長い海外経験から日本と海外の習慣からくる判断や結果の違いを見てきましたが、グローバル化というものを考えたときに 世界が必ずしも統一基準で考えることではなく違った習慣、環境をお互いが理解をし、尊重をすることだと考えています。
いつもはダイアモンドを通して世界の考え方を書き記すことが多いのですが、今回は新型コロナ化という事もあり、それぞれの感染予防対処の違いというものはかなり違うものだと考えています。
それが前述した習慣、環境の違いという事ですが、『ロック・ダウン』の提唱に対して他国でやったが効果はなかったじゃないかという反対意見も多く聞かれますが、これは少し違うのかなと考えています。
それは海外の多くは土足文化であり、日本とは基本的に入浴習慣も違うという事です。つまり、コロナ菌は路上にも沢山存在をしているという事です。室内に持ち帰り家の中で床にばらまき更にはそのままソファーに座ったり、足をベットの上に投げ出したりしているわけで、更には日本人ほどの入浴習慣がないのそれがどこまでも感染拡大につながるという事が考えられるわけです。
日本においても若者が路上で飲食をしたり、コンビニの店頭でベタ座りをしたり腰かけていいるのを多く目にします。彼らは同じように家でもそのままソファーや床に座ったりするわけです。余りメディアでも注目をしておりませんが、海外の海外政策がイコール日本がそれを真似る必要はないと思っています。
日本の感染数が現状で収まっているのはその辺の日本の習慣からくるものだと思っています。感染対策の不備は世界基準でいえば第49位という事ですが私自身は『ロック・ダウン』を2週間行えば相当数の感染者を減らす事が出来ると持っています。
今のままでいったら日本からの渡航がどこの国からも認められず経済がますます弱体化をするでしょう。政府が経済も回すと言っていますが、経済の一番のブレーキは政府の政策であることを早く気付くべきでしょう。
以前から言っていますがウイルスとの共生なんてあり得ないのです。一定数の感染者数へ減らすことが唯一の経済対策であり、ウイルスとの戦いの唯一の勝利は動かない事と閉籠ることなのです。