今朝、よく立ち寄る駅の書店での出来事ですが二人の青年が何やら本棚を見ながら立ち話をしていました。私の目指す本も同じ棚にあったので何気に内容が聞こえて来ました。
『販売のプロとか、こうやれば売れるとか、こうして成功をしたとかの本ってここにも沢山あるけど本当なのかな?』と一人の青年がいうと
『結果論だと思うよ。だって本当に本のように出来たら皆が成功するじゃない。』
ともう一人の青年が答えておりました。
確かに多くの本に書かれている内容は当り前のことばかりだし、その通りにやって成功をする訳ではなくその確率が上がるというだけのことだと私も思うし、その状況や時代の背景もあるので結果論と言われればその通りなのかもしれないと思いつつ会話を聞いておりました。
日常品や一般的商品の内容で書かれている物が多いのが現実ですが、宝飾業界のような高額商品の販売術や販売例はほとんど書かれている事はないし、その体験もしている人は少ないでしょう。またそのような人はまずその類いの本は書かないでしょう。
よく『高額品はどの様にして販売しているんですか?』といった質問がありますが、私が心掛けている事は土台造りと確認です。
つまり、宝飾品のような特に高額帯の物に関して言えば多くの消費者は知識を多くは持っておりません。つまり、判断材料が乏しいという事になります。そこで多くの判断材料を示し、その上で結論を見出すという事になります。
購入できる経済力を持っているという事を前提にお話しをしますと、多くの消費者は判断する材料は販売側からしかもらう事は出来ません。つまり、販売側からの情報だけで判断をせざるを得ない訳です。
今まで接してきた多くお客様に伺うと『買う、買わないは払える、払えないで決めればよいけど、後で後悔しないかとか、買わなくても良いかなと思ったりすることが多い。』という意見をよく聞きます。
昨今のエビ偽装問題でもありましたが、出来るだけ多くの情報を公開して消費者に判断をしてもらう努力をする事が販売の確率をあげる唯一の方法だと私は思っています。つまり何かを対象にして安いとか高級だとかの判断をその物から目くらましをするような販売方法は結局消費者に背を向けられる事になるでしょう。
私が言う土台作りとは過去の情報、現在の状況、そして未来への展望を出来る限り解りやすく説明し、消費者が購入する為の土台を積み上げていき、ここから先は消費者自身が決める事が出来るというところまで判断材料を整えるという事です。人によっては60%材料を積上げれば決める方もいれば、80%積み上げても決める事の出来ない人もいるでしょう。
残りの%はお客さんの経験から埋めて結論を下すことであり、そこまで土台を積み上げる事が出来るかどうかがプロの真価だと思っています。
その後に必要な事が確認だと思います。多くの初級販売者にはお客様に結論を聞き出しにくく右往左往している事が多く見られます。しかし、自らの情報を出し切った際には勇気を持って一歩踏み出さなければなりません。
お客様も高額な買い物であればある程結論を出す為に背中を押される事を待っています。その事は販売側の役割なので、その事が出来ずに無用な時間を過ごしている販売者も良く見受けられます。(勿論、買う買わないは最終的に購入者の判断です)
販売も恋愛も人間関係も一緒だと思います。解り合うには土台作りと確認が必要なのです。
・・・・・・と信じています。
『販売のプロとか、こうやれば売れるとか、こうして成功をしたとかの本ってここにも沢山あるけど本当なのかな?』と一人の青年がいうと
『結果論だと思うよ。だって本当に本のように出来たら皆が成功するじゃない。』
ともう一人の青年が答えておりました。
確かに多くの本に書かれている内容は当り前のことばかりだし、その通りにやって成功をする訳ではなくその確率が上がるというだけのことだと私も思うし、その状況や時代の背景もあるので結果論と言われればその通りなのかもしれないと思いつつ会話を聞いておりました。
日常品や一般的商品の内容で書かれている物が多いのが現実ですが、宝飾業界のような高額商品の販売術や販売例はほとんど書かれている事はないし、その体験もしている人は少ないでしょう。またそのような人はまずその類いの本は書かないでしょう。
よく『高額品はどの様にして販売しているんですか?』といった質問がありますが、私が心掛けている事は土台造りと確認です。
つまり、宝飾品のような特に高額帯の物に関して言えば多くの消費者は知識を多くは持っておりません。つまり、判断材料が乏しいという事になります。そこで多くの判断材料を示し、その上で結論を見出すという事になります。
購入できる経済力を持っているという事を前提にお話しをしますと、多くの消費者は判断する材料は販売側からしかもらう事は出来ません。つまり、販売側からの情報だけで判断をせざるを得ない訳です。
今まで接してきた多くお客様に伺うと『買う、買わないは払える、払えないで決めればよいけど、後で後悔しないかとか、買わなくても良いかなと思ったりすることが多い。』という意見をよく聞きます。
昨今のエビ偽装問題でもありましたが、出来るだけ多くの情報を公開して消費者に判断をしてもらう努力をする事が販売の確率をあげる唯一の方法だと私は思っています。つまり何かを対象にして安いとか高級だとかの判断をその物から目くらましをするような販売方法は結局消費者に背を向けられる事になるでしょう。
私が言う土台作りとは過去の情報、現在の状況、そして未来への展望を出来る限り解りやすく説明し、消費者が購入する為の土台を積み上げていき、ここから先は消費者自身が決める事が出来るというところまで判断材料を整えるという事です。人によっては60%材料を積上げれば決める方もいれば、80%積み上げても決める事の出来ない人もいるでしょう。
残りの%はお客さんの経験から埋めて結論を下すことであり、そこまで土台を積み上げる事が出来るかどうかがプロの真価だと思っています。
その後に必要な事が確認だと思います。多くの初級販売者にはお客様に結論を聞き出しにくく右往左往している事が多く見られます。しかし、自らの情報を出し切った際には勇気を持って一歩踏み出さなければなりません。
お客様も高額な買い物であればある程結論を出す為に背中を押される事を待っています。その事は販売側の役割なので、その事が出来ずに無用な時間を過ごしている販売者も良く見受けられます。(勿論、買う買わないは最終的に購入者の判断です)
販売も恋愛も人間関係も一緒だと思います。解り合うには土台作りと確認が必要なのです。
・・・・・・と信じています。