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2017年12月5日火曜日

大きなダイヤモンド⁉

 前回は品格という言葉にふれて横綱の品格という事にふれましたが、品格とはあくまでも『らしさ』という事にnあるのでしょう。勿論品格というものは何も横綱に限ってことではなく我々宝飾業にも言えるわけです。

 宝石商らしさというものが有るわけですが、例に挙げる恐縮ですが宝石商らしさとはどのような事であろうと考えると今の現状は大相撲ではないけれどあまりにもかけ離れていてやはり品格に掛けるといわれるのでしょう。

 品格とは何事にも当てはまることで宝石でいえばその品格とは何なんだろうと考えると、やはり大きさでしょう。勿論美しさが整っていることが前提ではありますが・・・。

 更には小手先を加えていないとかそれぞれの見方や価値観があるという事を取り除くとダイヤモンドというものがそこに見えてくるわけです。

 以前にも書きましたが日本人が良く口にする『小さくても良質な物』というフレーズがありますが、それはここの価値観の範囲でダイヤモンドはやはり価値を前提にして考えなければいけませんから、それはやはり大きさなわけです。

 大きさイコール希少性という事は理解をしてもらえると思いますが、それを前提に考えると理想的な形の原石(正八面体)になっているかどうか、更には無疵に近いかどうか(大きくなる過程での内包物のリスクを考える)そしてついでに色と考えてよいでしょう。

 つまり、ダイヤモンドの品格とは宝石らしさが如何にそろっているかという事ですが、ダイヤモンドであるという事ではなくいかにダイヤモンドと認識をされる大きさがあるかという事になる訳です。

 一定の大きさで市場でよく見るサイズは決してその条件にはまるわけではなく価値観の世界なわけで、ダイヤモンドは価値をともなうという品格があって宝石のダイヤモンドなわけです。

 つまり、あまり目にすることのないサイズはやはり価格が上昇をしますが、よく見るサイズは価値が無くはならないけれどやはり価値の上昇という意味では難しいものが有ります。

 大きさと諸条件は組み合わせではありますが、大きなダイヤモンドというものは宝石の品格の象徴のようなものであり、宝石はかくあるべきという典型的な物なのです。

 大きさの次に選ぶ条件はと聞かれると内包物の有り無しを上げますが、大きさというものはそれらの条件を選ぶ余地を与えてくれないほどの意味があるのです。
https://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp/

 

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