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2019年10月15日火曜日

自分ファーストの驕り⁉

  トランプと習近平どちらも自分ファーストの典型的人物が現在の大国のリーダーを務めていますがここで何が起きるのかを考えると、現代社会において自分ファーストは決して自らの為にはならないという事を理解する事が出来るでしょう。。

 トランプが中国への貿易戦争を仕掛けてからは混乱は起きても彼の望む対中赤字はほとんど変化はないばかりか中国を頑なにさせているだけです。一方で習近平も弱い姿勢を国内的にも見せたくないと思いだけで対応をしているような気がします。

 彼らの性格からして国という単位よりも自分という事が最優先をする性格ですから、今後もさらにこの展開を続けるでしょう。今現在ダウなども高値で推移をしていますが、このまま続くと2~3年後には株価の大暴落という羽目に合うような気がします。

 過去にも自分ファースト的な考えが歴史上何度も見られました。しかし、結果は経済だけではなく国すら滅ぼした例はいくつもあります。今世界で起きている紛争の殆どが一部のリーダーたちの自分ファーストが要因です。更に言えばナチスのヒットラーを始め、古くはシーザーの時代と日本を含めても良いのですが、大なり小なり要因は自分ファーストです。

 冒頭の二人に限らず、現代社会においてファンドを含めて自分さえ良ければという考え方が蔓延をし、経済にとっては最も怖い前夜のような状況にあります。

 一番身近な例を挙げるとアベノミクスです。一見うまくいっているような数字が上がり、安倍政権も自慢げにお得意のシャンペンタワー理論展開しておりましたが、実際には見た目とは違い経済の状況が極めて不味い状況になっているのです。これはさすがに景気の落ち込みは政府も認めています

 現代のシャンペンタワーの一番上のグラスは大きすぎて下のグラスにこぼれていくことはないのです。それは安倍政権が如何に現代の文明、文化を理解をしていないかという事です。経済の理屈というものは社会の仕組みのというよりも文化、文明で動きます。つまり、仕組みを作っているつもりの政治や行政では後れを取るという言ことです。

 本来であればラグビーのノーサイド精神のようなものが理想ではありますが、人間には欲望と感情というものが有ります。ただし、その典型のような人間がトップに立つと社会が崩れ始めるのです。

 今後2~3年後には未曽有の経済状況、つまり、多くの投資家は財産を失い、経済から遠く離れて生活をしていた人以外は経験をした事の無い状況になるような気がします。これは著名な投資家ジム・ロジャーズ氏も指摘をしています。

 人間の創りだした金融はそれだけ危ういものなのです。自然が創りだしたものへの投資を怠ると今回のような大災害を引き起こしたり、将来を危うくする要因でもあるのです。

 氾濫をする川の濁流が何故に泥まみれなのか?それは山林を始め一次産業の衰退によるものです。AI化が叫ばれている現代ですが、驕りは必ず達成する前に崩壊をするのです。
https://ameblo.jp/diamonrow

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