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2017年12月28日木曜日

ダイヤモンドとワイン⁉

 ワインエキスパートの資格を取得してからはワインの講師のとしての資格も取り、それなりの場所でワインとダイヤモンドを絡めたお話をさせていただくことが多いのですが一つ気になることがあります。

 ワインというものは手間暇の掛け具合にもよりますが、一番はそれぞれの年のブドウの出来具合やその生産地の土壌が大きく左右します。その上嗜好品であることには違いがないのです。

 それはワイナリーや過去の実績によって価格が決まるような部分もあり、必ずしもそれがそれぞれの嗜好性と一致する訳ではありません。

 私自身の提案としてワインに精通した消費者をはじめ一般の消費者、ワイナリー、輸入者、ワインの卸や、小売業者、ソムリエ等の不特定多数1000人ほどを選び試飲をしてもらい90%以上の人がおいしいと知ったものを最上級とし、80%以上の人がおいしいと知ったものを上級とし、70%以上の人がおいしいとしたものを良品とするなどのランキングがあってもよいのではないかと思っています。

 何故ならダイヤモンドのカットグレードであるファセットウエアはカットの基本としてある3400万件に及ぶモニタリングを行い、ダイヤモンドカッター、ディイラー、輸入業者、卸業者、小売店、消費者等の意見を総合し、数値化したものを基準にエクセレント、ヴェリーグッド、グッド・・・・等に分けられています。

 その割合は多分前述したようなパーセンテージにより分けられているのですが、その基準の数値はアンケートを行ったGIAの機密事項となっていますが、びっくりするのはフェアメイクにおいても25%前後の人々が『綺麗だ』としているところです。

 つまり、ダイヤモンドのカットの見え具合においてもそれぞれの嗜好性があるという事で、そのカットグレードにおいてはフェアであると考えるわけです。寸法が理想的だからと言って綺麗に見えるとは限りません。色付きのものや大きさによって綺麗に見えるそのカットの寸法は変わります。

 このようにワインにおいても先入観ではなくブラインド・テースティングを行いより多くの賛同者がいるものを美味しいとすることがベストでワイナリーの名前や金額で選ぶよりランキング式にしてその年の美味しいものを選ぶ方が良いのではと考えています。

 無論とてつもない量のワインの種類がありますからある程度は絞ってからでなければ難しとは思いますが・・・。

 ただ、必ずしもブランドワイナリーや金額がおいしさに比例をしているわけではないという事も知ってほしいのです。
http://diamond-exchange.jp/
https://madam-g.blogspot.jp/

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