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2023年10月19日木曜日

イスラエルについて⁉

  長年、イスラエルという国に接して感じることは多人種の合衆国という側面があることです。

 今回のハマスによる攻撃から開始となった抗争も、昨日今日始まったことではないことは皆さんも理解をしていると思います。但し、圧倒的な力をもってイスラエルという国がガザという地域を抱えてきたことも事実です。

 さかのぼるときりがない論争ですが、一つ言えることはイスラエルの国民皆が戦争を望んでいるわけではないという事です。それはパレスチナ人たちにも言えます。

 以前はパレスチナ人もテルアヴィブなどで仕事をしていましたし、私自身の感じるところではうまくもやっていたという事です。

 ただし、イスラエルにも過激な人種がいることも事実だし、パレスチナにも過激な人種がいます。それはイスラエル、パレスチナの括りではなく一部の横暴な力を持った立場の人間たちの問題です。決して宗教や歴史を持ち出す話ではないと感じています。

 現にハマスの首謀者たちは安全なところから贅沢をしながら、一般の洗脳された兵士たちを鼓舞しています。彼らがどんなに危険であっても首謀者たちが盾になり彼らを守ることはありません。

 一方のイスラエルにしても敬虔という名のもとのユダヤ教徒指導者たちにも同じことが言えます。私自身の知人の息子も召集され戦地に赴いています。しかし、彼も平和主義者で決して戦う事を望んではいません。

 ただし、私自身がここに見てきたことでいえばハマスを始めイスラム原理主義者たちの残酷さです。何時だって弱者を盾に戦います。PLOのアラファトしかり、多くのイスラム首謀者たちは子供を始め女性なども盾に使って自らは私腹を肥やし、陰でがなり立てているだけでした。

 どちらが良いとか悪いとかいうつもりはありませんが、大衆の犠牲はあり得ません。戦いたい者同士が前に出て好きなだけ戦うとよいのです。プーチンも同じです。

2023年10月14日土曜日

イスラエル、パレスチナ抗争⁉

  この数カ月、イスラエルの出張を始め、忙しく過ごしてきました。この三カ月で3回のイスラエルへの出張があり、今回のハマスによるテロ行為に関してはいささか驚いています。

 この件に関しては長らく私も触れないできました。何故なら、本当のイスラエルを皆に知ってもらいたいと思っていたからです。

 勿論、過去からの問題もあり、どちらが正しいとは言えない状況であることは確かです。しかし、過去へのこだわりは何も生まれないことは歴史が証明しています。それはわが国にもある問題でもありました。

 過去の経緯は経緯として、現代に生まれ未来へ生きる世代を考えた時に現状からのポジティブ思考が必要です。

 現在イスラエルには国会議員でも25%、住民も30%からのイスラム教徒が過ごしています。そして、多くのアラブ人たちは免税処置をイスラエル政府より受けており、更には貧民層は生活保護さえ受けています。

 つまり、テロでは何も解決をしないわけで、それはハマスの幹部たちも理解をしているはずです。それであれば条件闘争に持ち込むべきで、テロを行うべきではなかったのです。

 今回の件は後ろ盾の国なのかハマスの幹部なのか、何らかの利害の匂いがするわけです。ハマスの幹部の多くは海外にいます。彼らには何らかの被害はないのです。

 今回の件に関しては決してイスラエルの肩を持つわけではありませんが、明らかにハマスに非があります。何故なら最初から一般民衆を標的にしていたからです。

 一般的にイスラエル軍は一般民衆を標的とはしません。結果的に民衆が巻き込まれるという悲劇にはあっています。また、それが想定出来ることも事実です。

 しかし、今回は最初から音楽イベントと民家です。つまり、軍備も装備も持たない戦う意思のない民衆です。これに関しては言い訳は彼らの神』をもってしても許しがたい事です。

 今回の件を歴史から、過去からの経緯で説明をしようとする人々もいます。過去はどこの国にもあります。我が日本は決して過去を掘り起こしアメリカにテロを仕掛けてはいません。

 勿論、現状の状況を改善しなければならないのは事実です。しかし、それはテロではなく話合いです。少なくともヨルダン西岸地区は問題が内包しているとはいえ、改善されてきています。今回はパレスチナではなくハマスというテロ組織が問題を起こしたのだと解釈ができます。