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2012年6月6日水曜日

ダイヤモンドの買い時

 最近、良く来られる紳士が
『株ですっかりお金をすってしまったよ』
と嘆いておられました。

 『株なんて信用できないと思っていても昔からの運用と扱ってる証券会社や銀行に勧められるとついついそうかなと思って信用していまうんだよね』
とため息交じりで・・。

 最近お客様からよく聞くフレーズだと思いながら聞いていますと
『それでさ、社長ダイヤモンドはどうなんだろうね?』

 『といいますと?』
と私が聞き返しますと

 『社長は何時もダイヤモンドもサイズとか希少性によっては財産保全の対象になるよといっているでしょう?』
と覗き込むように聞く紳士。
 『それにさ、紙くずになって何も残らないより、形になって残っていれば子供たちにも残せるでしょう?』
と立て続けに・

 『勿論、前提条件が整えばという事になりますけどね』
と小生、

 『とい言うと?』

『ダイヤモンドを買う条件とはジュエリーとか婚約指輪としてといった特定の場合でなければ、経済状況がよろしくない事とダイヤモンドを買い求める国の貨幣価値が高いという条件があります』

 『なるほど・・。』

 『今、世界の経済状況はよくない事はご存じ通りです。この条件下ではダイヤモンドの価格は上昇する事が指摘されています。1929年の世界恐慌の時は一時ダイヤモンドが売れなくなり価格が下がった事もありましたが、この時代はまだダイヤモンドの価値に関しては完成されてはいませんでしたが、その後オッペンハイマー引きいるアングロアメリカ社がシンジケートを引き継ぐ事により財産としての条件も完成されていき、その後現在にいてるまで経済状況が悪くなるとダイヤモンド価格が上昇するという現象を起こしています』

 『なるほど。でも価格コントロールが出来るところがなくなったらやはり落ちるんじゃあないの?』

 『現在は一つの組織がコントロールしている訳ではありません、ロシア等の国営企業や数カ国の半官半民、大手鉱山会社によって価格のバランスがとられており、今後数年で枯渇するのではとも言われ、個々の団体がコントロールする状況ではありません』

 『とう事は金やプラチナみたいに経済状況で上下するという事になるいんだね』

 『そうです。但し、大きく上下の要因は貨幣の価値を通したもので決してドルなどの主要通貨を前提とはしていません。』

 『どういう事?』

『つまり、先ほども言いましたが貨幣価値が高いと価格が下がると言いましたが、現在の日本では日本円が強く輸入したものは安くなります。その現象が大きな要因になっているという事です。1ドルが360円時代より今の方がダイヤモンドの値段は安いんですがダイヤモンドの値段が下がった訳ではなく円の価値が上がったんです。ダイヤモンド自体の価格はトータル的には上がっています。』

 『という事は、今の日本ではダイヤモンドが買い時という事なの?』

『真さにその通りです。但し、品質に関係なく1カラット~2カラットの上のサイズで綺麗なところという事になりますが、現状の日本では流通している在庫は少なく百貨店等でもものは集まりにくくなっています。』

 『それで私に2ctの物を勧めたんだね』

 『はい、うちの得意なところですから・・・。』

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