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2019年10月14日月曜日

資産価値の変化⁉

 今回の台風によって改めて感じたのですが、日本の治水行政の課題でもありますが、実は意図的に氾濫や水害が起きるところを想定しているという事です。下流の大都会に被害が及ばないように上流にダムを建築しているという事は知られていますが一部に川幅の狭い部分を残し、あえて氾濫を起こさせ下流の被害を最低限に抑えるという方策をとっているという事です。

 勿論ハザードマップではその部分は示されているのですが、土地の購入時の不確認や田んぼ等の仕事に従事をしているとそのリスクは避けられません。それは何も川の上流だけの話ではありません。

 今回多摩川下流の今話題で人気のある武蔵小杉のタワーマンションで水が出て慌てている場面がTVで流されていましたが、ここもやはりハザードマップ上では水害の可能性を示しています。しかし、購入時はタワーマンションという事もあり、水害を前提には考えないのはやむを得ません。
更には水際は地震に対して脆弱であることは東日本大地震の時に証明されています。

 都心のタワーマンションに比べ水際のマンションは価格的にも安く、タワーマンションという事もあり、人気があります。多分デベロッパーは土地の安いところを開発し、それなりの価格で販売を出来る物として考えているのでしょう。勿論オーシャンフロントも含めてです。

 昨今では外国人の投資もあり、人気があるのですがそれらの外国人が積立金を払わないという事もあり、問題も定義されています。

 ましてや今回のような災害が起き、水でも出ようならば一挙に資産価値としても問題があります。更には、実際には人気の割には割り当て分の資産価値はそれほどないという事は認識をしておくべきなのでしょう。

 日本では土地というものは以前から戦争で国境の変わる外国に比べ神話的に信望をされてきました。しかし、温暖化も手伝い、災害も大型化してきた現在では日本の地政学的にも土地に対するやみくもな信用は終わりを告げ始めているような気もします。

 過去には動線や土地付けが変わって土地の価格が下がった例はいくつでもあります。更に現代では災害だけではなく、過疎化や社会の変化により土地の価格の下落はそこいらじゅうに起きています。東京に関してもここ十数年後の変化を指摘されています。

 貨幣の電子化やマイナンバー等のプライバシーの流出危機といった以前では考えられなかったことが起きています。資産という意味を本格的に考える時期が来ているのではないでしょうか?

その最右翼がダイアモンドだと思っています。
https://ameblo.jp/diamonrow 

 

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