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2019年8月27日火曜日

違和感⁉

 昨今騒がれている日韓問題は本来あまり触れたくわない問題ですが、一抹の違和感を感じています。

 つまり、今回の起因のでもあるレーダー照射問題を始め、慰安婦財団の解散、徴用工問題、そしてGSOMIAの破棄問題と、殆どの場合日本を挑発しているようなことが起きています。その上で『Boycott Japan』を掲げている姿は日本サイドからだけ見れば『煽り運転』に出会ったようにも感じます。

 勿論、韓国側には韓国側の過去を通しての積み重ねや教育の問題として日本とは沸点の基準が違う事も理解をしています。しかし、一連の流れを見ているとムンジェイン政権の仕掛けが気になります。

 つまり、レーダー照射問題をたまたまとしても、徴用工問題に関していえば今回の判決を下した最高裁判所の裁判長が文政権になってから下積みなしでの大抜擢、更には検事側にも文政権の樹立貢献者が採用をされ、明らかに文政権の意向を汲んでの判決だというのに司法と政治は別もの発言に終始している。この件に象徴されるようにあらゆることがある一定の方向へ向かうためのプロローグのように感じます。

 北との融和政策にしてもあまりに違和感を感じませんか。あれだけボロクソに言われても北を容認しようとする姿を見ていると北朝鮮出身の彼の父親の姿が浮かぶような気がします。

 アメリカを怒らせても破棄したGSOMIAは一見日本に対しての当てこすりのように見えるが北朝鮮に対する、忠誠の誓いのようにも見えます。

 最近両国で起こっている政治は嫌いだけど、それぞれの国と国民は好きという発言にも違和感を感じます。耳当たりは良い言葉だし額面通りに取れば素晴らしいことだと思います。しかし、本質的な所には領土問題や経済問題があります。政治を避けて都合の良いところだけでお付き合いをしようとしても結局は表面上の事でしかなく根本的な解決には至りません。

 勿論文化交流や相互交流は良いことです。しかし、政治を避けて本当の未来を掲げる事が出来るのでしょうか?

 一度韓国の若者に『竹島問題』を投げかけてみてください、相当しっかりした考えを持っています。決して日本側の考え方とは相いれないし、日本の若者がそこまでしっかりと領土問題を語ることもできないでしょう。

 昨今の異常なまでにも『安倍は嫌いだけれど、日本と日本国民は好きです』というSNS上での拡散やその逆に違和感を感じるのは私だけでしょうか?
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2019年8月26日月曜日

ダイアモンドグレードの不都合⁉

 ダイアモンドのグレードというものは『だいたい』『大よそ』というものが基本となっていることが精度を高めようとも現実です。これらの言葉を数字で表すことは難しいのですが約90%くらいの整合性と思っていればあまり問題になることではありません。

 つまり、ダイアモンドのグレードというものは公式なものでもなければ法律で縛られるものでもありません。だからと言っては何ですが『だいたい』『大よそ』で良いのです。

 つまり、天然の物ですから品質の100%の整合性をとることは不可能なわけです。もし、100%近い整合性をとろうとしたら例えばカラーをD~Zの範囲で表すことは難しくなってきます。

 もし、Eカラーの範囲を1センチメートルの幅の段階としたらKカラーだけでも大よそ10から15位の段階が必要となります。更にVVS‐1を1センチメートルとしたらSI₋1は40~50センチに分けなければなりません。

 つまり、それぞれを1センチの価格の範囲で置き換えるわけですからとてつもない組み合わせが出てきます。これがシンジケートが言う価格の決定には1万4千のポイントがあるという事になる訳です。しかし、そんなことをしたら煩雑になりすぎますので、良品質には厳しく低品質には甘くという発想から作られたグレードですから不都合が沢山あるわけです。

 しかし、時代や市場の状況により扱うものが変わってきましたので、購入者の嗜好というものも判断というものを加えなければならなくなってきているのです。更には国によってもその判断が変わるという事にもなります。しかし、価格に関してはある程度のコンセンサスは得られていますのでグレードの関係なく価格が決定されているのも事実なわけです。

 事情は色々あると言えグレード表記を絶体的な物として捉えていなければ何の問題もあることではありません。

 グレードには販売側の不都合とその運用の不都合がありますので現物を評価する力を購入者にレクチュアすることが大事なのです。
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2019年8月23日金曜日

ダイアモンドはどちらから見るか⁉

 プロ相手のセミナーにお伺いをして一番困ることは4Cに対する勘違いというのが多いという驚きます。それは何時ものように『ダイアモンドにとって4Cにとって一番重要なものはどれですかという質問に対してさまざまな答えが返ってくることです。これには少々戸惑います。

 つまり、質問に対して『カラットです。』という答えが当然返ってくると思っているのですが色々な答えが返ってくると先へは進めないからです。以前一般の方を対象に行った時には殆どの方が『大きさですか?』という当然のような答えが返ってきたのです。

 販売員の方を対象にすると知識が最も単純な知識よりも4Cのグレードからの知識が優先をするために起きている勘違いであることに気が付きました。ダイアモンドの価値というものは歴史的にグレードの使用前には単純に大きさという事と綺麗さという単純なもので決まっていたのですから素人の方の知識の方が自然だという事なのです。

 自然の中では鉱物の単一の結晶がに大きくなることは稀であることはある意味子供でも理解が出来ることでもあります。さらに大きくなればなるほど内包物が入ったり、毀損しやすくなることは容易に想像できることです。つまり、大きさの次にはクラリティーが重要であることになります。

 更に色に関しては何処でどの部分で採掘をしたかによって変わりますので、本当は其々の嗜好によって好まれるものなのですがローカラーになるとなぜか量が多いように表現をされていますのでハイカラーの方が希少性が高いような気がするわけです。しかし、実際にはEカラーよりKカラーの方が幅をとっていますので人工的な希少性とも言えるわけです。つまり、KカラーもEカラーと同じ幅にするとそれほど発生率は変わらないという事になります。

 カットに関しては人工的な物なので意図的にどうにでもなるものですが、個体それぞれの如何に生かすかという意味では勿論外観に影響は与えます。一つの例を挙げればローカラーにハイカラーのエクセレントカットを施すと決して美しくはありませんが、グレードから得た知識ではエクセレントが良いと信じていますので間違った選択になるわけです。

 勿論これらのこと大きさによっても価値基準は変わります。4ct位を境に価格に変化を起こします。瑕有り色無しは小さくなると瑕無し色有りに比べて高くなりますが、大きくなると色有り瑕無しの方が高価になります。これは前述した価値の順序が正しいことの裏付けでもあるわけです。https://ameblo.jp/diamonrow

 

2019年8月22日木曜日

ダイアモンドにまつわる⁉

 以前、当方でお求め頂いたダイアモンドにまつわる話題を書いたことがあります。それはハート形のダイアモンドをお求め頂いたお客様6人の方の寿が続いたという事でした。最初はうちのスタッフがたまたま私の買付けの際にハート形のダイアモンドを購入し『凄く愛らしい形ですね。何か良い事が起こりそうな気がします。』と言っていた数週間後にご縁が出来ました。

 その後そんな話をしていると『私もあやかろうかしら。』という方が出てきて、たまたま5人ほどそのご縁が続き、6人目の方が50代後半だったのですが『私がその都市伝説を終わらせてあげようかしら』とふざけ半分で2ctsの物をお求めになったのですが、その数か月後にご縁が出来、今では幸せにお過ごしでいらっしゃいます。

 実は先月当店でシャンパンパーティーなるものを行ったのですがそこに久しぶりにおいでになった方がおり『やはりこのお店に来るとパワーを感じますね』とおしゃっていました。その時には気にも留めていなかったのですが、先週末にご来店になリ、実はという事で先日ロンドンに行った時に日本で有名な霊能者(なんて表現して良いのかわかりませんのでとりあえず)江原さんという方がイギリスで占星術を取得した時の師匠という方と知り合う機会があったそうです。

 その場で『貴女のお爺様が貴女を守っています。』という事で、その爺様が宝石を好んで周りにおいて置いた方だという事でした。何か悩みがあるようですねと言われ、『周りに宝石を置きなさい。特に貴女にはダイアモンドが向いている』というお話をされたという事で、たまたま良い機会という事でシャンパンパーティーに参加をされたそうです。

 この方は以前当店でダイアモンドを購入した時に良い物件に当たり自宅を購入され、近所から日本橋に引っ越された方で、やはりダイアモンドには縁を感じているということは以前から仰っていました。

 実はこの先週末のご来店はもう一人いらして、その方もたまたまシャンパンパ^ティーにお越し頂いておりました。その際にやはり3ctsのダイアモンドをお求めになっていったのですが、その際には彼女は就活中で『仕事がなかなか決まらないんですよ。』と嘆きながら、『そういえば前回2ctsのプリンセスカットを頂いた時にも就活中だったわ。』と言いながら店内を見渡しておりました。

 私が『これ今一番私が気に入っているダイアモンド』と彼女に見せると『ワー、きれい‼』と言いながら見入っていました。しばらくすると『今度の退職金分で買えるようであれば前回の例もあるのでほしいなー。』と言いながら私の方を見ておりました。

 結果お求め頂いたのですが、その数日後『ビックリなんです。ほんとに就職が希望のところが決まったんです。』と早速のご報告です。当方もビックリ仰天という古典的な表現しかできないような驚きでした。

 同日でご来店を頂いたお二人でしたが、どちらも幸せを掴んでいただければ当方も幸せです。
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2019年8月19日月曜日

仮想価値⁉

 昨日ゴルフ帰りの車中で知人が『高級腕時計が売れているらしいですね。』という振りがあり、会話の中で資産としての価値を問いかけてきました。

 私が知っている限りの話として過去に資産として計上されていることはあまり聞いたことはありませんが、そのような勘違いした噂が出回っていることは知っています。しかし、これはあくまでもメーカーの仕掛けもありますが、即別なバージョンに関してだけのであって話であって実際には首をかしげる部分があります。

 一般的に資産とは財産を指す言葉ですが、公的には『換価性の有る物もしくは一定の目的の元利用性の有る物、そして個々にとって価値のある有形無形の物。』という括りになると思いますが、ここでの意味では換価性の有る物という下りになると思います。

 何らかの金子にはなると思いますが、多くの人はここで資産を投資になるものという解釈をしいていると思います。しかし、そう考えると過去のオークション等の中ではよほど歴史的価値を見出された物しか評価をされるケースは少ないと思います。

 一般的にはオークションにおいてもスタート価格は材料代つまり、貴金属が材料であればその重さと、ダイアモンドが付いていればその相場価格が基準であり、それ以上に評価をされることはありません。

 多分皆さんの勘違いは一部の限定商品がマニアの間で時には付加価値がついてネット上などで売られることがあるのでそれを勘違いしているのだと考えられます。現実には中古の相場がありますよと言われる某Rブランドの時計などでも実際にはその相場で引き取られることはまずありません。特にアメリカなどの質屋では雑貨のごとく山積みで売られています。

 確かに一部の特殊なものに関してはそのような現象は起きてはいますが、やはり大量生産をすることのできるものに関しては資産性という意味では首を傾げることが妥当であろうと考えます。

 知人は私のビジネスであるダイアモンドに照らしてそのような質問をしたようなのですが、根本的にダイアモンドと腕時計ではあらゆる意味で条件が違いすぎます。人間が一定の市場性を意識して創り上げた仮想価値と自然が創り有限性を持った実質的価値とでは比べるものでもないように思えます。私自身の回りにいる人間ですらまだまだダイアモンドというものを理解していないことを考えるとまだまだの努力が必要だという事を改めて考える車中でした。
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2019年8月16日金曜日

ダイアモンドを説く⁉

 お盆も明け、台風の爪痕がまだ残る状態ではありますが、まだまだ世間はビジネスモードという訳にはいきません。ニューヨークのダウも価格を下げ、東京の市場も揺れています。

 勿論、ジュエリー業界の方も中国を始め世界の経済の下降減少を受け、世界中のマーケットが冷え込み始めました。以前から言っているようにオークション市場の経過は良好であり、高額商品が動いていることに変化はありません。

 ダイアモンド業界も例外ではなく、他のジュエリー業界ともども良好であるとは言えませんが、こと高額になるとファンシーカラーを始め、D IF以外の大粒ダイアモンドは堅調です。ただし、絶対量がありませんから堅調といっても目に見えるほどの市場ではありません。

 盆に入る前に百貨店さんからの依頼により大粒ダイアモンドのミニセミナーを行ってきました。内容的には時間も2時間と短く、大枠として『ダイアモンドの価格の決まり方』という内容でした。意外にも多くの販売員の方たちがダイアモンドの価格の決まり方に関して知識が無いようでした。更に言えば4Cに対する解釈も勘違いが多く、終了後は皆さん頭を抱えていました。

 ダイアモンドの価格の決まり方は別にして、ある意味購入者に価格を理解するという知識を養っていただかなければなりません。そういった意味では多くの場合ジュエリーの一部としてのダイアモンドに接している場合が多く、ダイアモンドそのものを理解して頂くような説明というものはあまりされていないような気がします。

 例を挙げると絵画ですが、多くのコレクターはどのようにして絵画を理解し、購入動機となっているのかという事を考えると、多くの場合は画商からのレクイチャーがあり、更にはオークション上でよく名前の聞くもの。そして、勿論情緒的に自らの嗜好にあっているものという事になるのです。しかし、多くの購入者の価格に対しての理解はやはり画商からの情報や自らの購入体験による物であり、本当に価格に対する理解というものは『景気が良くなれば価格が上がり、悪くなれば下がる』といった大雑把な感覚でしかありません。

 絵画に関しては百貨店なども半額の値引きというものはざらにあるという事です。勿論絵画のコストというものは絵具代とキャンパス、そして作家の作業代ですから当然と言えば当然です。後の殆どは付加価値ですからお求めになる方が幾らという理解をするかどうかという事になります。

 ダイアモンドに関しては元々のコストが決して安いものではないので付加価値の率よりも圧倒的に実質的価値が占めているのですが、残念ながらそれを説明できるだけの販売員は非常に少なく
感覚的に消費者でも知っているような知識しか無いように見えます。小粒になればなるほどジュエリーの中での付加価値の率の方が高くなり、必ずしもロジックは必要ではないからです。

 画商の知識がどこまでの物を一流というのかはわかりませんが、少なくても購入者が自ら判断をするだけの説明と納得するだけの金額を提示するだけのことは出来ているような気がします。

 そこで現代の販売員には『ダイアモンドを説く』だけのロジックと知識を持つことが如何に大切かという事が求められるのだろうと考えます。それはあくまでも購入者が自ら判断をするだけの内容を説くという事であり、それなりの知識が必要だという事ですが、それが販売の幅を広げ、本来のダイアモンド購入者を増やすことにもなるのです。
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2019年8月3日土曜日

寛容⁉

 最近の日本で起きている事件や問題を考える時に『寛容』という言葉が頭に浮かびます。それは正誤は別にしてどちらの観点で物を見るかという事で物事の結論は変わるわけですから、自分とは異質な意見に対しての寛容さを持つことの重要性を感じるわけです。

 宗教、人種、言語あらゆる部分で混在を極めてきた日本で、それらを受け入れる寛容性を見せてきた一方で、『何故に日本は韓国や中国に対しては蔑視の意識があるのか?』という意見を目にすることがあります。その際に必ずしも他国の人々との関係性と一緒ではないという見方があることに気が付かされます。

 現在に日本ではスポーツ選手や芸人の台頭により外見や肌の色の違いでの偏見は少なくなったようにも思えるし、時代が人種に対する偏見を超えさせたともいえるように思えます。しかし、中国や韓国のように反日教育をしている国ばかりではないし、ある意味日本から離れた国であるが為に受け入れやすいという事もあるのでしょう。

 中韓に関しては過去の歴史の上での事と両国の文化と事も有るのでしょう。しかし、間違いなく一番近い国であることは間違いがありません。それだけに政治利用を常套手段に使う両国の文化が先へ進まない限りは解決をしない問題なのかもしれません。

 勿論、日本側の考え方も正さなければなりません。一部とはいえヘイトスピーチなどを行う輩は何処にでもいますが、それらの行動が相手国のメディアや政治に利用をされている結果になっていることも事実です。

 先日、高校野球であった話題にしてもそうですが、何故にエースを決勝戦で投げさせなかったのかという論議に関しても両方に正論はありますが、一方が圧倒的に正論とは必ずしも言えません。事実を一部しか知らない時点での正論は事が進むにつけ異論というものが出てきて正論のはずが気が付くと少数派になっていたという事はよくあります。

 先日も吉本興業の問題でタレントが会長、社長が辞めなければ自分が辞めるという事がありましたしたが、当初は正論としてその覚悟や心意気を買っていた視聴者も時間が経つと、一流かどうかは別にして一タレントが企業のトップに対して自分の首と同等というような要求をすることは思い上がりと捉えられられるようになります。

 これらの現象は現状のSNSを始めフェイクニュースと言われるものの台頭により、正誤は別にして広く拡散をされるようになったことが一因にあると思います。しかし、以前からメディアの報道がイコール嘘ではないが全てでは無いということは言われてきましたが、現状は全て以上の虚言、虚像までもが含まれた内容が広く拡散をされています。

 どの内容が事実か否かという事を判断する場合に自身で物事を判断する賢明さと、相手に対する『寛容』があって目明きとなるのだろうと思っています。

 勿論人間ですから自身の都合という事が前提にはなると思いますが、その都合がもっと大きな
視野を通して都合を考えるようになると多くのことが解決をするような気がします。
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