前回の展示会で商談中に通りかかかった販売員の女性に関わるお話ですが・・・。
ある商談を横に座り、ベテランの販売員がクロージングにかかり、お客様に支払方法の御説明をしている時に通りかかった若い販売員がその様子をじっと見ておりました。
お客様が
『欲しいのは山々だけれど、やはり支払の事を考えると今回はパスをします。』
『そうですか。残念ですね本当にこのダイヤモンドは珍しく希少性が高いので是非お持ちになってほしかったですわ。』
とベテランの販売員・・
通り過ぎていたはずの若い販売員が
『あの~。そのダイヤモンド私が買っても良いですか?』
そ~と近づいて来て小さな声で囁くと
『さっきからそのダイヤモンドが気になっていたのです。実は朝からその石を見ていて、いいなあ~と
思っていたのですが、お客様がご覧になっていたので私には縁がないのかな・・と思っていましたの』
とニコッと笑顔、
商談を見ていて気になっていた彼女はその商談の中の話を聞いて(私にも買える)と思ったらしいのです。
そこでお客様が諦めて席を離れるのを見計らって私に話しかけてきたのです。
『ほぼ買いたいとお客様が仰っていたのであきらめかけていたんですよ。社長がよくダイヤモンドとの出会いは縁だよと仰っていたので先程までは私に縁がないと思っていたらいきなりお客様が諦められたので(アッ私のダイヤモンド)と思って決めました。』
若い販売員は喉のつかえが取れたようなすっきりとした笑顔でこちらに話しかけてきておりました。
そのダイヤモンドは1CTで薄いグリーンの照り(ライフ)の強いダイヤモンドでメイクも良く私自身も気にっていたダイヤモンドの一つでした。
そのダイヤモンドをシンプルなペンダントにして今回の展示会の折に納品したのですが、そのペンダントを見た瞬間の彼女は目をランランと輝かせて
『これ、私のものなんですね!!』
と早速首にかけており、最初は慣れないせいか首から胸にかけて鉄板でも入っているのかと思わんばかりに緊張をしておりました。気のせいか自信を持って何時もより商談に力が入っているようでした。
翌日、彼女に声をかけるとだいぶ慣れてきたようで昨日にも増してうれしそうにしており、
『社長、ありがとうございました。昨日は嬉しくてうれしくて一晩中興奮しておりました。』
『そうなんだ。そこまで喜ばれると私もうれしいよ。冥利に尽きるね。』
と私自身も喜んでおりましたところ彼女が
『社長が考えないような楽しみ方もあるんですよ』
『へえ~。どんな楽しみ方なの?』
彼女はしてやったりといった顔で
『実はこれを目の前に置いておくと何杯でもワインが飲めちゃうんですよ』
『エッツ、おつまみがわりなの』
『フフフフッツ!!』
と彼女は笑っており、よほどの縁がこのダイヤモンドと彼女の間にはあったんだなぁ~・・と小生
思わず
『おつまみかァ~』
と口から漏らしてしまいました。
新たな使い方だ・・・・・・・。
ある商談を横に座り、ベテランの販売員がクロージングにかかり、お客様に支払方法の御説明をしている時に通りかかった若い販売員がその様子をじっと見ておりました。
お客様が
『欲しいのは山々だけれど、やはり支払の事を考えると今回はパスをします。』
『そうですか。残念ですね本当にこのダイヤモンドは珍しく希少性が高いので是非お持ちになってほしかったですわ。』
とベテランの販売員・・
通り過ぎていたはずの若い販売員が
『あの~。そのダイヤモンド私が買っても良いですか?』
そ~と近づいて来て小さな声で囁くと
『さっきからそのダイヤモンドが気になっていたのです。実は朝からその石を見ていて、いいなあ~と
思っていたのですが、お客様がご覧になっていたので私には縁がないのかな・・と思っていましたの』
とニコッと笑顔、
商談を見ていて気になっていた彼女はその商談の中の話を聞いて(私にも買える)と思ったらしいのです。
そこでお客様が諦めて席を離れるのを見計らって私に話しかけてきたのです。
『ほぼ買いたいとお客様が仰っていたのであきらめかけていたんですよ。社長がよくダイヤモンドとの出会いは縁だよと仰っていたので先程までは私に縁がないと思っていたらいきなりお客様が諦められたので(アッ私のダイヤモンド)と思って決めました。』
若い販売員は喉のつかえが取れたようなすっきりとした笑顔でこちらに話しかけてきておりました。
そのダイヤモンドは1CTで薄いグリーンの照り(ライフ)の強いダイヤモンドでメイクも良く私自身も気にっていたダイヤモンドの一つでした。
そのダイヤモンドをシンプルなペンダントにして今回の展示会の折に納品したのですが、そのペンダントを見た瞬間の彼女は目をランランと輝かせて
『これ、私のものなんですね!!』
と早速首にかけており、最初は慣れないせいか首から胸にかけて鉄板でも入っているのかと思わんばかりに緊張をしておりました。気のせいか自信を持って何時もより商談に力が入っているようでした。
翌日、彼女に声をかけるとだいぶ慣れてきたようで昨日にも増してうれしそうにしており、
『社長、ありがとうございました。昨日は嬉しくてうれしくて一晩中興奮しておりました。』
『そうなんだ。そこまで喜ばれると私もうれしいよ。冥利に尽きるね。』
と私自身も喜んでおりましたところ彼女が
『社長が考えないような楽しみ方もあるんですよ』
『へえ~。どんな楽しみ方なの?』
彼女はしてやったりといった顔で
『実はこれを目の前に置いておくと何杯でもワインが飲めちゃうんですよ』
『エッツ、おつまみがわりなの』
『フフフフッツ!!』
と彼女は笑っており、よほどの縁がこのダイヤモンドと彼女の間にはあったんだなぁ~・・と小生
思わず
『おつまみかァ~』
と口から漏らしてしまいました。
新たな使い方だ・・・・・・・。
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