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2020年4月11日土曜日

今後の第六感⁉

 未曽有の状況が続いていますが国の政策を信じている人はどれくらいいるのだろうかと疑問も感じる今日この頃です。

 全てにおいて後手後手の安倍政権ですが『アベノミクス』、『アベノマスク』、そして次は『アベノリスク』と言われるほどに安倍首相の発信は多くの人が首を傾げているようです。

 大げさなことを口にしてはいますが実際に打つ手は生ぬるく、多くの人がイライラを隠せずにいます。自粛要請にしてもナイトクラブがだめで居酒屋が良いという発想は何処からくるのだろうか?

 とにかく政府の危機感の無さには呆れて口が締まりません。

 世間のことはどうしようもないとしてビジネスを続けていくにもあまりにも状況が悪すぎます。業界で4十余年ダイアモンドの仕事をしていますが、バブル崩壊、リーマンショックを始め、色々な逆境がありましたがこれほどの状況はなかったような気がします。

 金の取引所においても金の取引を一時停止するような状況です。本来であったら有事の換金性の為の金ですからそんなことが有ってはいけないのですが、ウイルスによる行動自粛による物であり、戦争や災害といったものとは違うという事でそれはやむを得ないのかなとも思います。

 普段、有事に強い大粒ダイアモンドの事を書いていますが、さすがに外出が出来ないという事になると現物である以上動かすことは出来ないという事になります。逆に現物ではないバーチャル経済においては自宅において金銭の移動が可能ですから便利だという事も言えますが、お金が有っても物が買えないイコールお金の意味がないという事にもなりますのでどちらとも言えません。

 今後のダイアモンド市場ですがいつも書いているように過去の歴史を見ると災害や有事の後、もしくは中東の春の様な政権交代や運動が活発になり経済が停滞した数か月後には大粒ダイアモンドの価格は上昇に転じます。しかし、今回に関しては有事や災害、不況といった内容とは事が違いますのでどうなるのかは私自身も分かりかねます。

 過去のこの様な感染症はスペイン風邪の100年ほど前の例になりますが、その折にも多くの富豪たちがダイアモンドをもって避難地に赴いたという事があり、その後数年後には大恐慌があったにも関わらず大粒ダイアモンドの価格が上昇をしたという例があります。ただその頃は今ほど普及もしておらず、更に言えば経済的影響もそれほどはありませんでしたので、このことに関しては今後のビジネスに関しての感としか言いようがないでしょう。

 それほど今回の状況はダイアモンドビジネスにおいても例のない事なのです。
https://ameblo.jp/diamonrow

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