も前提とか基本とか原則というものが有っての変化や進化だと思います。その前提を自ら覆しても変化をさせて良いわけではありません。G.I.Aはグレーディングをすることがビジネスであるから何のグレーディングをしても良いという考え方はあまりにも稚拙な気がするわけです。
つまり、G.I.Aはグレーディングが仕事であることは間違いがないし、見解は合っているような気がします。(これは人造ダイアモンドに対してのグレーディング見解です)。しかし、前提は天然であるダイアモンドには色々な品質や仕分けするべき内容があるという事であり、以前天然のダイアモンドに対して鑑別書がないのは何故かという問いに対してG.I.Aのアナウンスメントで
『ダイアモンドのグレーディングレポートというものは天然を前提としているのでその必要はない。』
と言っていました。まったくその通りでレポートに合わせて現物を創ることでが出来る物のレポートは何の役にも立たないわけです。
しかし、現在のG.I.Aはその根幹を崩すようなことを行っているわけです。彼らがおかしくなってきたのは2000年代に入ってからと認識をしています。1990年代には多くの人々が認識をしている人造ダイアモンドに対して2003年になってからG.I.Aでは認識をしているといったことをセミナー等で発表をし、それ以前のグレーディング関しては知りませんと言わんばかりのコメントです。つまり自分たちの権威を守りたいという事があったのでしょう。
つまり、看破方法がなかった時代の事は致し方ないと思いますが責任逃れの醜い言い訳でした。
宝石というものは基本的に天然か否か、更には研磨以上の手が加えられていないかどうか等々の判定とあくまでも目安となるプロによるグレーディングがあれば良い訳で、更にはそのグレーディングにおいても絶対的な物ではないという事を案内することが是であるわけです。
現在の宝石業界においてもその根幹になるようなものを自らの都合の良いように利用をし、利益を上げること邁進するが為に業界の劣化が始まっているのであって決して景気のせいだけではないと思っています。
宝石の商売というものはもっと単純なものであって中途半端な知識を都合よく披露する場所ではなく、誰もが簡単に手に入らない美しい宝石をその努力相応の価格提示し、それを認めてくれる購入者に販売をするものであって、決していい加減な情報を流したり、迷わせるような知識を与え自分を有利に運ぼうとする演出が有ってはいけないものなのです。
現在の業界を見ていると宝石の価値を前提としない商法が闊歩し、多くの消費者に宝石の購入を躊躇させるような状況を造り出しているように見えます。宝石は美しく、希少性があり、耐久性に優れていることが前提であり、その上で携帯性、換金性といった条件が追記されているものなのです。耐久性に優れなかったり、いざとなれば換金の出来ないようなものは決してその条件を満たしてはおらず、それは基本的なことだと思います。
勿論其々にとっての趣味、嗜好というものが有ります。ただそれは情緒的な物ではなく実利的宝石というものが有っての上でのものだと思います。過去の業界は単純な知識しかありませんでした。それがゆえに自らを磨く努力をしていたように思います。現在はあっているかどうかの知識をかざし、消費者を翻弄することにより成果を上げる仕業をしているように見えます。
https://ameblo.jp/diamonrow
ただ何事も前提とか基本とか原則というものが有っての変化や進化だと思います。その前提を自ら覆しても変化をさせて良いわけではありません。G.I.Aはグレーディングをすることがビジネスであるから何のグレーディングをしても良いという考え方はあまりにも稚拙な気がするわけです。
つまり、G.I.Aはグレーディングが仕事であることは間違いがないし、見解は合っているような気がします。(これは人造ダイアモンドに対してのグレーディング見解です)。しかし、前提は天然であるダイアモンドには色々な品質や仕分けするべき内容があるという事であり、以前天然のダイアモンドに対して鑑別書がないのは何故かという問いに対してG.I.Aのアナウンスメントで
『ダイアモンドのグレーディングレポートというものは天然を前提としているのでその必要はない。』
と言っていました。まったくその通りでレポートに合わせて現物を創ることでが出来る物のレポートは何の役にも立たないわけです。
しかし、現在のG.I.Aはその根幹を崩すようなことを行っているわけです。彼らがおかしくなってきたのは2000年代に入ってからと認識をしています。1990年代には多くの人々が認識をしている人造ダイアモンドに対して2003年になってからG.I.Aでは認識をしているといったことをセミナー等で発表をし、それ以前のグレーディング関しては知りませんと言わんばかりのコメントです。つまり自分たちの権威を守りたいという事があったのでしょう。
つまり、看破方法がなかった時代の事は致し方ないと思いますが責任逃れの醜い言い訳でした。
宝石というものは基本的に天然か否か、更には研磨以上の手が加えられていないかどうか等々の判定とあくまでも目安となるプロによるグレーディングがあれば良い訳で、更にはそのグレーディングにおいても絶対的な物ではないという事を案内することが是であるわけです。
現在の宝石業界においてもその根幹になるようなものを自らの都合の良いように利用をし、利益を上げること邁進するが為に業界の劣化が始まっているのであって決して景気のせいだけではないと思っています。
宝石の商売というものはもっと単純なものであって中途半端な知識を都合よく披露する場所ではなく、誰もが簡単に手に入らない美しい宝石をその努力相応の価格提示し、それを認めてくれる購入者に販売をするものであって、決していい加減な情報を流したり、迷わせるような知識を与え自分を有利に運ぼうとする演出が有ってはいけないものなのです。
現在の業界を見ていると宝石の価値を前提としない商法が闊歩し、多くの消費者に宝石の購入を躊躇させるような状況を造り出しているように見えます。宝石は美しく、希少性があり、耐久性に優れていることが前提であり、その上で携帯性、換金性といった条件が追記されているものなのです。耐久性に優れなかったり、いざとなれば換金の出来ないようなものは決してその条件を満たしてはおらず、それは基本的なことだと思います。
勿論其々にとっての趣味、嗜好というものが有ります。ただそれは情緒的な物ではなく実利的宝石というものが有っての上でのものだと思います。過去の業界は単純な知識しかありませんでした。それがゆえに自らを磨く努力をしていたように思います。現在はあっているかどうかの知識をかざし、消費者を翻弄することにより成果を上げる仕業をしているように見えます。
https://ameblo.jp/diamonrow