新年早々取引所を訪れて驚きました。
以前であれば正月早々でもそれなりにバイヤーが来ていたものですが、ほとんどバイヤーの姿を見ることなく、私のまわりに来るブローカー以外は手持無沙汰そうにしていました。
一昨年より、ダイヤモンドの値上がりの話を繰り返してきましたが、ある程度特殊なダイヤモンドの物が中心でした。現在では1CT以下の物に関しても値上がり傾向が顕著に出て来ました。
正直なところ2013年に関しては2,3CTサイズに関しては横ばい、ポインター(1ct以下)に関しては値上がり傾向という感じでしたが、国内に関しては国内流通もまだ多くあるのと、主な市場であるブライダルマーケットが縮小に向かっている事もあり価格が抑えられていたという感じでした。
しかし年末にも書きましたがメレーの値上がりに始まり、ここ数か月間でポインターの値上がりが特に目立ち始め、原石の量も若干少なめという事もあり、多くのイスラエルのマニファチャアは頭を抱えておりました。
イスラエルにとっては最近のインドの躍進もあり、研磨市場の関しては何かと懸念する事が多いここ数年でしたが主力である事には変わりがない訳です。日本のマーケットの衰退や育ってきた中国市場の特殊性もあり、対処することだけでも四苦八苦していたようです。
勿論、ブローカーも日本向けが得意な者や、アメリカ向けが得意な者と其々が色分けされていましたからここ数年の変化は彼らにとっても色々対処しなければならない大きな試練だった訳です。
そんな中リサイクルされ始めたダイヤモンドが多く市場に流れ始めて来たり、原石の供給が少なくなったりという事はイスラエルにとっては大きな悩みという事になります。つまり関与できないレベルの事が多く出現してきた訳です。
ダイヤモンドビジネスそのものは新しい時代に入るでしょうけれどそれを先導していけるものが出現してこない以上は市場の原理に全てを委ねるしかありません。もう以前のようにシンジケートがトレンドの旗振りをしたり、大手の商社が広告を大きく載せて先導する事もないでしょう。
イスラエルの取扱いはいまだに一番ですが、多くのマニファクチャが頭を抱えている現実は変わりません。市場がどう変わっていくのかを見守るしかないのか、自らが旗振りになっていくのかは彼ら次第ですが日本との関わりがだんだん薄くなっていく事を感じ始めた今回のイスラエルでした。
勿論私はまだまだ続けていくつもりです。
以前であれば正月早々でもそれなりにバイヤーが来ていたものですが、ほとんどバイヤーの姿を見ることなく、私のまわりに来るブローカー以外は手持無沙汰そうにしていました。
一昨年より、ダイヤモンドの値上がりの話を繰り返してきましたが、ある程度特殊なダイヤモンドの物が中心でした。現在では1CT以下の物に関しても値上がり傾向が顕著に出て来ました。
正直なところ2013年に関しては2,3CTサイズに関しては横ばい、ポインター(1ct以下)に関しては値上がり傾向という感じでしたが、国内に関しては国内流通もまだ多くあるのと、主な市場であるブライダルマーケットが縮小に向かっている事もあり価格が抑えられていたという感じでした。
しかし年末にも書きましたがメレーの値上がりに始まり、ここ数か月間でポインターの値上がりが特に目立ち始め、原石の量も若干少なめという事もあり、多くのイスラエルのマニファチャアは頭を抱えておりました。
イスラエルにとっては最近のインドの躍進もあり、研磨市場の関しては何かと懸念する事が多いここ数年でしたが主力である事には変わりがない訳です。日本のマーケットの衰退や育ってきた中国市場の特殊性もあり、対処することだけでも四苦八苦していたようです。
勿論、ブローカーも日本向けが得意な者や、アメリカ向けが得意な者と其々が色分けされていましたからここ数年の変化は彼らにとっても色々対処しなければならない大きな試練だった訳です。
そんな中リサイクルされ始めたダイヤモンドが多く市場に流れ始めて来たり、原石の供給が少なくなったりという事はイスラエルにとっては大きな悩みという事になります。つまり関与できないレベルの事が多く出現してきた訳です。
ダイヤモンドビジネスそのものは新しい時代に入るでしょうけれどそれを先導していけるものが出現してこない以上は市場の原理に全てを委ねるしかありません。もう以前のようにシンジケートがトレンドの旗振りをしたり、大手の商社が広告を大きく載せて先導する事もないでしょう。
イスラエルの取扱いはいまだに一番ですが、多くのマニファクチャが頭を抱えている現実は変わりません。市場がどう変わっていくのかを見守るしかないのか、自らが旗振りになっていくのかは彼ら次第ですが日本との関わりがだんだん薄くなっていく事を感じ始めた今回のイスラエルでした。
勿論私はまだまだ続けていくつもりです。
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