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2011年10月22日土曜日

帰国

昨日、2年に渡ってJICAの任務でザンビアに行っていた知人が訪ねてきました。

日本がアフリカの諸国に対して宝石という面からもほう助しているいことはあまり
知られていませんが、私の知人は宝石の専門家としてJICAから派遣され2年の
期間ザンビアで宝石の市場や知識を教授し、応援する為に赴任しておりました。

先月帰国をし、健康診断や報告書をまとめる作業をしてやっと無罪放免となった
ようです。帰国2,3ヵ月前はストレスもあり体重も減ったという事ですが、現在は
その体重も戻りつつ、日本の味や環境を堪能しているようでした。

私自身の30数年前に2年間ほどアメリカで暮らし、戻って来た時の事を思い出し
ながら知人の話を聞いておりましたので、何か自分の事のように帰国したての頃
の事を思いだしておりました。

今回は途中で震災もあり正確な情報もなかなか手に入らず心配もしていたよう
です。私も在米中に成田闘争があり、友人たちから『日本でクーデターが起きた』
と聞かされビックリしたのを覚えております。

TVで見た画面は確かに暴徒達が警官に向かって火炎瓶や投石を繰り広げている
様に見えました。勿論、日本の事情を知っている私にはそれがどのレベルなのか
想像はつきましたので慌てることはありませんでしたし、友人にも説明をしました。


確かに今回の報道は政府発表に準じていたので日本の報道は最初、原発の件も
あまり大げさではないような内容でしたがBBCなど海外メディアは大きく危険性を
取り上げておりましたので、海外で報道を見ていた形は気が気ではなかったのかと
思います。

そんな心配をしながらの赴任だったので、さぞやストレスが溜まったのではと想像
します。

彼が開口一番口にしたのは『日本に対しての再認識ですね』といった海外から帰国
をした人が良く口にする一言でした。

日本に対しての再認識とは多くの人は日本の素晴らしさを表現するときに使います
がその素晴らしさとは何なのかと考える事が良くあります。それは『無駄に見える事』
なのではないかと思います。

長くなるのでこの続きは次回・・・。

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