ページビューの合計

2018年11月28日水曜日

ダイアモンドの見せ方⁉

 先日お伺いした百貨店の展示会のお客様が東京にお越しになるということで当該百貨店の外商の方から連絡があり、ぜひ時間を作ってほしいとのことでホテルにお伺いすることとなりました。お客様から先日の展示会でご覧になったダイアモンドを是非頂きたいというご意思をいただきました。

 『先日の展示会でお見せいただいたダイアモンドですけれども主人も大変気に入っておりまして、是非頂きたいと思いまして、お礼かたがたお時間を作っていただきましたの。』
とのことでした。

 最初私は何のお話だろうと色々と頭をめぐらしておりましたが単にお礼ということで少し拍子抜けしました。価格を含めて非常にダイアモンドに対して優しさを感じたということでした。非常に恐縮するお言葉でしたが、冥利に尽きます。

 その時のダイアモンドには本来何の枠もついてはいないのですが、仮ではあったのですがフィレンツェ彫りを施したリングにセットをしておりました。私自身お見かけしたお客様にお似合いになるだろうと、お目当てでもないダイアモンドをお見せし、そのダイアモンドの特徴とその魅力をご説明させていただいたのですが、それが特に当日和装でいらっしゃたお客様はお気に召しておられたようで、更にご主人自身はダイアモンドそのものに魅力を感じられたようです。奥様はその組み合わせそのものがお気に召したようです。

 裸石でお気に召すお客様は多々おります。勿論枠をついたものは当然ですが、大粒のダイアモンドとなるとダイアモンドそのものに魅力がなければなりません。どうお見せするのかというと私自身まだ試行錯誤をしている状態です。しかし、やはり他の嗜好品見るとやはりサイズ的に小さいことは否めません。

 それではダイアモンドをどのようにお見せするかということに関しては私自身数十年たっても結論が出ません。何故かというと気が付いた事としてダイアモンドそれぞれにその方法が違うということです。

 つまり、ダイアモンドを最も魅力的に見せるということはその都度それぞれのダイアモンドをよく見てどのようにお見せすることがベターなのかを考える事が実は小売りでのダイアモンドの販売術でもあるということに行き着いたような気もするからです。

 勿論、それぞれの自信を持った販売術はあると思いますが、事、大粒のダイアモンドを販売するということは決して4Cなどの説明ではなくダイアモンドの見せ方、更にはダイアモンドの見方そのものも合わせてお話しすることが最善であることを改めて感じた次第です。

 ダイアモンドそのものに魅力があることは当然ですが、それを曇らせるのも輝かせるのも見せ方次第であることを改めて感じ経験の良い機会でした。
https://ameblo.jp/diamonrow
 

2018年11月23日金曜日

本当にいいんですか?

 あまり時事的な事ばかりは書きたくはないのですがどうしても現在の政治に対しての疑問が多すぎてついついとなります。

 入管難民法という法律のタイトルも気に食わないのですがその運び方はもっと気に食いません。
何故にこの法律が必要なのかという問題では現在の不法と言われている外国人労働者の環境問題があることは理解していますが、何故に今まで放置されていたのか?

 法律が整備されていなかったという事が理由なのであればそれがなぜにその不備な法律が施行されていたのか?

 更に今国会においての成立を急ぐ理由を現在の外国人労働者の環境改善の為に急ぐという自民党の言い分ですが、合法的に入ってきた人々の条件の不備の為に研修企業から逃げ出し、その結果不法滞在者として極悪環境にいる人の救済であれば法律の整備以前の話ではないのかとも考えます。

 それはそれとして今後の為にも法の整備が急務という事ですが、今まで解決をできていなかったことがそんな急にできるのか?そして、今までも問題になっていたそれらの人々の保険の問題や諸問題の解決の為に監督官庁を増やし、そのための対策を立法後に対処するとも事ですが、労働者不足問題を解決するために新たに税金を投入するとは本末転倒ではないのかとも思います。

 それらのことが解決してからでなければ日本人の非正規労働者の賃金がさらに下がることも考えられますが、外国人の単純労働者がもっと劣悪な環境になることも考えられます。自民党はそれに対して届け出をもっと強化し、更に指導を強化するという事ですが、それであれば今でも十分にできます。何故ならすでに最低賃金は外国人であれ、日本人であれ法律で決められていることです。

 もっと言うと根本的なことですが労働力不足という事を危惧しているという事を前提としていますが、一方で近い将来的にはAIが台頭してきて労働者がいらなくなるという見解が既に経産省から出ています。

 そうなると一時的な事の為に立法し、その後に起きるであろう大きな問題に対しての対処をこれからするのですか?という事です。

 単純な例ですが人口が日本より少ない国はいくらでもあります。短期的には大変かもしれませんが、24時間のコンビニが本当に必要ですか?24時間のファミレスが本当に必要ですか?

 昨今、正月等に人出不足の為にお休みをしているファミレスが目立ってきましたが、それで何か困ったことが起きたのでしょうか?

 ちょっと皆が少しづつ我慢をすれば人出不足も解消する部分もあるのではないでしょうか?あまりにも便利になった日本とそれでビジネスをしている大企業の理屈での今回の法律であれば、もってのほかと言えるわけです。

 世界中の生活レベルの高い文化国家に24時間営業のコンビニもファミレスもありません。皆が立ち止まって考えても良いのではないでしょうか。

 更には相手国との問題。つまり、送り出す国側の管理をもっと政府同士で話し合う必要の方が先ではないでしょうか。

 日本の事を勉強し、理解をしたうえでの出国許可や入国許可をしっかりすれば悪徳ブローカーの介在が無くなるのではないかと考えるとまだ先にやることが沢山あり、今国会で成立はとてもじゃあないけれど無理な話だと考えるわけです。

 トータルで考えると安い賃金で雇わなければ成り立たないビジネスがそれだけ多いという事はビジネスそのものが成り立っていないものが多いという事です。つまり、低賃金労働者救済その為に法律を作ることになるので、それが機能した時にはそのビジネスが崩壊していくという事になりますから、その後の方が悲劇が待っていると考えるのは考え過ぎですか?
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年11月22日木曜日

裏と表⁉

 先日ゴルフ仲間であり、外交官婦人でもある知人から例の日本人ジャーナリスト解放の件の裏話を聞いて『なるほどなあ』と感じることがあり、物事には表と裏があり、表から見ている人にはそれが正面であり、裏から見ている人にはそれが正面なんだと思いましたが何事も裏と表があるがどちらから見ることが正しいのかは立場によっても異なるという事を改めて感じました。

 ダイアモンド業界においてもダイアモンドの価格の一つの目安として4Cがあることは皆が知っているようですが実際にはそれが絶対的な物ではないこともプロであればだれもが知っています。

 しかし、小売り現場で販売という事を考えると4Cに対してそれ以上のことは必要がないと多くの小売りの販売員は思っています。であれば実際にはそれで価格競争を行う事は倫理的にも間違っているわけですが、それはあくまでもプロ側からの意見であり、販売側からするとダイアモンドを売っているわけではなくショッピングをしてもらっているのだから余計な知識は小売りの現場には必要がないとなり、それが正論となるのです。

 グレーディングをするに10倍のルーペを使用し、熟練したグレーダーが決められた環境で行うというのが条件になっていますが、この熟練したという曖昧さもありますが、元々絶対的な物では言ことが前提となっているわけです。

 ただ、ここにきて資産用だとか投資用だとなると特に大粒のダイアモンドに対してはそのようなわけにもいきません。何故ならクラリティー一つとっても例えばIFであれば大よその範囲は決まりますがVVS,VS,SIとなるとクラスごとにその範囲は大きくなっていきます。

 つまり、IFを1mmの幅だとするとVVSクラスには20~30mmの範囲があり、これがVSクラスになると100mmくらいの幅があります。SIにいたっては500mmくらいの範囲があり、その中で1,2とそれぞれを分けたとしても価格で考えれば同じグレードであっても何層もの価格が存在します。

 同じグレードであっても内包物の位置や種類によっても価格は変わりますし、その大きさによっても勿論価格は変わります。それはダイアモンドのププロ側から見れば常識的な事と言え実質的に大きなシェアを占めているブライダル等の範囲の中ではそこまで考えなくても良いとなる訳です。

 しかし、それであれば4Cを使った価格競争的なことはするべきではなくむしろブランド色などの付加価値で販売を心がけることが市場に対する誠意と言えるのではないでしょうか。現代ではもちろんそのような販売方法をとっているところも多いだろうし、そういううところしか残ってはいないと思いますが、消費者も御徒町に行けば安く買えるとは思わない方が良いでしょう。やはりそれなりの価値にしかならないのではないでしょうか。

 特にブライダル等に関してはダイアモンドそのものより思い出なりその物語等を大事にした方が良いのではないでしょうか。

 いずれにしてもどの立場で物事をとらえるのかによりその裏表は変わるのだと思いますが、本来の正面から物事をとらえることが大事なのだとおもいます。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年11月20日火曜日

何処に本質があるか⁉

 移民法に近い入管難民法が取りざたされていますが、現状は受け入れる日本側からの問題が多く目につきますが、実際には移民なり、一時労働者として来日側の問題も考える必要があると思います。現在世界第4位の移民大国としては・・。

 つまり、どのスポーツでもルールやマナーというものがあります。プロ野球選手と言えどもソフトボールをやろうと思ったらそのルールとマナーの範囲で行う事が当然とも言えます。

 どんな経緯と言えども日本に来るのであれば日本の中のルールやマナーを守ってほしいのです。日本人の多くの人々がなぜに外国人を敬遠するのかと言えば、そのことが大きな要因でもあります。最近では中国からの移民や観光客も大きな問題です。

 日本側はあまりにも受け入れ態勢を無理に変えようとしている節がありますが、そのことも大事ですが来日する人々の心構えというか教育も必要なのだと思います。来日する以上は日本での習慣や周りとの融合をすることも大事であることも理解してほしいのです。日本人が海外へ行ったらそうするように・・。

 同じようなのかどうかわかりませんが、いま日本でダイアモンドを販売するにあたって色々な変化が出てきています。第一に販売員よりダイアモンドに関して詳しいお客様が多くなってきたことです。第二にはダイアモンドに対する価値観が依然と比べる事が出来ないくらいに変わってきたことです。第三に人造ダイアモンドの存在です。

 最近ではルーペを持参しているお客様も増え、先日も名古屋の百貨店さんの展示会においてもルーペを持参のうえダイアモンドに対する持論を切々と述べて言ったお客様がいらっしゃいました。

 また多くのそれらのお客様は基本的にダイアモンドがお好きという事で身に着けるでもなく資産として考えているわけでもなく、ただひたすら好きだからという方々でいらっしゃいます。勿論ブライダルから始まり、ダイアモンドに入門される方も多くいらっしゃいます。

 現在は多く人造ダイヤモンドも市場に出回るようになり、ジュエリーに関しては綺麗なダイアモンドであれば人造でもよいのではないかという意見も多くあります。現実に取り扱いを始めてところも多くあります。

 勿論現場に合わせた各論も大事な部分もありますが本質的なところでは宝石という本物のダイアモンドの存在があってのすべての理屈です。つまり総論として何があって各論としてそれが是か非かという事です。今までの日本の市場は大きな誤解の中でマーケットを築いてきました。

 前述に書いて部分もそうですが、目先を見てばかりでいると本質的な部分が失われていき結果全てが消滅するということが現代には多くあり過ぎます。

 本当に人出が必要なのかどうか?我々自体の生活体系を変えればそれ程の人出が必要なのかどうか?これらを見直すことの方がまずは大事ではないかと考えます。

本当に24時間のコンビニが必要なのか?
また24時間のファミレスが必要なかどうか?
他の国では殆ど見たことがない。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年11月8日木曜日

ダイアモンドの売れない理由⁉

 格差社会が叫ばれて久しいのですが、これがダイアモンドの売り上げに影響していることは感覚的にも理解できると思うのです。

 国は経済が順調であるとしています。更にはアベノミクスが成功をしているといっていますが、果たしてそうなのでしょうか?

 日経平均や雇用等の数字だけを見ればそのような結果になっています。しかし、多くの人の実感はそうではないと思います。それは国の発表ですから大枠間違いはないのでしょうが、それが景気が良いという理由になるのでしょうか・

 景気が良いというのは精神的には発揚感が有ったり、幸福感があるものだと思っていますが、一部の人を除いてはそのような感覚はないのではないでしょうか。

 たしかにGDP(国民総生産)は世界3位だし、輸出量も世界第4位の経済大国ですがどうも感覚は違うという方が多いと思います。それゆえに経済政策がうまくいっているようなことを政府は言いますが、いかんせん一般の庶民はそうは思っていません。それ故にダイアモンドどころではない訳です。

 一般庶民である国民一人当たりでGDPを見てみると実は世界25位であり、更に輸出に関しても世界45位になり決して皆が考えるようなレベルのものではありません。つまりこの数字も平均ですから景気の良い方も含めるて考えると半分以上の人がこれ以下、つまり先進国でもアジアやアフリカの発展途上国並みの経済水準という事になります。

 因みに2000年の日本の一人当たりのGDPは世界第2位でした。それを考えると安倍さんが政権に就くようになってからほとんど下降していることになります。それを経済政策の成功と言えるのでしょうか?

 つまり、多くの発展途上国でのダイアモンドの販売量を考えるとこの日本である一定の価格帯のダイアモンドの販売を行う事は相当に困難なこととなる訳です。

 勿論経済状況の問題だけではなく扱っている業界のレベルの低下もありますが、更にはこの数十年はそれらの贅沢品を使用する状況下にはなかったと言えるのです。しかも、過去の購入されたものは相当数ありましたのでその必要性もなくなったとも言えます。そして今ダイアモンドは贅沢品ではないのです。

 何時も書くことではありますが、ダイアモンドのビジネスは既に違う時代に入ったことが実感されます。
https://ameblo.jp/diamonrow
 

2018年11月6日火曜日

ダイアモンドはやはり大きさ⁉

 先日、名古屋の展示会へお邪魔した時にダイアモンドの説明をしてほしいとご依頼され、お客様に直接お話をする機会があり、最初にどんなダイアモンドに興味がおありになるか尋ねるとファンシーカラーダイアモンドだとのことでした。

 ファンシーカラーの説明をしていくうちにダイアモンドの基本的な事をお話しするために大きめのダイアモンドでご説明をしていたところお客様が
『ファンシダイアモンドも希少で価値があることはよくわかりました。でも、私はこちらの大きなダイアモンドでご説明を伺っているうちに私が本当に欲しいのはこちらのダイアモンドだという事に気が付きました。』
との事でした。

 私自身も外商の方からファンシーカラーのダイアモンドをお勧めしてほしいとされていましたので少々ためらいました。外商の方の予測するご予算より200万円ほどオーバーするとの事でしたがお客様のご意思も堅く、結局は大きいサイズのダイアモンドとなりました。しかし、私が当初このダイアモンドは私自身のお気に入りでもあり、それ程手放す気持ちはありませんとお話の中で述べておりましたので、お帰りの際に『まさか逆キャンセルなんて言うことはないでしょうね』と念を押されて事には外商さんも含めて苦笑の様相でした。

 その後、ピンクのダイアモンドをご希望のお客様が見えられ同じくご説明の依頼を受け、お話をしているうちに同伴されていた奥様が和装だという事もあり、大粒のマーキースの指輪を試しに着けていただくと、明らかに目が輝きお気に召した様子、それをご主人にお渡しするとご主人自身の眼の色が変わるのを感じました。

 『このダイアモンドは多少色はありますが、なんでこんなに輝くんですか?』
とご主人が私に問いかけられたので
 『ダイアモンドの価値を決めるものとして4Cだけではなく色々な要素があり、その中のライフという日本語のテリにあたる言葉があります。このダイアモンドはそれが強いんでしょうね。』
とご説明をするとお話をしていたピンクダイアモンドのことはそっちのけで見入っておりました。結果的にはお気に召していただいてお支払方法をという事でしたので私自身は席を立ちました。

 結論から言いますと、確かにファンシーカラーは美しく希少性もありますが、いかんせん価格の割には大きさがありません。勿論それはそれでそういうものですが、消費者はじっくりと大きなダイアモンドを見る機会があるとやはり大きさというものは大きな魅力であることは間違いがりません。

 そのなことを感じた一日でした。
https://ameblo.jp/diamonrow

2018年11月5日月曜日

『華氏119』⁉

 現在進行中の入管移民法改正案というのが来年4月から施行の為に今国会での成立を目指しているみたいですが、これは今連日話題になっているアメリカへの南米移民キャラバンの合法版を日本で行おうとしていることで、決して浅知恵で行えるものではないと思っています。

 あの移民大国のアメリカでさえ手に負えないようなことを長く島国思考で行ってきた日本の政治家が考えられることなのだろうかと思います。現実に認めてはいないとしても世界第4位の移民大国の日本です。正式に認められていない移民というか不法滞在者も含めこれだけの外国人が日本に滞在をしているわけです。

 これらの統計を含めてほとんど把握をできていない状況で単純に就業者不足というだけで本当にこんな法律を作ってよいのだろうか?

 今回は特に単純労働を前提に考えているようですがこれは単に最低賃金の更なる低下と非正規労働者の賃金や就業先をさらに減らすことになり、格差拡大を顕著化させるだけではないだろうかと考えるとそう簡単に法律に出来るものではありません。

 我々のビジネス上これらの社会を目の前で見える仕事をしていると本当にそのことを感じます。それは長い将来の日本を見たときに決して良い方策とは言えません。

 決して移民を排除したり反対をしているわけではありません。将来を日本を考えるとそのことも必要な事でしょう。しかし、現実には今でも合法的に日本にいる外国人の問題も解決をしていません。日本在住の外国人の健康保険の受益者が日本に住んだことも来たこともない人が単純に家族が日本に住んでいるだけで日本の健康保険の対象になり、その保険料を日本国民が負担をしています。以前そのことはタレントのローラの父親が母国で行った診療の還付を日本で受けていたという事で問題になったことがあります。このケースの場合は実際に診療儲けてはいなかったからさらに問題でした。

 日本では受け入れ側の体制ばかりがクローズアップされがちですが、実際には移民側の問題点を海外で克服するとが先でであることが非常に重要です。何故ならば日本と違い殆どの国は自分ファーストです。これは宗教も含めての事ですが、『郷に入らば郷に従え』という概念がありませんから必ず対立へと向かう事になります。
 
 そして、将来的に国内で移民と国民との間でのトラブルを引き起こし、さらなる格差と悪政治家の温床になるという未来も見えてくるのです。

 今回マイケル・ムーア監督の『華氏119』という映画を見て気づいたことですが実はこの映画は今のアメリカ現実を描いているようですが将来の日本そのものを描いているように見えるのです。

 ぜひこの映画は見てもらいたいものです。
https://ameblo.jp/diamonrow

 

徴用工問題⁉

 1965年、私が中学生だった頃に日本が韓国に大金を支払うというニュースが流れ、親にこの事を聞いたことがありました。当時はよく理解をしていなかったのですが、その後この金で韓国の『漢江の奇跡』と呼ばれる目覚ましい経済発展を遂げたという事です。

 この間の発展で韓国国民は多くの恩恵を受け、今では世界でも屈指の経済力を持つようになり、更にはK-popを始め、多くの産業が日本からの恩恵を受けたことを理解できるだけの知識を持っている事を韓国国民には願うしかありません。

 実際には1965年の戦後保証には日本からの意志で直接徴用工等の被害者に保証をするという意向を韓国政府には伝えたといわれていますが、韓国政府として報奨金の使い道を限定されたくはないという意向の元、韓国政府がそのことに対応をするという事になっていたという事です。

 しかし、現実には日本政府はその使い道の検証を行わずに来ました。結果的には今回の徴用工判決を迎える事となるのです。

 勿論、ボタンの掛け違いもありますが、今回の問題に関していえば韓国の国内問題です。日本であまり大騒ぎをすることは好ましくはないのですが、韓国政府は政権が変わるたびに国同士の約束を反故にしてきた国です。

 今回の件は解りやすく言えば交通切符を切られて罰金をその場で警察官に渡したらその警察官がそのお金を猫ババしてしまったようなものです。払った方からすれば違反を起こしたけれども一度払った罰金を再度払えと言われてもそれは『警察内部での処理する問題でしょ。』と言いたいところです。

 しかし、本当は韓国国民が自らの経済発展の恩恵を始め、お金に境目はないとはいえその時に徴用工への賠償分とされた資金を自らの政府に明らかにするように求めるべきです。さらにはその補償をするように求めるだけの教養を身に着けておくべき事でもあるわけです。

 日本側もがなり立てるだけではなくこの間の説明を丁寧にすべき問題ではないんかと考えます。
https://ameblo.jp/diamonrow