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2011年11月3日木曜日

宝飾品とアクセサリー。

 よくジュエリーとアクセサリーの違いを尋ねられる事がありますが直訳で考えると
簡単ですが、例えばジュエリーは宝飾品を指し、アクセサリーは付属品を指します。

日本ではアクセサリーがジュエリーに近い感覚で使われる事が多く、その為の
誤解を生じる事が多い様に思います。

つまり、アクセサリーが副次的なものですが、ジュエリーは実用的なものから発展
をしてきた主体的なものです。

ネックレスにしてもリングにしてもブローチにしても、元々其々の役割がある実用
的なものでした。

階級社会が出来てくるとともにその実用品の材料として高価の物や希少なものを
権力の象徴として使用するようになったのです。

それに加えて、耐久性があり上層階級の権力や富の象徴として後世に存在を示せ
るような物、つまり貴金属や宝石をあしらったものが用いられるようになったのです。

アクセサリーには耐久性とか価値は要求されません。その代わり安価で買い替え
がきく物が多くその都度の流行を追うもので十分な訳です。

近来、そのアクセサリーがブランド力をつけてきたせいで消費者も誤解を招くように
なってきたのでしょう。

正式な場所やフォーマルな場所にアクセサリーやイミテーションをまとう事は必ず
しも感心できる事ではありません。本物かどうかは見慣れている方達にはすぐ解る
事ですから主催者に失礼にならないようにジュエリーを身に着ける事を心がけた方が
よいかもしれません。

基本的に宝飾品とアクセサリーでは輝きも重みも違います。似たように見えても
一目瞭然で解りますので一点でも二点でも礼服や晴れ着のようにお手元に置く事が
望ましく、それを代々引き継いでいく事が新たにその家族の歴史をつくっていく事に
もなります。

専門店に相談し見極めてこれぞという逸品をブランドに関係なくお選びになる事を
お勧めします。ブランド品を否定するつもりはありませんが、やはり特別なものでは
ない限り量産品ですから、ご自分の一品をお選びになる事をお勧めします。

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