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2012年8月27日月曜日

ダイヤモンドはただの石!?

 ダイヤモンドは美しいし希少性もあり経済性もあります。しかし、よく考えてみるとただの石です。

ただの石が特別な価値を持つのには人々の思いや環境が必要です。ただの石がそれなりの意味を持つには条件も必要であるでしょう。

先日TVで檜の特集を行っていました。檜の特徴としては防虫殺虫効果や耐久性というものがあるという事ですが一番の特徴は加工されてから200年くらいをかけてより強靭なっていくというという事でそれから手入れにもよりますが千年単位での耐久性があるそうで、それゆえに太古の昔の建造物の技術や伝統が残せているという事です。

つまり、耐久性があるという事は歴史を後世に伝える上での材料になり、ただの耐久性があるだけの材料が人の思いをのせることにより伝統や文化が形作られていくことになります。

ダイヤモンド以外の石であっても価値を持ちうるかもしれない中で、ダイヤモンドのように美的にも希少的にも耐久的にも特徴を持つ石は経済的な価値を持つ事はそう難しくはありません。その上で思いをのせる事が出来ればただの石ではなくなる訳ですが、やはり順序としては思いがそこに有る事でダイヤモンドの存在意義があるという事になるのだと思います。

暑い夏、色々な経験が将来の記憶として判断基準として子供たちの心の中に刻み込まれているのだと思います。経験と記憶をより強くするにはそこに対象物があるという事です。日本の多くの古都に太古からの建造物があるという事で、皆は古代に夢を馳せたリ、伝統を感じたりするのだと思います。

ただの石、子供はダイヤモンドの原石です。子供がどう育つのかは一次的には親次第、二次的には社会のの文化度というところがあります。社会を形成している一人として責任も感じます。

ダイヤモンドはただの石ではない事を説いていく事も社会のお役に立つ一環かとも勘違いをしているこの夏です。



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